旅するタヌキ

鈴木自動車のテストコース 《バンク伝説》

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※ご注意、この施設は非公開施設です!、社外の一般人は特別イベントが開催される時以外は見学できません!

鈴木自動車 相良コース

牧之原市にある、スズキ相良工場に付属している施設。

工場をぐるりと取り囲んでいる高速周回路で、3つの異なった半径のバンクが組み合わされた変形オーバルコースで主に4輪車の開発用に用いられている。

インフィールドは相良工場建て屋と広大なラインオフ車両保管パーキングに当てられ、オフロードを含む、直線路、波状路、各種舗装ラフ特選路、ブレーキパッドなどの施設はラインオフ車両の試験用に、周回路外側に配置された各種コースを開発用途にと、振り分けているようである。

高速周回路

いわゆる『谷田部タイプ』のオーバルコースではなく大・北バンク(330R)東南バンク(220R)小・西南バンク(115R)の3種のバンクを組み合わせた左周りの変形オーバルコース。

入り口は南西バンク手前に1カ所。

ピートロード及び出口は北バンク出口付近に1カ所、

コース幅12m(内外安全路側帯一車線含む3車線)。

バックストレッチ側内周に接する形でラフロード(各種舗装路、波状路など)

北バンク内周にコンクリートラフの連続S時路、同じく内周ラフロード、

西メインストレッチ内周にスルーレーン付きのコンバインド直線ラフ、南西バンク内周にアスファルト舗装の連続S字路、南の東西バンクを結ぶ短いストレートの内周に波状路と砂利道それぞれ1レーン、そして南東バンクの内側に波状路と波状連続S字路がそれぞれバンクン内周に接する形で配されている。

この1レーンの左周りの"コンバインド"周回路は交差する各サービスロードに対して「優先」通路となっており、連続周回試験路となっているようである。

バンク築堤上部が1車線のサービス(支援)道路になっている。

バンク外周部の開発用試験路

メインストレッチ外側に多種の舗装、石畳、コンクリート、アスファルト路面)のラフロードと舗装パイロンエリア、スラストテスト、などの広大なグランド幅約45m 直線部450mの走路部分を持つ舗装グラウンドが設けられ、最長約260mの直線路を含む各種舗装走路(ラフロード含む)がもうけっれている。

特徴的な走路として10m毎に白線で仕切られた250m直線路と先に続く延長約450m1レーンの直線路。

北端から50m程コンクリート舗装路で助走をつけ100mのラフロード(波状路)を走り、10m間隔で白線でマス目を着られた区間に突入し50m低速走行し3種類の(半径が)異なった曲線センターラインを目印にブレーキテストを行ってアンチスキッド特性を見ているようである?

そのた特徴的なのは北バンクの外側に2車線の舗装ラフ路面のクローズド周回路(ワインディング路)が設けられている、このコースは変速8の字型で途中に複数のショートカットレーンが有り、多種のコースレイアウトが作れるようにデザインされている。

ショートカット路の一つは4レーンの舗装ラフロードになっている。

コース東サイドの巨大スキッドパッド

外径約210m内径約100mのドーナツ型のスキッドパッド(定常円線回路)が設けられている。

その他第2コーナー(南東バンクの外周に2レーンの深度の違う浸水試験路(水路)が設けられている。

インフィールドにあるラインオフ車の完成試験路も含め興味深いレイアウトの試験施設となっている。

相良コース周辺牧之原市の観光ガイド

じゃらんの牧之原市のガイドはこちら。

相良コースの施設データ

  1. 所在地 静岡県牧之原市白井1111
  2. 所属施設/所有者 相良コース/スズキ自工。
  3. 指定管理者/運営団体  相良コース。
  4. 開設 2008年
  5. 設備概要 一周約4.5kmKm 幅員約12m最大幅員約24m(ピットロード含む)異形オーバルコース 
  6. 直線部 メインストレッチ長さ 約1.2km、南ストレッチ約300m、東ストレッチ約1.1km
  7. コーナー半径 北バンク/最小約330mR 、南東バンク最小220R、南西バンク最小約115R
  8. 曲線部最大バンク角 約?度
  9. バンク設計速度 ?km/h
  10. 舗装 アスファルト、コンクリート、煉瓦、
  11. 付帯コース スキッドパッド、ダートトラック(未舗装路)、各種舗装路(コンクリート、各種アスファルト、煉瓦舗装路、石畳舗装路、など)
  12. 付帯設備 管理棟(本館)、屋内試験設備(実験棟)

鈴木の他の試験場

2輪技術開発センター竜洋テストコース(磐田市駒場)

1964年12月開場。約2.3kmのメインストレッチを持つ全長約6.5kmワインディングロード、(クローズドサーキット)

湖西工場(四輪車内)テストコース( 静岡県湖西市)

1970年10月 旧テストコース完成。

工場完成当初以来1980年の相良コース完成までは周回路を含め各種試験路が使われていたが、現在はラインオフ車両の一時置き場になっている。

1970年当時現在の部品工場東前の新車ヤードになっているあたりから、現在部品工場北側の広大な新組み立てラインのあるあたりを通り、現在の北分工場のあたりまで続く逆くの字に折れた、南端に小径のΩがたバンクを持つ中高速コースが設けられていた。さらに現在完成テスト往復路のある南完成車留置ヤードのあたりはバイク用のオフロードコース(モトクロス場)になっていた。

1982年の工場拡張工事開始でコースは北半分となり同時にモトクロスコースも廃止され工場用地に整地された。

1991年の工場拡張工事完成で南側コースは完全影にも形も無くなり北側に九コースの北半分を残したL字型のコースに変わった。

2008年の相良コース完成で、本工場北側のL字コースと付随コースは完全に撤去され、工場南側に新たに現コースが整備された。

下川コース(北海道上川郡下川町)

1997年7月 周長約3km、バンク無しのフラットオーバルコース。

※1 プルービンググラウンドについて

「テストコースは和製英語」なので英語圏ではproving ground が正しい呼び方に成ります。

性能試験場、実験場のことで、動詞のprove(※1)には単なる試験ではなく『証明する・検証する』意味も有り自動車の実験場には最も適している表現になります。

また自動車試験場は運転免許試験場とも紛らわしいので、最近の施設は各メーカーともプルービンググラウンドと呼ぶ傾向にあり、トヨタ、ホンダ、日産などもアメリカの現地施設はproving groundと称しています。

言語は独語のprobe(女性名詞)英語もprobe(名詞)でtestと同義語になり他にtrial,testing(名詞)sampleなどの意味も包括し語尾が変化veに変化し証明する・検証するの意味を持つ「動詞」に変化したモノと考えられます。

小生の様な元超音波探傷器(非破壊検査の一種)屋は「probe」といば日本語の「触手」を真っ先に思い浮かべたりします。

公開:2018年8月11日
更新:2018年8月19日

投稿者:デジタヌ

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