狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

和食の要「味噌・醤油」のお話。その3各地の協同組合

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味噌も醤油も中国からの渡来食品では有るが、日本各地で独自の進化を遂げてきた。 と言うわけで今回は、味噌と醤油の日本全国の協同組合のおはなし。

醤油を束ねる全国組織

ご注意;以下の記事中※印は当サイト内の紹介記事リンクです。 但し、その他のリンクは事業主・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

現在以下の3団体に分かれている
創設1962年
東京都日本橋の醤油会館の中にあり全国の中小の生産者いわゆる地醤油の醸造業者・醤油蔵約1500社で構成されている。中小企業組合法に基づく合法組合。
創設1948年
戦後間もないに設立された任意団体。上記連合会と大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、マルキン(ジャパン・フード&リカー・アライアンス株式会社)、ヒガシマル)で構成されている。
全国醤油醸造協同組合
 
お味噌の協同組合
創設1960年
こちらは 東京都中央区に有る全国味噌会館にある。
で全国の929社の味噌蔵が加盟している。
一部前記全国醤油工業協同組合連合会と重複加盟している地方組織も有るが。
醤油同様、味噌の品質安定化のため傘下に試験、分析などを行う一般社団法人中央味噌研究所を持っている。
主な産地と地方組織
創設1950年
8団体121蔵で構成されている。この地区だけで年間19万トンの生産量を誇り全国の約半分46%を出荷している一大産地。
信州味噌は米麹と大豆と塩を原材料とする代表的な米みそです。
特に、東日本各地で好まれています。

石川県味噌工業協同組合

創設1950年
加賀藩の加賀料理に代表される石川県独自の「加賀・能登のみそ」  ブランドイメージに打ちだしている。35の味噌蔵が加盟している
創設1953年
長野県についで全国2位の味噌出荷量を誇っている。
戦前から続く 「愛知県白醤油醸造組合」と「愛知県味噌溜醤油工業協同組合連合会」が合併する形で誕生。現在ミソ・醤油合わせて6団体45蔵で構成されている。
1950年設立
京都に生まれた「京味噌」(地域団体商標登録)の中でも、特に京都の白味噌は「西京味噌」といわれるようになり、今日に至っている。京都府味噌工業協同組合に所属する企業が、同組合の認定する原料を使用し、京都府内で生産し、同組合の品質認定を受けた低塩甘口の白みそ。現在7つの蔵が加盟している。

 

公開:2017年7月20日
更新:2017年11月22日

投稿者:デジタヌ


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