駒川商店街 《 レガシーモール ナビ 》大阪市東住吉区駒川にある昔懐かしい「レガシーモール」のレポート
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シリーズ :私の町のアーケード第1回
駒川商店街レポート
東住吉区駒川にあるアーケード街で、駒川中野駅西口/地下鉄谷町筋線、を上がった駒川中野駅前交差点からまっすぐ南へ南北に三井住友銀行駒川支店まで延びる540m程のアーケード街とこれとクロスする形で、近鉄南大阪線の針中野駅に通ずる東西190mほどの駅前アーケードと途中の4丁目に60m程の東西の枝アーケードが出ているアーケード街を中心に形成された商店街です。
10の0商店会から成っている大阪を代表する商店街の一つです。
駅前通り商店会、コスモス通り商店会、昭和通り商店会、日の出通り商店会、ギンザ通り商店会、センター通り商店会、中央通り商店会、みなみ通り商店会、オレンジ通り商店会、鷹宮通り商店会、の10の商店会で構成されています。
この商店街で小生が気づいたのは、お肉屋さんが多い事、そしてお肉やさんにつきものの「コロッケ・カツ等の揚げ物類い」が、どのお店でも無い事。
マミニャンの主婦の目め線
によると生鮮食料品は
『スーパーなどより断然安い!』
そうです。
(かねてこのアーケード街の付近に出店した当時のダイエー、ニチイ、イズミヤの三スーパーが撤退したことでも証明されています!)
また単に安いだけではなく、どのお店も
『鮮度も良く、コスパが抜群だそうで』
そのせいか小生が訪れたウィークデー(月曜日)にもかかわらず、かなりの人出でした。
全国各地の『レガシーモール』がシャッター通りと化している中、このアーケード街には活気がみなぎっていル様でした。
かつて小生が、まだ小学校にも通っていなかった4・5才の頃、母に連れられてこの商店街に良く来た記憶があります。
今のような、車社会ではなく郊外型の巨大ショッピングモール等なかった昭和30年代(60年ほど昔)は、
『贈答品は、都会の百貨店で、日用品の買い出しは近くの商店街で』
が庶民のショッピングのパターンでした。
そんな日常の買い物先の中でも駒川地元住人だけでなく近鉄南大阪線沿線の庶民にとって『たまの贅沢、チョット品の良いモノ、を探しに行く』
には普段着のまま脚を伸ばせて、何でも揃い便利が良かったのがこの商店街だったのでしょう。
時が経っても、このレガシーモールとその近辺には鮮魚店、や八百屋さんはもちろんのこと薬品テェーン、100円ショップ、家電量販店チェーン(マツヤデンキ/ヤマダ電器)ファーストフードのお店など全てがそろい、正真正銘のショッピングモールです、普通のロードサイド型モールには無い、乾物などを扱った専門店もありそれぞれのお店で品揃えに工夫し、特徴をだしています。
商店街の花は生鮮食料品!
生鮮食料品の品揃えと出店数で
『平面型モール商店街=アーケード街』
の評価が何となく決まってしまうのでしょう。
小生が住んでいたさいたま市の日進駅前商店街を思いだしました。
自転車乗り入れは『諸刃の刃』
ただ、自転車乗り入れは『諸刃の刃』で便利良い半面、立体型モールでは起こりえない事故が発生する危険性も有り、今後この手の『レガシーアーケード』の存続に大きな影を落とすかもしれません。
駒川アーケード街連合会の役員の皆様は、
『自転車は押してご通行下さい』
と呼びかけるだけでなく
『アーケードの両端と交差する通路に無料の駐輪施設』を設けるなど、
『自転車の締め出し』にも配慮すべきではないでしょうか?
提携駐車場の完備も重要でしょう。
ウィークデーの割には人通りが多いと書きましたが、そのほとんどが小生同様の「リタイアー」組で現役組のヤングママはほとんど見かけませんでした。
この手の駅前レガシーモールは交通弱者である『老人や青少年』が利用客の大半のようで、いかにして
『大資本のロードサイドモール』から『ヤングファミリー』を取り戻すのか?
が今後の課題でしょう。
思い出にあるお味噌やさんは?
残念ながら小生の思い出にある、お味噌やさんはかなり以前に廃業か転業されたみたいでありませんでしたが、大学生になった時に制服を新調した専門店はまだ健在でした。
周辺に提携駐車場も数カ所ある様です、
たまには、モールでなくアーケードに行ってみませんか?
近鉄は昼間10分おきに6本/時間の電車が走っており、意外と交通の便はよい所です。10時から18時までなら地下鉄は8から12本
意外と公共交通アクセスが良いところなのです。
ただし南港通り(地下鉄駅側)を走っている市バスは1本/時間程度です。
最後に、この手の商店街で困ることは、公衆トイレが無い事、でも適当な間隔に
飲食店もあります、それに駅前まで戻れば、大型パチンコ店もあります。
パナマ帽を買いました
お味噌やさんはありませんでしたが、帽子屋さんで念願のパナマ帽を購入し早速着帽して帰途につきました。
余談、騒音アレルギーのてっちゃんコーナー
近鉄電車の大和川以北のこの区間(針中野駅 - (大和川橋梁)間)は1976年2月21日に連続高架立体交差化が完成していますが、当時はスラブ軌道の技術が確立しておらず、ゴムマットの上にバラストを敷いた通常の軌道となっています。
理屈では他のブロガーが記述しているように「スラブ軌道」よりバラスト軌道のほうが静かなはずですが、この区間は例外?。
近くを走る2006年5月21日完工のJR阪和線の高架区間(スラブ軌道+60㎏/m(新幹線と同じ)のロングレール高規格路線)とアイホンアプリを使てホーム上で騒音測定するとJR快速(120㎞/h)vs近鉄急行( 110km/h)で近鉄の通過騒音が約10㏈(実質3倍!)も大きな爆音でした。
もっとも近鉄の線路は50kgN型レールなので「挌が違う」と言ってしまえばそれまでですが、あの爆音は「大騒音で有名」なJR大和路線の201系快速運転と同じ迫力?で、思わず後ずさりするほどの爆音です。近鉄さん、特急電車の新造に血道を上げるより、老朽化した「ラビットカー」何とかしませんか?
公開:2017年7月11日
更新:2018年11月 7日
投稿者:デジタヌ
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