パソコン編-《 DTM Navi 》DTMをはじめる 2
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DTMをはじめる環境を整える
さて、楽譜作成ソフトを使ってDTMをはじめるにはまずは環境を整える必要がある。
実は...ソフトとパソコン環境さえ整っていたら、できないことはないのだが、
あった方が便利、あった方が音が良い
というツールもいくつかある。
それも含めて解説していこう。
さて、必要な機材、とりあえず挙げると...
- パソコン
- 楽譜作成ソフト
- MIDIキーボード
- MIDI音源
となる。
順に解説していこう。
1.パソコン
当たり前だがこれは必要。ただちょっとDTMをやるとなるとパソコン選びに多少気合いを入れなくてはいけない。
実はDTMは結構パワー食い、メモリ食いである。データ量の多い音と画像を両方同時に扱うのだからまあ仕方ない。
そこでクワッドコアのCPU搭載しているくらいでないとお話にならない(それ以上ならより良いだろうが)。そしてメモリはできるだけ多く...ということになる。
んじゃ、具体的に今DTMのためのパソコン環境をWindows系でととのえるとしたら...
CPU:AMDの6コア(インテルより抜群にコストパフォーマンスがいい)
OS:Windows7の64ビット版(64ビット版の方がメモリが大量にいれられる)
メモリ:4GB以上
というような感じ。
枝葉だが気をつけておきたいのは前面にUSB端子の付いているものが便利ということ。MIDI機材をつけはずしするのは今はほとんどがUSB経由だからだ。
さて周辺機器。
ディスプレイだが、ある程度大きい方が譜面ががばっと見られるので便利だ。できれば24インチ以上をおすすめする。できればディスプレイを横に2台
プリンタ...あればいい。但し、パート数の多い譜面を印刷したい場合、A3対応の方がなにかと便利だろう。
スキャナ....採譜したい楽譜のサイズによる。市販の楽譜は大きいのでそれをとりたきゃA3対応が必要。(コピーして縮小すればA4でもことたりるが...)
で、複合機よりフラットスキャナの方がソフトとの相性の問題が起こりにくいようだ。(注:OCR:楽譜認識をしないのであれば必要ない)
それとパソコン用スピーカーも重要だ。やはりちょっと良いのを用意しておきたい。(ちなみに狸穴家のパソコンに接続しているメインスピーカーはALTECである)
要はちょっとずつ、ちょっとだけ贅沢なパソコン環境が欲しいってところなのだ。
んじゃ、コストパフォーマンスがいいのがいいね...いろいろ選べるのがいいね、となるとBTOパソコンも選択肢のひとつだろう。(狸穴家ではドスパラの「プライムシリーズ」というBTOパソコンを使っている)
でも、 やっぱりパソコンは有名メーカー品がいい...という方には、最近SOTECを買収してパソコンメーカーにもなったオンキヨーのパソコンってのはどうだろう。当然スピーカーはオンキョーのものが付いているので、音質には定評がある。
もちろんスピーカーだけオンキヨーにするってのも一手。コストパフォーマンスのいいマルチメディアスピーカーがそろっている。
さて、こんなところでパソコン編概説は終わり。
次回は楽譜作成ソフトそのものについて。
公開:2010年5月10日
更新:2018年10月19日
投稿者:狸穴猫
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