狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

連載『 SONY MDR-Z1000 モニターヘッドフォン 長期使用レポート』ー第8回ー

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★第8回 BOSE QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II「ご使用上の注意!」

「あくまでも電源SWオン、内蔵アンプ(ノイズキャンセリング回路)経由でご使用ください!」

SONYのデジタルノイズキャンセリンヘッドフォンもそうですが「あくまでも電源オンで内部AMP」で増幅(ノイズキャンセリング演算)を行うことを前提にデザイン(設計)されているようで...。

第1項「電源SWオフでケーブル接続」するとなんとも情けない音に!...

電源スイッチoffで「ケーブル接続すると」なんとも情けない音!になってしまいます、

特にBOSEでは、「Bluetooth接続+ノイズキャンセリングON」を前提に「"音作り"」されているので、

電源SWオフの状態では、付属のケーブル接続で直接「DAC」に接続しても、百円ショップで購入した「おもちゃ」ヘッドフォン?以下の音にしかなりません!

さらに悪いことにこのケーブルが「絶望的な細さ!」で、クロストークバンバン、頭の中心部に音が集まり「まるでモノラル録音?のよう」...。

マジでDAISO300円ヘッドフォン以下!

第1目 付属ケーブル接続でもSWオンで内蔵アンプを働かせると

付属ケーブル接続でも「SWオン」で内蔵アンプを働かせると、「途端に音像が広がりびっくり!」

さっきまでの300円の"カップ中華"が途端に3万円5千円の「ふかひれラーメン?!」に...

おそらくは、「入力信号ケーブル」程度の前提で「振動板駆動電力供給ライン」としては考えてなくて「細くても問題なし?」となっているのでしょう。

さらに内蔵のノイズキャンセル回路を働かせれば「逆相左右信号」のミキシングも可能となり、嘗ての「位相型アナログ4ch立体再生」と同じ仕組みで「左右のセパレーション」が復元できる?という考えなのでしょう。

第2目「Bluetooth接続」に切り替えると「アーら不思議!」

更に、おまけケーブルに愛想をつかして「Bluetooth接続」に切り替えて、ノイズキャンセルを働かすと、「ア~ラ不思議!」プロ評論家のプレビュー記事にある通り「ノイズだけがサッ~と消えてなくなり」まるで「カラオケルームに入ったよう?」に、しかもベールまではがれて「妖艶なあらわな姿が?...

全く驚きの「変貌ぶり!」

但し周波数特性は後述するSONY MDR-ZX110NC と大して違わないのではないでしょうか?(※25Hz前後の重低音を多く含んだコンテンツと50Hz以下の音がほとんど入っていないコンテンツで明確な差!は...

第3目 ノイズキャンセル効果設定は3step

  • ●Max設定で-18dB(実数比1/6)
  • ●mid 設定が-12dB(実数比1/4)
  • ●min設定iが-6dB(実数比1/2)

感じとして、Max設定で-18dB(実数比1/6)でかなり優秀!これなら無音設定で騒音対策のイヤーマフ代わりにも使える。

mid 設定が-12dB(実数比1/4)

min設定iが-6dB(実数比1/2)で外来ノイズキャンセル効果ほとんどなし。

(※但し、前途したように、内部アンプの効果で音は格段に良くなる!)

過日とある歌謡ショー!であまりうるさかった(※1)(客席中央部で常時80dBオーバー)だったのでイヤーマフ代わりに使用した感想、当然Max位置で使用していましたがこの位置でも65㏈と同等の感じ十分演奏が聴けるというよりやや煩い感じ、「2時間のコンサートで気分が悪くなってきて音楽に浸れるような気分にはならなかった」

参※1)騒音に関する一般サイトの記事はこちら

つまり常時70dB以上の騒音にさらされるとうるさくて「神経障害も含めた健康障害」が起こる。

第2項 BOSE特有特徴的!な音作り

ハッキリ言って、評論家用語?で言うところの"粒立ちの良さ"別の表現を用いると「明確な音像」でないと hight fidelity とは認めない小生としては...

コントラバスのようなバイオリン!や、チューバのようなトランペット、つまりボヤケタ音像

では何ともむず痒く(不快!に)感じるので、BOSEサウンドを褒める評論家の聴覚が...

第1目 ノイキャン誤解のないように...

誤解のないように、後日購入したSONYSONY WH-1000XM4では(※72)では、明確な音像と定位、そして素晴らしい分解能で、まるでスコアを眺めているように、フルオーケストラの各楽器が明瞭に分離して聞き取れます!これこそが It`s SONY Quality ! 

2-1-1 アナログ時代の名盤が蘇る!

余談ですが、なので少々テープノイズ( hysteresis noise)が多くても、半世紀以上昔のCBSのマルチトラック録音が最近のデジタル録音よりも好きです。

最近の(クラシック)録音は、S/N は申し分ないのですが、ダメホール(※73)が増えた!?せい!?で、明瞭度(分離)が悪い録音が多くなったようで...

各パートが明瞭に分離するのは当たり前として、銘録音では、パート内の各楽器の動きまでもが明瞭に聞き分けられます!

参※72)当サイト関連記事 SONY WH-1000XM4 長期使用レポート はこちら。

参※73)当サイト関連記事 『建築音響工学総覧 』第8巻 奇妙奇天烈 奇怪 面妖 摩訶不思議 な "迷ホール!" はこちら。

2-2-2 SONYは30年前から...

実は小生は30年ほど前に「初代国産ノイズキャンセルヘッドフォン」として登場したSONYの「MDR-NC20」を所有していたことがあり、「当時からノイズキャンセリングヘッドフォン」のファンでもありました。

このヘッドフォンは「当時最高性能」を誇っていたDD Quartz WALKMAN (※2)とともに大活躍してくれていましたが、「DATウォークマン WMD-DT!」(※3)の登場で引退。

「以後」は初代MDR-1000 とコンビを組んで「小生の行商のお供として全国行脚に大活躍してくれていました。

もちろん聞く曲は「ブルックナーのシンフォニー!」

(※2)DD Quartz WALKMAN の主な仕様

      • 周波数特性 20~20,000Hz!/Dolby off(日本電子機械工業会規格による)
      • ワウ・フラッター 0.07%!/WRMS
      • S/N 48dB(Dolby off)
      • 重量 乾燥重量(バッテリー、テープ含まず)約330g(ズッシリ重い!)
      • アルミダイキャストケース!
      • 最大音声出力 5mW+5mW/16Ω負荷(日本電子機械工業会規格による)
      • Dolby NR B&C装備

※出力は小さいが、「MDR-NC20」の内部アンプにより大迫力

(※3)「DATウォークマン WMD-DT!」の主な仕様

      • 標準モード(48kHz、44.1KHz 16bit)、LPモード(32KHz、12bit非直線量子化)
      • ワウ・フラッター(ジッター):測定限界値 0.0001%以下
      • 最大音声出力 5mW+5mW/16Ω負荷(日本電子機械工業会規格による)

※DD Quartz WALKMAN 同様に出力は小さいが、初代MDR1000の能率の高さとクリアーな音で重低音もばっちり!聞こえました...


 

公開:2020年1月11日
更新:2024年12月 9日

投稿者:デジタヌ


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