旅するタヌキ

江戸川区総合文化センター 《 ホール 音響 ナビ 》

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江戸川区総合文化センター

Official Website http://edogawa-bunkacenter.jp/

江戸川区総合文化センターのあらまし

新東京百景に選ばれた小松川境川親水公園の「水の庭園ゾーン」に隣接した、水と緑に囲まれた自然豊かな施設です。

大・小ホールは音楽、演劇、舞踊、コンクール、講演会等にご利用いただくことができ...、落ち着いた環境のもと、文化を育む場として活用できます。

...開館以来、区内外の多くのみなさまに親しまれています。<公式サイトより引用> 

約1500席の上質な「音響重視型」多目的ホール、とその他の施設をもつ江戸川の誇る、水辺の総合文化施設。

江戸川区総合文化センターのロケーション

  • 所在地  東京都江戸川区中央4-14-1

お隣葛飾区に接する小松川境川親水公園「水の庭園ゾーン」の辺(ほとり)というホールに取っては好立地であるが、、江戸川区の玄関口「船堀駅」からは遠く、最寄り駅はお隣葛飾区の「新小岩駅」と言う事になり両駅から「バス利用」の上で更に3分程度歩くことになる。

すぐ南隣りが小学校、少し離れて都立江戸川高校、葛飾中学校、松江第3中学校、江戸川保健所、江戸川区立中央図書館、香取神社などがあり文教地区である、と同時に近くの千葉街道沿いにはコジマ、SEIYU、コーナン、東京スバル、スズキ自販東京、等が軒を連ねる商工地帯でもある。

江戸川区と周辺にある観光スポットのトリップアドバイザー くちこみ情報 はこちら。

江戸川区総合文化センターへのアクセス

JR東日本総武本線(総武快速線、中央・総武緩行線)新小岩駅より都営バスにて「江戸川高校前」バス停下車徒歩3分

江戸川区総合文化センターがお得意のジャンル

大ホール

伝統芸能・演芸、歌謡ショーなど、ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

プロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

小ホール

演芸会など、地域の人たちに身近な演目で親しまれている。

江戸川区総合文化センターの公演チケット情報

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

小ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドこちら)

回りを、小松川境川親水公園、区立第3松江小学校、公園、住宅展示場に囲まれた好立地で、平和橋通り、千葉街道からは遮蔽され、騒音・振動に無縁な静かな環境の中にある。

大・小ホール、リハーサル室・研修室・会議室・和室・展示室・展示ギャラリーなどを備えた総合施設。

大ホール

(公式施設ガイドはこちら

全壁面「木材」で表装されている。

ホール1階フロアーの壁面は屏風状に折れ曲がっている。

1階フロアー後半上層部は、一部内傾させてある。

可動プロセニアムでは無いが、プロセニアム上縁は大きくホール内部・平土間上部に折れ曲がりながら覆い被さり、天井へと繋がるデザインで反響板とホールが連続するようにデザインされている。

また天井部分も大型フードで囲まれた照明ボックスを用い大型の「飾り梁」風にでザザインされている。

2階バルコニーの底面も上反する様にスラントさせ、先端形状も散乱波創出を意識したデザインである。

セオリー(※1)を忠実に守りながらも、独創性も感じられる見事なデザインである。

勿論ホール後方の各フロアー最後列いわゆる「大向こう」背後も両測壁同様の表装で設えてある。

更に特筆すべきは、「通路のみならず全フロアー」に「絨毯」が敷き詰められている。

これらのでティールによって、心地良い響きに満ちたホールと成っている。

伝統芸能にも対応。

脇花道、大小の迫りが設けられており、伝統芸能にも対応している。

ホール音響評価点:92点

§1,「定在波対」策評価点:40点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:18点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:14点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

小ホール

(公式施設ガイドはこちら)

緩やかなスロープを持つ天井の高いホール。

各種発表会、演劇、講演会等、様々なジャンルのご利用に適しています。 小規模ながらも設備が充実しており、大ホール同様、音響の良さには定評があります。 舞台と客席の一体感を創出できるホールです。<公式サイトより引用>

と言う事らしいが、脇花道を備えてはいるが、迫りなどの設備は無く、舞台袖も狭く歌謡ショーか演芸ぐらいにしか使用出来ない。

プロセニアム前縁上部から続く大きく客席部分にはみ出させたデザインの天井反響板は大ホールから受け継がれたコンセプトで有ろう。

また側壁と客席背後壁、同じく各壁と天井の接続部分は面取り(コーナー反響板が設置してあり、鋭角コーナーが生じないように一定の配慮はしてあるが...。

ホール音響評価点:72点

§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点;14点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

リハーサル室

公式施設ガイドはこちら)

大ホールの舞台とほぼ同じ広さがあり、各種リハーサルにご利用いただけます。また、壁面に鏡面を備え、器楽、合唱、バレエ、ダンス、古武道等の練習にご利用いただけます。<公式サイトより引用>

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 江戸川区総合文化センター/江戸川区。
  2. 指定管理者/運営団体 江戸川区
  3. 開館    1983年3月
  4. フロアー配置図・フロアマップはこちら

大ホール

  1. ホール様式 、『扇形タイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   2フロアー 収容人員 1,497席、可動床、1階平土間中央部千鳥配列、あゆみ板、
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ:約18m×約9m×約18m、脇花道、大・小迫り、、ブドウ棚(すのこ)、可動プロセニアム、可動反響版、オーケストラピット(可動床)、
  4. その他の設備 、楽屋x8、ホワイエ
  5. 各種図面,備品リスト&料金表

小ホール

  1. ホール様式 プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席  1フロアー 収容人員 502席。
  3. 舞台設備 、プロセニアムアーチ:約12m×約5m×約12m、脇花道、小迫り、スッポン迫り、ブドウ棚(すのこ)、下手囃子場or黒御簾(くろすみ)、可動反響版、オーケストラピット(可動床)、
  4. その他の設備 、楽屋x4、

付属施設・その他 (フロアー配置図・フロアマップはこちら)

  • 付属(共用)施設 ;リハーサル室x、練習室x、会議室x、研修室x、和室、展示室、展示ギャラリー、
  • 共用備品(全館共通備品リストはこちら。)
    • ※フルコンサートピアノ(スタインウェイ、YAMAHA C型式不詳)、和太鼓(口径不詳)ティンパニセット(ラディック社製直径32、29、26、23インチ)、バスドラム(直径36インチ、深さ16インチ)等

施設利用料金

デジタヌの独り言

大ホール

これだけ良くデザインされているホールではあるが、「泣く子とクライアント(施主)には勝てず」重要人員水増しのために、神(お客様)の通り道である壁際にシートを詰め込んでしまっているのは、(デザイナーにとって)遺恨の残る箇所であろう!

小ホール

残念ながら、大ホールに予算を裂かれすぎたのか?表装は通常の民家と同様の石膏ボードに壁紙表装と思われる、「プレーンな面」で構成されている。

大ホールで見せてくれた、側壁のアンギュレーションは見られず、スラント(外傾or内傾)すらさせてい無い「ただのプレーンな垂直壁」で構成されている。

さらに天井(反響板)デザインも「3階吹き抜け相当に迫ろうかと言うほどの本体(構造体)の基本高さ」が活かされて折らず、大ホールで見せてくれた「対抗面処理の切れ」は全く見当たら無い。

定在波(※1)・残響(※2)共にこの形状では処理できず、客席背後の壁面中央部は開口グリルで表装した「無様(ぶざま)な吸音壁」と成っている。

低予算でも、「これだけの内容積」が確保できたのであるから、「やっつけデザイン」では無く、大ホールで見せてくれたディテールに対する「技」「デザインの妙味」を小ホールでも見せて欲しかった!

はっきり言って、壁の表装以外は「エコールーム」(※4)的デザインの「ワンワン唸る」ホールである。

デジタヌの知っておきたい豆知識

江戸川区総合文化センターこれまでの歩み

1983年、小松川境川親水公園「水の庭園ゾーン」付近に完成。

※参照覧

※1、関連舞台解説記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」はこちら。

※2-1、定在波の悪影響に関する一般人向けnatuch音響さんの解説記事はこちら

※2-2、定在波に関するWikipediaの(技術者向け)解説はこちら。

※ 関連記事『ホールに潜む ミステリー ゾーン (スポット)とは?』はこちら。

※3、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

※ 関連記事『都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?』はこちら

※ 関連記事『ホール酔い 現象 とは?』はこちら

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公開:2017年12月14日
更新:2018年9月27日

投稿者:デジタヌ

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