狸穴ジャーナル別冊『音楽便利帳』

大阪クラシック~街にあふれる音楽~ 《 マミニャンのお気楽コンサートNavi 2018 》 商都 浪速 のクロスゾーン 御堂筋 & 中之島 界隈で毎開かれている 秋の音楽週間

       

このイベントはすでに終了しています。

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」

開催期間 2018年9月9日(日)~9月15日(土)

御堂筋と中之島界隈に開催施設をフォーカスするコンセプト?

文化都市大阪の町を眺めながら、ゆったりと歩いて散策していただくには、調度 程よい手頃なエリア選択であるかもしれない。

例年、9月に開催される「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」音楽祭について、今後の方向性も考え合わせて現況を眺めてみる。

会場周辺以外では知られていない秋の大阪を飾る一大イベント?

先般、外出した際に試しに街角で通りすがりの人に

『大阪クラシック~街にあふれる音楽~の無料コンサートどこでやってるか知ったはりますか?』

と尋ねてみたが、

『エエッ.....そんナンやってるんですか?....聞いたこと無いですけど!』

と胡散臭(うさんくさ)さそうな表情で小生を眺め、逃げるようにそそくさと立ち去られてしまった!

エンブレムの入った、ペナント(西洋のぼり旗)も無ければ、街角にポスターも無い様な音楽祭では致し方あるまい

大阪市が絡む文化事業?

大阪には大阪市の息のかかった団体?だけでも、大阪市ユースオーケストラ大阪市民管弦楽団大阪市立大学交響楽団北野高校オーケストラ部 と4つのアマチュアオーケストラが存在する。

プロモーター、プロダクションが後ろで暗躍?しているのは判るが、大阪市が絡む文化事業であるなら、これらアマチュアにも、演奏の場を与えるべきである!

しかし、「街にあふれる音楽」と成るといかがな物か?

商業的には無料公演が客引きパンダ扱いは致し方なかろうが、無理やり会員主体の協賛施設を全面に押し出し狭いエリアだけで催行するのには抵抗を感じる。

更に大阪市が絡む事業なら、大阪市中央公会堂にだけ固執するのもおかしいのではないか。

このエリアには大阪市の施設がこれだけ有る

北区民センター、大淀コミュニティーセンター都島区民センター福島区民センター中央区民センター中央会館西区民センター浪速区民センター等々大阪市立の公共ホールも数多い。

市のどの部署が金を出しているのか判らないが、縦割り行政の歪み?が此処にも現れて入る。

現交通局配下の市営地下鉄・バス事業には、地下鉄・市バスフリーきっぷなる1日券が発売されていることを、担当者は知っているのか?

この切符利用を前提に開催エリアを考慮し直せば、上記の大阪市の管理運営する公共ホールはまだまだ増える。

大阪の街中のチョットしたイベントスペース

更に大阪市内には通りすかりの人が気軽に覗けるチョットしたスペースはいくらでもある。

例えば、クリスタ長堀(株)が運営するクリスタ長堀(長堀通り地下街)の3ヶ所のイベント広場、これらの施設は共に明かり取り窓の有るオシャレなスペースで特に東端の水時計広場など街中無料コンサートにピッタリなスペースではなかろうか。

且つエリア内移動アクセスにも都合が良いハブステーションもある。

大阪の知られざる良質ホール

このイベントこそ普段余り知られていない「知る人ぞ知る」良質の公共ホールを一般人に紹介する絶好の機会ではないのか。

他にも、現在立て替え工事中の御堂会館サンケイホール ブリーゼ梅田芸術劇場毎日新聞オーバルホールABCホール大阪音楽堂(野外音楽堂)、大阪ビジネスパーク円形ホール松下IMPホールツイン21 アトリウム大阪四季劇場森の宮ピロティホールドーンセンターエル・シアター国立文楽劇場NHK大阪ホールオリックス劇場大阪市立こども文化センター大ホール大阪国際交流センター大ホール一心寺シアターメルパルク大阪イベントホールクレオ大阪・東部館

各々大阪の知る人ぞ知る銘ホールである。

良質の音楽ホールをお持ちの賛助会員(団体)も

さらには賛助会員の中にも良質の音楽堂をお持ちの団体もある。

例えば相愛学園礼拝堂(講堂)、この施設はこぢんまりとしたホールではあるが、小型のパイプオルガンも装備された本格的な音楽堂である。

小生も故あって何度か訪れたことがあるが、木質の内壁と相まって、極上の響きが得られる音楽ホールの1つには間違いない。

大阪クラシック実行委員会とは?

主催団体;大阪クラシック実行委員会(大阪市、(広社) 大阪フィルハーモニー協会、(ー社)御堂筋まちづくりネットワーク)とは?

大阪のメインストリートである御堂筋と、水の都大阪を象徴する中之島界隈を中心に、オフィスビルやカフェ、ホテルのロビーなどを主な会場として1週間にわたり開催いたします。 昨年までの11年間で879公演、48万人を超えるお客様にご来場いただき、大半が無料公演で行っているため、普段クラシック音楽に触れる機会の少ない方々でも気軽にお楽しみいただけます。<公式サイトより引用>

もっともらしい要旨ではあるが、(株)竹中工務店内が音頭を取った)(ー社)御堂筋まちづくりネットワークが我田引水的に竹中が「社屋建設に絡んだ法人」を対象に賛助会員をつのり、スポンサーになっていただき、某音楽事務所に縁のあるプロ団体・プロ楽師を招集し、スポンサー団体の文化貢献度をPRなさるのが目的らしい。

それにしても大阪市が絡むのは何かちがうのでは?

音楽祭は所詮、商業行為が絡む

綺麗事ばかり並べても致し方ないが、あまりにも音楽とほど遠い片寄った施設とプロ団体だけを喧伝するのはいかがな物か?

いまのままでは

ナニワ商人に鍛えられて育った疑い深い善良な市民?にボランティア参加をつのっても、

『何か裏があるのと違うやろか?』

と勘ぐられ、思うようにボランティア協力者は集まらないのではなかろうか。

東京・春・音楽祭-東京オペラの森ー

オフィシャルサイト http://www.tokyo-harusai.com/

せめて、東京・春・音楽祭-東京オペラの森ー(※案内記事はこちら)程度には成っていただきたいと思うのは小生だけか!

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」が開催される大阪市

大阪市と周辺にある観光スポットのトリップアドバイザー くちこみ情報 はこちら。

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」2018から 注目のコンサート を拾って...

9月9日日曜日の公演から
11:45開演 大阪フィルハーモニー交響楽団演奏会 大阪市中央公会堂 (※ホール音響ナビはこちら

恒例の中央公会堂大集会室でのオープニングコンサート今回はドビュッシーと生誕100周年のレニーの名曲をご披露。

9月10日月曜日の公演から
12:30開演 ブラームスの管楽器アンサンブル 大阪市中央公会堂中集会室 (※ホール音響ナビはこちら

2016年9月に大阪交響楽団に入団したホルンパートの若きエース、青木宏郎がブラームスのホルン3重奏曲をご披露してくれる、どの様な響きを聞かせてくれるかたのしみである。

18:15開演 J:COM PRESENTS公演 Zepp Namba(※ホール音響ナビはこちら

大フィル主席コンサートマスタ-田野倉 雅秋が主宰した、大フィル、関西フィル、大響のメンバーによる「フェスティバル弦楽合奏団」の演奏するチャイコフスキーの名作を、「ライブハウスZepp Namba!」で聞くコンサート。

普段PAガンガンの大音響渦巻く、若者分化のメッカZepp Nambaをどのように攻略して、クラシック音楽(決して古いという意味ではなく最高の・極上のという意味です、ファンなら知っていますよね!)

を奏でられるサロンに変えられるか?どのようなハーモニーを聞かせてくれるのか楽しみである。

これは見もの(聞きもの)でもあり、普段は気恥ずかしくて、騒々しそうで、とても入る勇気が出ないご年配の「紳士淑女」の方々もこの機会に「お孫さんたちの社交場?」を施設見学出来る絶好のチャンスでもある!

9月11日火曜日の公演から
於けるリーガロイヤルホテル大阪 ザ・クリスタルチャペル特別御開帳コンサート!
1回目12:00開演 大フィルファゴット軍団によるリサイタル
2回目15:00開演 Vn久貝ひかり(大フィル)、fg日比野希美(大フィル) Pf山中歩夢 によるトリオ
3回目18:00開場 フリートロンボーン奏者阿部竜之介のリサイタル

この日2回ある、ザ・クリスタルチャペルでの演奏会の一つ、大フィルの誇るファゴットの名手2人が、ヴァンハルの2本のファゴットのための協奏曲という珍曲?を聞かせてくれる。

ファゴットというひょうきんな楽器?を、楽しんでおられるアマチュア奏者必聴のプログラム。

また、このホテルで結婚式をと考えておらえる一般来場者?の方にとっても、見学の絶好のチャンス。

3回目は18:00からなので、お嫁さん(になってくれたらな...と思っている)恋人とデートがてらに下見?に行くのも一興かも?30分間ゆっくりと厳かで天にも上った夢見心地を味わえるかも?

※火曜日は結婚式も無く、同ホテルの看板施設の「専用結婚式場」を無償で提供してくれたので、全コンサート共に入場無料!

9月12日水曜日の公演から
13:30開演 ブラームスのホルン3重奏曲 あいおい同和ニッセイ損保フェニックスホール(※ホール音響ナビはこちら)

大阪フィルハーモニー交響楽団主席ホルン奏者の高橋将純がブラームスのホルン3重奏曲をどのように料理するか、2日前の大阪交響楽団の若きエース青木宏郎と聞き比べて見るのも一興かも...

9月13日木曜日の公演から
11:00開演 ドゥヴィエンヌ作曲 ファゴット四重奏曲 於ける ヴィアーレ大阪 ホール(※ホール音響ナビはこちら)

今年から加わった新顔の多目的ホールでの演奏会、果たしてプレーヤーもこのホールになじめるか?

太っ腹で、「大阪市職員会館」のイメージアップのために無償でホール貸し出しをしてくれたので無料コンサートとなっている。行ってみようかな...

14:00開演 モーツァルト・3のピアノの為の協奏曲K. 242 於ける 大阪市中央公会堂 (※ホール音響ナビはこちら)(→チケットぴあ)

本年も芸術監督の大植英次氏の達者なピアノ演奏が聴けます!

今年はモーツァルトの珍曲?と生誕100年のレニーのシンフォニック・ダンス(3台のピアノバージョン)大阪市中央公会堂 中集会室で名演と出会えるかも?

9月14日金曜日の公演から
17:30開演 モーツァルト音楽の冗談K.522 於ける 竹中工務店本社いちょうホール

大フィルメンバーによるサロンコンサート、言い出しっぺの竹中工務店のいちょうホールで行われる無料コンサート。

曲目と言い、無料と言いこれは言ってみないと!

18:30開演 フルート、ヴィオラ、ハープのコンサート 於ける 中之島三井ビルディング

ハープの平野花子さんと大フィルメンバーによるアンサンブルの夕べ。

武満徹&ドビュッシーの有名なソナタと、アマチュアフルーティスト必聴、これはもう聞き漏らせない!

9月15日土曜日千秋楽の公演から
15:30開演 バッハ・ミサ曲ロ短調BWV1008より 2曲目 おける 大阪市中央公会堂 (※ホール音響ナビはこちら

中央公会堂 中集会室 で行われる バッハ・ミサ曲ロ短調BWV1008 よりの抜粋コンサート。 普段バックコーラスを務めている大阪フィルハーモニー合唱団の合唱を、音楽評論家でもある、同団の合唱指揮者 福島章恭の指揮で楽しめる。中集会室の程よい響きが、聴衆をバッハの時代に連れ戻してくれる。

16:00開演 ファゴットによるバッハの無伴奏チェロ組曲 BWV1008  於ける京阪御堂筋ビル

大フィル研修生の若きファゴット奏者小林 佑太朗がチェロの名曲にファゴットで挑戦、この難曲を同料理するか18:00からのフルートによる無伴奏パルティータのコンサートともども器楽ファン必携のコンサート。

18:00開演 フルートによるバッハの無伴奏パルティータ 於ける 大阪市役所正面玄関ホール

有名なバッハの無伴奏パルティータを大フィル主席フルート奏者の野津 臣貴博 がフルートで演奏してくれる、

19:15開演 ファイナルコンサート 於けるフェスティバルホール(※ホール音響ナビはこちら)

チャイコフスキーの交響曲第4番ヘ長調さOp36がフェスティバルホールで格安?の料金で聞ける!

ホール音響評論家の小生も先般のびわ湖ホール調査に引き続き出かける予定。

9月7日18:00現在の空席情報

現在残り座席は〇状態で、3階席でよければカップルでも取得化!。

小生は3階2列目をゲット!、2列目のどこかに座っています?、当日会場でお会いしましょう!。

※尚3階席はステージから少々離れていますが、1階後部)と違い定在波障害もなく、初期反射障害(側壁反射、背後反射、天井反射)席も一部に限られるので、オペラグラスを持参するか、目を瞑って「じっく音楽を聞きこむ」かすれば音響的には殆どの座席が問題の無いエリアです(詳細はこちらホール音響ナビをご覧ください

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」2018の併催イベント情報

  • 9月9日(日曜日)13: 00~15:40迄 特別企画として、大阪府内の中高生による吹奏楽演奏を、大阪市役所正面玄関ホールで開催。

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」の会場ナビ

 御堂筋&中之島・界隈の公共ホール、公共施設、後援団体のプライベートホールなど。

  1. フェスティバルホール(※ホール音響ナビはこちら)
  2. 大阪市中央公会堂 (※ホール音響ナビはこちら
  3. 大阪弁護士会館 ホール(※ホール音響ナビはこちら)
  4. あいおい同和ニッセイ損保フェニックスホール(※ホール音響ナビはこちら)
  5. 大丸心斎橋劇場(※ホール音響ナビはこちら)
  6. Zepp Namba(※ホール音響ナビはこちら)
  7. ザ・クリスタルチャペル(※ホール音響ナビはこちら)
  8. ヴィアーレ大阪 ホール(※ホール音響ナビはこちら)

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」へのアクセス 

(公式ガイドマップはこちら。)

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」のプログラム&チケット情報

開催期間 2018年9月9日(日)~9月15日(土)

今年も独奏から弦楽四重奏、オーケストラに至るまで多種多様な編成でのプログラムが組まれ、中之島・御堂筋界隈が音楽で溢れる1週間。

「大阪クラシック」は、大阪のメインストリートである御堂筋、および水都大阪の象徴中之島文化ゾーンに人の流れと賑わいを取り戻すことを目的に2006年(平成18年)から毎年開催されている。

四季者、大植英次氏がプロデュースを行い、在版プロオーケストラ4団体のメンバーがソリストとなり「室内楽」を中心に多彩なプログラムで、「オーケストラメンバーとしての普段の顔」とは違ったソリストとしての一面を見せてくれる。

盛大ではあるが「目立ちすぎないように、控えめ」にひっそりと開催されている、音楽通のみが知る、「知る人とぞ知る大阪秋の風物詩」

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」の日程別プログラム情報

(公式スケジュールガイドテーブルはこちら。)

主なプログラム 有料公演22公演、無料公演59公演 全81公演!

  • 9月9日(日)オケ・コンサートX1、アンサンブルコンサートX12/開演12;00rise →19;30rise の13公演
  • 9月10日(月)アンサンブル中心/開演11:30rise →19;30rise の13公演

  • 9月11日(火) アンサンブル中心/開演11:00rise →19;00rise の12公演

  • 9月12日(水)アンサンブル中心/開演12;00rise →19;30rise の11公演

  • 9月13日(木)アンサンブル中心/開演12;00rise →19;30rise の13公演

  • 9月14日(金) アンサンブル中心/開演12;15rise →20;00rise の10公演
  • 9月15日(土)オケx1、アンサンブルX12、/開演11;00rise →19;15rise の13公演

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」のチケット情報

※2018年7月28日10:00~発売となりました。

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。 

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」の見どころ・聞き処

「大阪クラシック~街にあふれる音楽~」の注目のアーティスト

芸術監督・プロデューサーの大植英次

日本で唯一人、バイロイト祝祭劇場でオペラ指揮を経験している芸術家。

大阪フィルハーモニーの栄冠名誉指揮者でもある。

嘗ての手兵、大フィルを率いて今年もおー大フィルコンサートを担当している。

尾崎 克典 (オルガン演奏)

大阪芸術大学演奏学科卒、長年大フィルリハーサル伴奏奏者として(故)朝比奈隆、(故)若杉弘、(故)ジャン・フルネ、外山雄三、秋山和慶、手塚幸紀、大植英次、等の指揮者のもと、大フィルコンサート前のソリスト合わせで伴奏を務めた。

現在東大阪大学非常勤講師のほかフリーのアーティストとして多方面で活躍している。

福島章恭(合唱指揮)

合唱指揮者。 桐朋学園大学声楽科卒業。音楽評論家としても活躍し1994年(平成6年)柴田南雄音楽賞奨励賞を受賞。

2015年7月以来、大阪フィルハーモニー合唱団の合唱指揮者を務めている。

田野倉 雅秋/大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスター

(大フィル公式団員ガイドはこちら)

今回も多くのコンサート担当し大活躍。

東京に生まれ、4歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学に進学。その後スカラシップを得てニューヨークのジュリアード音楽院へ留学し、学士号を取得する。

数多くの著名コンクールで優勝、上位入賞を果たしており、1998年、米国コロラド州のアスペン音楽祭において開催されたコンチェルトコンクールに優勝。

2000年には若手演奏家の登竜門として名のある第6回カール・ニールセン国際ヴァイオリンコンクール(デンマーク)で優勝、受賞リサイタルを開催し、好評を博した。

2014年4月より大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターに就任した。

現在、大フィルコンサートマスターの傍らソロ活動やアンサンブルを行い、アペルト弦楽四重奏団、室内オーケストラ「アルクス」のメンバーとしても日本各地において精力的に活動している。

須山 暢大/大阪フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター

大フィル公式団員ガイドはこちら)

都立芸術高校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。

第1回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール、シオン・ヴァレ国際ヴァイオリンコンクール等に入賞。

2018年大阪フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターに就任。

現在エピス・クァルテットのメンバーとしても活躍し、毎年ベートーヴェン弦楽四重奏曲後期作品シリーズ演奏会を開催。

崔 文洙(チェ・ムンス)/大阪フィルハーモニー交響楽団主席客演コンマスター

(大フィル公式団員ガイドはこちら)

3歳よりピアノ、6歳よりヴァイオリンを始め、桐朋学園子供のための音楽教室を経て、1983年桐朋学園大学ディプロマコース入学。

1988年、ソビエト政府奨学金を受けチャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に留学。

1994年同音学院を首席で卒業。数年に一度しか与えられない「ソリスト」の称号を外国人として初めて授与される。同時にヴァイオリン教授、室内楽アーティストの称号を取得。

1997年に日本に帰国。同年、小澤征爾氏に認められ新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。

2000年、大フィル・ソロ・コンサートマスターに就任。指揮者からの信頼は厚く、 国内の他オーケストラからゲストとしての招聘や兼任の要請、またサイトウ・キネン・フェスティバルにおいても度々コンサートマスターを務める。

世界的チェリスト・指揮者である芸術家 故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ氏との度重なる共演では「素晴らしいヴァイオリニストにして芸術家である」と称賛される。

使用楽器:1661年製作ニコラ・アマティ「グランド・アマティ」

在版の4人のホルン吹き!
高橋将純 大阪フィルハーモニー交響楽団トップ奏者

宮城県仙台市出身。武蔵野音楽大学、チューリッヒ芸術大学卒業。
2010年スイス ジュラ州交響楽団ソロホルン奏者。また同年よりチ ロル音楽祭にオーケストラソロホルン奏者として参加。

2014年1月より大阪フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者。

蒲生 絢子 大阪フィルハーモニー交響楽団奏者

大阪府出身。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、 京都市立芸術大学卒業。

現在大阪フィルハーモニー交響楽団ホルン奏者。ドルチェ・ミュージック アカデミー講師。。

青木宏郎 大阪交響楽団 副首席ホルン奏者

東京音楽大学卒。
第83回日本音楽コンクールホルン部門最高位(1位なし2位)。
兵庫県立芸術文化センター管弦楽団コアメンバーを経て、現在大阪交響楽団副首席ホルン奏者。

伊藤数仁 オオサカ・シオン・ウインドオーケストラ(旧大阪市音楽団)ホルン奏者

金光八尾高等学校をへて、相愛大学音楽学部器楽科を卒業、現在Osaka Shion Wind Orchestraのホルン奏者。

平野花子 ハープ奏者

 1988年生まれ。2006年早稲田大学入学。同年、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト7に参加、吉野直子氏の指導を受ける。

2007年7月第7回USA国際ハープコンクールにて日本人として初めて本選に残り、銀メダルと特別賞を受賞。併せて現代音楽の最優秀演奏賞を受賞。2008年3月東京オペラシティにてデビューリサイタル開催。
 2枚目のCD「オルフェの宝」は『レコード芸術』誌特選盤となった。

阿部竜之介 大阪交響楽団主席トロンボーン奏者

1977年、愛媛県松山市生まれ。
1998年に渡仏、フランス国立ペルピニャン音楽院に入学。
2001年、トロンボーン、ユーフォニアム、室内楽のそれぞれでゴールドメダルを受け卒業。
2001年、フランス国立ペルピニャン音楽院音楽院テューバ(ユーフォニアム)科助教授。
2005年、活動拠点を日本に移し、愛媛を拠点にソロ活動を中心に後進への指導にもあたる。

現在大阪交響楽団主席トロンボーン奏者

野津 臣貴博  大フィル首席フルート奏者

桐朋学園大学卒業。英国王立音楽院にて最高位賞(Dip.RAM)を得て卒業。
その後アメリカ・エール大学大学院に奨学金を授与され入学。

1990年より5年間フィンランド・ラッペーンランタ市交響楽団の首席フルート奏者を務め、指揮者としても活躍した。

146年前にパリで製作された銘器『ルイ・ロット(エスプリ)』を駆使する稀な名手。
その音色と音楽性、テクニックは各紙でも高い評価を得ている。また彼の演奏&トークは大変な人気を誇る。

2003~2006年まで母校の桐朋学園大学にて専任講師を務める。

1995年~現在、大阪フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。

相愛大学、講師。

アジア・フルート連盟、日本フルート協会理事。

2010年、ロンドンの英国王立音楽院からAssociate of the Royal Academy of Music(ARAM)の称号を授与された。

久住雅人(ファゴット)大フィル首席奏者

15歳よりファゴットを始める。2001年大阪音楽大学を首席で卒業。大阪音楽大学オペラハウス管弦楽団ファゴット奏者を経て、現在大阪フィルハーモニー交響楽団ファゴット・トップ奏者。

小林 佑太朗(ファゴット)大フィル研修生

15 歳よりファゴットを始める。東京音楽大学器楽専攻(ファゴット)卒業。

現在、同大学大学院科目等履修生器楽専攻(管打楽器)として研鑽を積んでいる。

 

デジタヌの知っておきたい豆知識

主催者 大阪市、公益社団法人大阪フィルハーモニー協会、一般社団法人御堂筋まちづくりネットワーク 


Management 大阪クラシック実行委員会

Official Website http://www.osaka-classic.com/index.html

大阪クラシック~街にあふれる音楽~ のこれ迄の歩み

2006年第一回として9月3日から9日までの1週間にわたって18会場で50公演を行ない、延べ約22,000人の入場者を集めた。

2007年 9月2日-8日    15会場  60公演   延べ入場者約28,000人
2008年 9月7日-13日   17会場  66公演   延べ入場者約37,000人
2009年 8月30日-9月5日 22会場  100公演  延べ入場者約50,700人

年々確実に観客が増え、秋の大阪を彩る風物詩の一つとして定着してきている。

公開:2017年9月 6日
更新:2022年9月11日

投稿者:デジタヌ


佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2019《 マミニャンのお気楽オペラ超入門Navi 2019》 兵庫県立芸術文化センターミュージカル「オン・ザ・タウン」公演TOP大阪国際室内楽コンクール &フェスタ《 マミニャンのお気楽コンサートNavi 2017 》


 

 

 



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