『音楽便利帳』狸穴ジャーナル別冊

Cello&Coo トランペット長期レポート第4回 Cello&Cooは買いか?

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Cello&Cooの顧客満足度は...

第1回に書いたように、Cello&Cooで惜しまれるのは、下品な配色(金ピカ斑色)と簡素なケースであるが、それ以外にも、信じられない"欠点"が...!

どこを見ても、型式"Tp-1c"と"シリアルナンバー"が刻印されていない事実!
もちろん、保証書(これもPCで印刷した安っぽい物)にも記載されていない!

さらに徹底した無駄排除のコストダウンで"お約束?"の"お取り扱い説明書"も無い!

というわけで本機の"顧客満足度"を採点すると。

アピアランス(デザイン)60点 本体仕上がり100点満点、お手頃感 100点 ケース30点、ドキュメント類5点、トータル500点満点で295点といったところ。

上記の弱点はスクールバンドにバンド備品を一括納入するのなら、「そんな物にお金かけても仕方ない」部分かもしれないが、"満足度"を重視する個人が"なけなしの大金"をはたいて購入する"パーソナルユースの楽器"にはぜったいに必要な条件である。

営業感覚にうとい"頑固親父"がリリースしている"こだわりの一品"なのでしかたあるまいが、本体の仕上がりが素晴らしいだけに、惜しまれてならない...。

乱暴な言い方になるが、トランペットに関する限り、Cello&Coo Tp-1b Tp-1cともに
価格はほぼマルカートの普及機(TP-100GBS TPC-100GL)並み、そして仕上がりは高級機種TP-900GBSS、TPC-900GBSSと(ともに10万円以上)に限りなく近いといえる。つまりかなりのハイコストパフォーマンス器といえる。

普通なら初心者向けのおすすめ楽器は、本体性能、ケース、完備したドキュメントなど"商品パッケージ"としてバランス良くまとまったマルカートということになるのだが...。

見かけを気にしないで実利を重んずる人には、少々の"欠点"(デザインとケース)に目をつぶってでも、1クラス上の(価格帯)マルカートの高級品と比べても遜色のない"仕上がり"を持つCello&Cooをおすすめしたい。

★Cello&Cooに期待すること...。

工房の親方に今後本気で、Cello&Cooブランドを育てる気があるのなら、早急に"ドキュメント"を充実させ、ケースは思い切ってそれぞれの楽器店にまかせてはいかがだろうか?
販売店には段ボール箱と発砲スチロールの発送専用簡易梱包で出荷すればよい。

又トランペットの商品展開としては、"安物"に拘らず納期3ヶ月以上、20万円クラスの1枚取りベルのプレステージモデルの商品化と、2本支柱&"クリアラッカー仕上げ"のトラディッショナルデザインの普及品B♭管や、リーズナブルな価格の"ロータリートランペット"などを商品化してくれれば...と期待している。

公開:2011年4月 2日
更新:2018年10月23日

投稿者:狸穴猫


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