旅するタヌキ

森ノ宮ピロティホール 《ホール 音響 ナビ》

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Official Website http://www.piloti-hall.jp/gekijyo/

森ノ宮ピロティホールのあらまし

かつて2008年3月まつの閉館まで大阪市直営の施設として、大阪青少年会館亡き後、破格の料金でアマチュア団体のメッカとなっていたホールが2010年に(株)キョードー大阪が店子と指定管理者になり再オープンした施設。

森ノ宮ピロティホールのロケーション

ところ  大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5

旧日生球場の東隣に位置している(といってもわからない方へ)。地下鉄中央線森ノ宮駅2番出口を出て路地を入ってすぐのところにある。

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

森ノ宮ピロティホールへのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

最寄駅はJR大阪環状線・

大阪メトロ 中央線森ノ宮駅2号出口 より徒歩約一分/63m

JR&地下鉄長堀鶴見緑地線森ノ宮駅下車、徒歩約3分/240m

マイカー利用の場合

(※共用・専用駐車設備が少ないので公共交通機関利用がおすすめ)

森ノ宮ピロティホールのこれまでの歩み

1979年 大阪市立労働会館(現・大阪市こども相談センター)に併設されて開館した。大阪市の財政改革の一環で市の施設としては2007年度限りでの廃止が決まり、2008年3月末に一旦閉館。その後、民間企業への貸し付けを前提に改修工事を行い、2009年6月に一般競争入札により、キョードー大阪と定期建物賃貸借契約を結び、2010年に再オープンした。


森ノ宮ピロティホールがお得意のジャンル

ワタナベエンターテインメント関西事業本部が入居しており、劇団Patchなど関西を拠点としたタレントや全国区で活躍するナベプロ所属タレントの関西におけるフランチャイズホールとなっている。

オーケストラコンサート、オペラコンサートやバレエ公演、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、落語・演芸寄席、トークショー、着ぐるみヒーローショー、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

森ノ宮ピロティホールで催されるコンサート・イベントチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

ホール

(公式施設ガイドはこちら。)

平土間(オーケストラピット部可動床部)から連なる緩やかなスロープを持つ1フロアーのプロセニアム形式多目的ホール。

ホール両側壁は開館当時全国的に流行っていた「石壁」(打ち放しコンクリート壁)、さすがにアンギュレーションだけはつけてあり定在波(※1)に対する配慮だけはしてあるがいわゆるエコールーム仕様(※2)のホール。

当然大向う背後壁面は音響グリルで表装した吸音壁。

大向うから緩やかに立ち上がる天井は凸型局面のプラスターボード製のセグメント反響板を段差を付けて装着する手法。

脇花道背後まで続く大型のプロセニアムはの山型窪みを付けたプラスターボード製の反響板で表装されている。

上部プロセニアムは凸型のラウンドした大型コーナー反響板となっている。

ホール音響評価点:83点

§1,「定在波対」策評価点:39点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:9点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:19点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:16点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

少々客席を欲張ったようで、両側壁一杯、大向う両サイド、まで座席を詰め込んだのはいただけない。さらに平土間部分中央部A列からG列の19番30番は千鳥配列座席とすべきであった。

定在波の心配が無いよくできた「巨大エコールーム」といったところ。

ここで演劇をするのは大変だろうねえマチャミさん?

サブホール(リハーサル室)

(公式施設ガイドはこちら。)

リハーサル室、音楽スタジオ;天井が低い(約2.8m) 、Pタイル床、のバレエ・ダンスレッスンバーを装備した壁面ミラー(カーテン付き)を備えたリハーサル室。壁面はプレーンな木質パネルで表装され、随所に大きくスラントした、ガセット風の装飾柱を配置し対抗するミラー面との平行部をキャンセルしようとはしている。

天井は両長辺から折れ上がったデザインで音響有孔ボードで表装されている。

ルーム音響評価点:45点

§1,「定在波対評価点:20点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:25点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

総評

ホールを午前午後通しで使用してゲネプロを行う団体が多く、まさしくバレエ・ダンス専用レンタルレッスン室といったところ。

森ノ宮ピロティホールの施設データ

  1. 所属施設/所有者 森ノ宮ピロティホール/大阪市。
  2. 指定管理者/運営団体 株式会社キョードー大阪/賃貸契約株式会社キョードー大阪。
  3. 竣工・開館   1979年6月
  4.  

ホール

  1. ホール様式 プロセニアム型式多目的ホール。
  1. 客席仕様    1スロープ1フロアー 収容人員1030席、
  2. 1階固定席X922席、1階(オーケストラピット部可動床)可動席X108席、Pタイル張り、通路部のみカーペット敷
  1. 舞台設備
    • 基本仕様プロセニアム形式;有効幅約29m(ステージ最大幅約38.7m)x有効奥行き約17m有効面積約493㎡(約298畳)-プロセニアムアーチ:間口約16.3m、高さ約?m、実効面積;約265.7㎡(約160畳)ステージ高さ;FL+約?cm、ブドウ棚(すのこ)高さStL+約?m、バトン類x15本
    • 付属舞台;可動床・可動客席オーケストラピット&エプロンステージ迫り;最大幅約18.18m最大奥行約4m有効面積約63㎡;約38畳、演奏面レベル設定;Fl-約?m~StL、脇花道
    • 舞台設備(装置&設備);
    • 仮設資材;オーケストラ平台、ひな段用けこみ、所作台、講演台
    • 大・小道具:、金・銀屏風、
    • 特殊効果照明器具;ミラーボール、ストロボ、リップルマシン(さざ波)ディスクマシン(雲)、
    • 特殊効果音響その他;、
    • 伝統芸能幕:不明、霞幕x3
    • 洋式幕装備;袖幕X3、ひき割り幕X2、暗転幕、緞帳
    • スクリーン;常設スクリーン(サイズ不詳)、
    • 投影設備;、不明
    • コンサート対応設備;反響板、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    • 専用備品 -フルコンサートピアノ(スタインウェイ、ヤマハ)、
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 、洋室楽屋X8、シャワー室X(男女各々x)、更衣室、
    • サブホール(リハーサル室)
    • レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、カフェコーナー、
  1. 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

デジタヌの独り言

橋下改革以来大阪市の施設は使用料がべらぼうに高くなった、道理で同程度の規模なら「出来の良いいずみホール※ガイド記事はこちら)」に流れるわけ!

参照覧

※1、定在波の悪影響に関するnatuch音響さんの解説記事はこちら。

※2、エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。

公開:2018年7月 8日
更新:2018年10月31日

投稿者:デジタヌ

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