狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

連載『ホームシアター構築講座』ー第8回ー

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第8回 戸建ての持ち家で、お金に余裕があれば...

第1項 廊下との壁面を撤去!

第1目 格子+障子に改装!

戸建ての持ち家で余裕があれば、壁面を撤去!して 1/2(25X50㎜角材)で格子壁に設え直し,

部屋内面を障子にすれば申し分ありません! 。

これで、壁面距離が"見かけ上"廊下幅だけ増えたこととなり、

6帖部屋だと、半間廊下分の90cmが増えて3.6mが4.5mとなり、

基本定在波の周波数を3≒107Hz→77.5Hzに下げることが出来て、

サブウーファーとメインSPのつながりが良くなります!。

第2目 ベランダ側のガラス戸は音響カーテン...

更に、ベランダ側の音響カーテンと、縦格子+障子の効果で定在波も緩和できます!

百万円前後はかかるでしょが、高級スピーカーに投資しても部屋の音響が現状のままでは...

第3目 天井にも反響板を設置する

rbsetting01.jpg

図のように天井にも反響板を設置することが肝要です。

つまりリスニングポイントの天井と床が完全並行していたのでは定在波が生じてしまいます!

1-3-1 通常天井高さは2.7m→3m程度!

通常の民家(マンション)では、垂直方向の基本定在波に相当する半波長が天井高さが2.7m→3m程度なので、

波長5.4mつまり100Hz前後の重低音以上の周波数成分を持つ定在波が生じて!しまいます。

又反射は半波長以上の対辺を持つ、プレーンな平板から生じますから。

1-3-2 巾1.8m以上あれば抑制には効果がある

6畳程度のリスニングルームでは、天井全体をスラントさせないと効果的に対処(抑止)できませんが...

実際には1/20波長の対辺を持つ平板からも反射しだしますので、図のように巾1.8m以上であれば、抑制効果は期待できます。

つまり、定尺合板2枚分の1.8m x1.8mの音響パネルを頭部上空に設置すればよいわけです。

★第2項 一番の要点スピーカーをスラント設置!する事

大事なポイントは、スピーカーをスラントさせることです!

第1目 上下方向の定位感は薄い

ref-boad01.jpg

人間の耳は頭部の左右についていて左右方向の"定位"には敏感ですが

上下方向の定位はあまり得意ではありません!(目を瞑ってカゴメカゴメ遊びをすれば実感出来ます!)

つまり、図のように設置しても真正面で聞くのと同じ!なのです。

効果は歴然としていて、今までよりもより小さな音圧(ボリューム位置)

"同じ迫力"が得られます。

なので、一部の超高級スピーカー(リンオーディオ等)は前面バッフルをスラントさせているのです。

(※41)但し視覚が邪魔をする方は、スピーカー前部にベール(壁一面カーテン)を設置するとよいでしょう。

スピーカー前面のサランネット同様に、音質には影響しません!

なのでブラインドカーテン試聴が行われているのです!

参※41)当サイト関連記事 会館建屋外郭をサウンドロックとする手法はこちら。

狸穴総研 音響研究室 出路多留狸


 

公開:2014年11月14日
更新:2024年12月11日

投稿者:デジタヌ


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