連載『 SONY MDR-Z1000 モニターヘッドフォン 長期使用レポート』ー第1回ー
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お誕生日プレゼントとしてSONY MDR-Z1000をプレゼントされた。
初代 SONY MDR-1000を1991年頃に購入して愛用していたがイヤーパッドが朽ち果てて2002年にお釈迦に...。
その後別記したようにオーテック などに浮気してみたが、どうしてもあのクリアーな重低音が忘れられずに、あこがれは日々募るばかりだった。
写真の通り非常に丁寧なパッキングで届き、感激。
同包されていたのは、ドキュメント(マニュアル、インフォメーション、保証書)コード(1.2m&3m)、miniプラグ⇔標準プラグ変換コネクタ、キャリングポーチ。
ソフマップ楽天市場店 で購入しました。
セッティング?
...といってもケーブルを接続するだけ。
次回のモデルチェンジでは4極バランス接続に改良?
10万円以上の高級機種では近年アンバランス接続がなかば常識化しており、必須条件となっている。
プロ用途のスタジオモニターもバランス接続に移行している傾向なので、次回のモデルチェンジでは4極バランス接続に改良?されるように察せられる。
オーテックATH-SR9との仕様比較
コンシュマー用途としては登場が古いので、前途の90°回転に対応していない点、さらにはせっかくの着脱ケーブルがアンバランスの3極コネクタタイプで近年主流の4極グランド分離接続に対応していない点が...、オーテックは同社の別売ケーブルを使えばバランス接続が可能となっている。
ドライバー(スピーカー)はATH-SR9の45mmΦに対して50㎜Φ
再生周波数帯域 5~45,000Hz に対して 5~80,000Hz
最大入力 1,500mW に対して4,000mW
出力音圧レベル 97dB/mW に対して108dB/mW
公称物理データでは MDR-Z1000がそれぞれ上回っている?
ハイレゾ音源でなくても「メディアの記録情報に忠実な音」
但し人間の聴覚能力は一般的には20~20,000Hzとされており、
後述するように上限が45,000Hzでも80,000Hzでも大差は有りません!
ただしピアノ演奏については"基音"だけでも約25Hz~約3.6KHzあるのも事実で、
ピアノの「輝き、きらめき」を聞く(実感する)には、4倍音の15KHz程度までの帯域は必要ですが...
FMでは公称周波数帯域 50 Hz~15,000 Hz(実質運用約20Hz~17KHz)(※19KHZのステレオパイロット信号との混信を避けるために)
Youtube 動画は 1Hz~16kHz
Gogleの周波数帯域規制は一般的な「FM放送」に倣ったものなのでしょうが...
事実CDの公称帯域が可聴帯域ぎりぎりの DC~20KHz
ハイレゾが威力を発揮するのは音の立ち上がり・すなわち「粒立ち」「スピード感」「くっきり感」に効いてくるはず?で...
但しAM放送の公称伝送帯域 100 Hz~7,500 Hz(※2) でもピアノの「大まかな音色?」は伝わってきます。
参※2)送信遠距離の減衰も考慮して送信側では、20Hz~12KHz程度の"オーバー変調"をかけている?
事実放送局近傍の拙者宅(強電界エリア)では20Hzの信号を拾って(AMステレオ放送時代のパイロット信号が20Hz) AMステレオチューナーの受信回路が誤動作する場合もあります。
公開:2020年1月11日
更新:2024年3月 6日
投稿者:デジタヌ
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