『音動楽人(みゅーたんと)』狸穴ジャーナル別冊

最新録音?盤対決《 G・マーラー 交響曲全集 Navi》第3章

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今回はディジタル録音の開祖・老舗DENONレーベルとハイファイ録音の老舗DECCAから発売されている最新版について取り上げてみました。

前書き DENON vs DECCA

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老舗DECCAが21世紀に期待をかけている!マエストロ"R・シャイー"とデジタル録音の開祖!DENON がヨーロッパ迄遠征して収録したE・インバル盤を取り上げてみました。

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《 G・マーラー 交響曲全集 Navi》の総合目次

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前章 レーベル対決

小生に限らず日本には多くのマーラーファンがいて全てのファンが「一過言」を持った立派な音楽評論家!ですが...

第1章 レーベル対決

小生に限らず日本には多くのマーラーファンがいて全てのファンが「一過言」を持った立派な音楽評論家!ですが...

第2章 作曲もする3人の指揮者の残した全集

作曲家兼業組?の指揮者の振るマーラーは少し毛色が異なっている...

第4章 レニーの残した2つの全集

レニーは第2回で案内したCBSに残した全集とDG移籍後にライブ公演に基ずいたあらたな全集の2つのマーラー交響曲全集を残していますが...

第1節 エリアフ・インバル

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エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団  2010年発売

        • 1985年録音 交響曲第1番ニ長調「巨人」フランクフルト放送交響楽団
        • 1985年3月28-29日録音 交響曲第2番ハ短調「復活」 フランクフルト放送交響楽団 ヘレン・ドナート(ソプラノ),ドリス・ゾッフェル(アルト)
        • 1985年4月18-19日録音 交響曲第3番ニ短調 フランクフルト放送交響楽団 リンブルク大聖堂少年合唱 フランクフルト聖歌隊女声合唱団 ドリス・ゾッフェル(アルト)
        • 1985年録音 交響曲第4番ト長調 フランクフルト放送交響楽団  ヘレン・ドナート 、 ディーゴ・パギン
        • 1986年 交響曲第5番嬰ハ短調 フランクフルト放送交響楽団
        • 1986年4月24-26日録音 交響曲第6番イ短調「悲劇的」フランクフルト放送交響楽団
        • 1986年5月14~17日 録音 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」フランクフルト放送交響楽団
        • 1986年録音 交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」フランクフルト放送交響楽団

          バイエルン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団、シュトゥットガルト・ズュートフンク合唱団、
          西ドイツ放送合唱団、RIAS室内合唱団、リンブルク大聖堂児童聖歌隊、ヘッセン放送児童合唱団、
          フェイ・ロビンソン(ソプラノ)、テレサ・ケイヒル(ソプラノ)、ヒルデガルト・ハイヒェレ(ソプラノ)、
          リヴィア・ブダイ(アルト)、ジェーン・ヘンシェル(アルト)、ケネス・リージェル(テノール)、
          ヘルマン・プライ(バリトン)、ハラルト・シュタム(バス)、
          フリッツ=ヴァルター・リントクヴィスト(オルガン)

        • 1988年3月24-25日 録音 交響曲大地の歌 フランクフルト放送交響楽団 ヤルド・ファン・ネス(マゾ・ソプラノ),ペーター・シュライアー(テノール)
        • 1986年9月24-27日録音 交響曲第9番ニ長調 フランクフルト放送交響楽団
        • 1992年1月15-17日録音 交響曲第10番嬰ヘ長調 (クック版) フランクフルト放送交響楽団 

1936年2月16日 イスラエル生まれの長老で、マーラーのスペシャリストとして定評がある。

こちらは、Denonレーベル の国内製作版!日本コロンビアのレコーディングスタッフが「元祖ディジタル録音機材」を「空輸して製作したもの」。

「元祖ディジタル録音」の老舗の誇りにかけてディジタル録音を知り抜いた?「日本コロンビア」の録音スタッフが当時最新の「Denonオリジナル機材」を使用して収録したCDです!

こちらの特典は交響曲全集から外されることの多い「大地の歌」と未完の「交響曲10番」が含まれていること。

全てのTop ホルンと5番のオブリガートホルン(ホルンソロ)は(1981年から1989年)当時在籍していたマリー=ルイーズ・ノイネッカーの演奏でさすがに素晴らしい!

名を当時来日した時のソロもノイネッカー女子でした。

さすが、ディジタルレコーディング開祖(※1)の録音!

特に人為的な不自然さがなくそれでいて、各パート(楽器)は、「自然な音像」でスコアを眺めているように明瞭に分離、特にすごいのは「第8交響曲」第2部最後の部分のオルガンのペダル音の絶妙なバランス、この曲のベスト盤として有名な「ショルティー」のDeca盤も素晴らしいが、さすがに「最後の部分は」多少サチュレーション気味で「各楽器」が明瞭に...とはいいがたいが、インバル盤は、パイプオルガンの「重低音」がかなりのレベルで入りながら、さらにバスドラム、銅鑼(どら)の衝撃音もつぶれず(飽和しないで)拾い、「全てのパート」が明瞭に分離して聞き取れる!

もちろん完全モニタリングするにはそれなりの仕掛け(機材)(※1)は必要!

1971年8月30日から9月2日にかけてウィーンのゾフィエンザールで録音された有名なショルティ盤では、ドルビーNRを使用してS/Nは取れていますが(※3)...さすがにチュッティーでは「バイオリンパート」など多くのパートがサチって(飽和して)"つぶれて"しまっています。

この全集以外にも、1979年に日本フィルハーモニーとのライブ録音や21世紀になってからはチェコフィルや東京都交響楽団、との音源などがCD化されていますが...。

参※1)当サイト関連記事 参、ハイファイ録音小史 はこちら。

※参1)当サイト関連記事YAMAHA サブウーファー NS-SW500 購入・長期使用レポート はこちら。

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第2節 リッカルドシャイー

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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団, ベルリン放送交響楽団 2005年6月新譜DECCA盤 12枚組

1953年2月20日ミラノに 生まれたのイタリア人指揮者。

ショルティ亡き後のDECCAを背負っている看板指揮者?

1972年から2年間、クラウディオ・アバドの元でミラノ・スカラ座管弦楽団の副指揮者を務めていたこともある。

        • 1995年録音 交響曲第1番ニ長調「巨人」ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
        • 2001年録音 交響曲第2番ハ短調「復活」ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、メラニン・ディエナー(S)、ペトラ・ラング(Ms)
        • 2003年録音 交響曲第3番ニ短調 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ペトラ・ラング(Ms)
        • 1999年録音 交響曲第4番ト長調 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バーバラ・ボニー(S)
        • 1997年 交響曲第5番嬰ハ短調 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
        • 1989年録音 交響曲第6番イ短調「悲劇的」ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、 
        • 1994年録音 交響曲第7番ホ短調「夜の歌」ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
        • 2000年録音 交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、 イーグレン(ジェーン) (アーティスト), シュワネウィルムス(アン) (アーティスト), ジーザク(ルース) (アーティスト), フルゴーニ(サラ) (アーティスト), ラーソン(アンナ) (アーティスト), ヘップナー(ベン) (アーティスト), (演奏), エシュケナージ(ヴェスコ)
        • 2004年録音 交響曲第9番ニ長調 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
        • 1986年録音 交響曲第10番嬰ヘ長調(クック版) ベルリン放送交響楽団

特に2000年に録音された8番はDECCAとしても久々の録音であり、力の入った「録音」?となっている。

もちろん54dBのダイナミックレンジ(※3)を使い切った録音で、全般的にオフマイク設定でゾフィエンザール同様に響きで定評のあるコンセルトヘボウの音響を巧みに利用した名録音となっている。

1971年8月アナログ録音のショルティ盤から30年近くたちその間の機材の進歩が感じられる名録音で2000年当時の最新鋭機材を使用したいわば極限の録音になっている。DENONとは違いたっぷりとした重低音で迫力満点!

もちろん、名手ぞろいのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の金管セクションもシカゴ響に負けず劣らず立派。

2007年録音のブーレーズ盤がでるまでは、おそらくbest 1の録音であったと思われる録音。

※参3)当サイト関連記事 量子化bit数と総合S/N比、ダイナミックレンジの関係はこちら。

小生の大好きな3番は

さすがに2003年のDECCA録音だけあり、2001年録音のブーレーズ盤や 2002年録音のアバド盤などよりウルトラハイファイ!

義兄弟のDeutsche Grammophonグループに「ハイファイとはこうだ!」と教示しているようなレコーディング!

一楽章冒頭から、バスドラムの重低音がゾクゾクさせる。

この重低音をスピーカーで聞くには、最低でも"サブウーファー"の助けが必須!

CDの有効ダイナミックレンジ54dBを使い切るDECCA流の録音(※2)

第3楽章は

出だしがpeakー40dB程度でポストホルンのソロがー45~30dB程度ー35dB前後バックの高弦がー50dB程度で、バーンスタインのライブ盤とっ同程度。

1982年のショルティ/シカゴ響のディジタル録音の当時から比べれば、かなり小さなレベルで当世風(Deutsche Grammopho風?)。

ロイヤル・コンセルトヘボウ金管アンサンブルのメンバーとして日本にも何度も訪日している、王立音楽院の教授でもあるフィリッツ・ダムロウ教授のポストホルンソロは絶品!

※参2)当サイト関連記事G・マーラー交響曲全集 その3 レーベル対決はこちら。

お聴きより?情報2020

Riccardo Chailly The Symphony Edition インポート(2019/1/11新譜) 55枚組 ¥14,980-!!

超お得な、シャーイーの交響曲アルバム、最新のマーラーの録音はもとより、彼のこれまでの「交響曲録音」の足跡を一挙にセット販売!

この値段なら、クラシック入門(教養講座)教材?としても最適。

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公開:2020年2月14日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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