狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

鳳凰座 /下呂市《 伝統的芝居小屋音響Navi 》  

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Official Website http://www.pref.gifu.lg.jp/shakai-kiban/kendo/keikan-okugai/11654/jidai_rekishi_kenchiku/108.html

鳳凰座のあらまし

1827年に旧、御厩野村が村内の日枝神社の境内から現在地に舞台を移築し、1875年の合併により発足した三郷村の御厩野区民が3kmあまり上流の山から区民総がかりで切り出し、運んだ木材を使用して1883年小屋部分を増築した。

岐阜県有形民俗文化財。

毎年5月3・4日、日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて上演される

鳳凰座のロケーション

ところ   岐阜県下呂市御厩野76-1

下呂市と周辺にある観光スポットについてのトリップアドバイザーの 口コミ ナビはこちら。

鳳凰座へのアクセス

JR高山線「下呂」駅から濃飛バス下呂加子母線「加子母総合事務所前」
行きで24分「御厩野」下車すぐ

鳳凰座のこれまでの歩み

江戸時代中期、旧御厩野村にあった日枝神社の境内に拝殿型の舞台が設置されたのが始まり。
1827年:旧御厩野村・村民の手で現在地に移築。
1883年(明治16年)旧竹原村御厩野区民の手で客席を増築。
1953年(昭和28年)旧竹原村により大改築が行なわれ、回り舞台が取り外される。
1998年(平成10年)現下呂市の手により大改修が行なわれ、回り舞台が復活する。

施設面から見た鳳凰座の特徴

(一社)岐阜県観光連盟の観光ガイドはこちら。

回り舞台

回り舞台を含め、ぶどう棚下手囃子場or黒御簾(くろすみ)、上手太夫座(たゆうざ)、以外の全てを備えた伝統的芝居小屋。

歌舞伎場興業時は上手に仮檀を設け太夫座(たゆうざ)とし、下手囃子場も仮設仕切りで対応している。

2本の花道、

下手の本花道と上手に仮花道が有り、両花道を堺に桟敷席となっている。

梁構造の屋根

伝統的日本建築の梁構造の屋根

鳳凰座の施設データ

  1. 所属施設(所有者) 下呂市
  2. 運営団体(指定管理者) 下呂市。
  3. 開館   1827年舞台を現在地に移築、1883年客席を増築。
  4. ホール様式 プロセニアム型式平土間・梁構造芝居小屋』。
  5. 収容人員 約600人
  6. 舞台設備 、回り舞台、すっぽん(迫り)、
  7. その他の設備 本花道、1階桟敷席、あゆみ板、

デジタヌの独り言

中津川市と並び、下呂市も地歌舞伎・芝居小屋の保存運動が盛んな市、その内の一つ。

 

公開:2017年10月 6日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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