狸穴ジャーナル別冊『音楽便利帳』

上昇キー付きB♭シングル管"七変化"《 購入レポート 》YHR-831-ND B♭シングル上昇キー付きホルン 第2回

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上昇キー付きB♭シングル管"七変化"

じっさいには七つも変化しないが'以下の構成がとれる。

1 基本構成 B♭管全音上昇構成


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2 半音上昇 

メインスライドと上昇スライドを差し替える。


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3 A管構成

メインスライドをオプション管※1
と差し替えると半音ピッチがさがる。
モーツァルトのDメジャーの協奏曲の時などに便利。


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4 B管  

第4スライド(ストップ管)の中間(延長部)管を外して、第5スライドと差し替えるとこの状態、ウェーバーのコンチェルティーノ、サン・サーンスの"ロマンス"などのinEの曲が演奏しやすくなる。


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同じく第4スライド(ストップ管)の中間(延長部)管を外して、第4スライドを短くすると、第4キーが半音下降キーとなりヴォルザークの"新世界"シンフォニーの途中で出てくる♯x6(♭x6)などの場面で譜読みがらくになる。

 

6 F補正管装着時 

同じくオプションのF補正管※2を第4スライドと差し替えた状態。
前回紹介した通りこれでF管同様通常ホルンの全音域※3をカバーできるようになる。


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※1は手持ちのシングル管の第1スライドを利用している
※2は手持ちのダブルホルンの第3スライドと本機の第4スライド、同じくもう1本のシングル管の第4スライドそれぞれの中間パイプを組み合わせてしようしている。
※3Do♯Low(実音B)からFa♯(実音E)の音は通常B♭管では出せない音

 

 

 

公開:2017年3月 9日
更新:2018年10月17日

投稿者:狸穴猫


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