狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

連載『 故長岡鉄男氏の目指した長岡サウンドに憧れて50年...』ー第4回ー

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第4回 飾り気が無く清楚で端麗なJBLJBL A520 を サブウーファー で支えてみると...

<本記事は11/14/2014'タヌキがゆく'に初稿公開した記事のお引っ越し記事です>

エンジョイ古民家オーディオライフ!シリーズ第7回最終回

YAMAHAのサブウーファーでブックシェルフspが、大型のフロアータイプに変身!

ノーメイクで多少ひ弱なJBL A520をスーパーウーファーで支えてみるとどうなるか?

さてクラシックといえば、マニア垂涎の的のスピーカーはなんと言っても、タンノイのオートグラフと相場が決まっている。

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TANNOY WESTMINSTER/GR タンノイ スピーカーシステム ペア
価格:5832000円(税込、送料無料) (2019/2/16時点)

オーディオユニオン楽天市場店 さんが輸入してくれます。

38cmの大口径スピーカーと複雑で長大なバックロードホーンのおかげで、
18Hz-27kHz /(-6dB)という周波数特性を誇りピアノを含むほとんどのクラシック音楽ソースをカバーしている。

一般的なクラシック音楽ソースは

ここで一般的なクラシック音楽ソースの収録低域はどのぐらいかというと、

せいぜい40~50Hz/-0dB、バスドラムが盛大に入った曲や 和太鼓演奏でも聴かない限り、20Hzなどという可聴音ぎりぎりの重低音は含まれていない。

※重低音記録レベルに関しては手持ちの山水の14分割グラフィックスイコライザーRS-880付属の「ピークレベル・スペアナ・LEDモニター」で目視確認したいっぱん的なCD音源の値。

JBL A520では明らかに低域不足

ただし80Hz/-10dB(実数比1/5!)の公称周波数特性のJBL A520では明らかに低域不足、室内楽でも雰囲気は伝わるが迫力にとぼしい。

そこで前々回の釣書(仕様書)の記載からは、気の強そうなイメージを受けるが、

実は飾り気が無く「清楚」で「多少ひ弱」といったJBL A520嬢。

この多少繊細な彼女でも何とか大オーケストラやグランドピアノをこなせるようにしようと考え、電子ピアノに接続していた手持ちのYAMAHA AST-SW100(※1)を接続してみた。

※1.TANNOYと同じ尺度-6dbでは25Hz程度。やはりTANNOYはスゴイ!

大編成オーケストラやピアノ録音もじゅうぶんに楽しめるようになった!

YAMAHA AST-SW100を接続した結果、大型フロアースピーカーシステムにも匹敵する「豊かで重厚な低域」になり、

大編成オーケストラやピアノ音楽もじゅうぶんに楽しめるようになったことをご報告申し上げる。

ただし、彼女(JBL A520)は元来「上品で内気で繊細」なので、

重低音バリバリの今時の"訳のわからないポップス音楽"は、オキライである?

そういうソウルフルな女性(音楽)が好きな人は、どうぞご自慢の"重低音カーステレオ"か"重低音再生専用ヘッドホーン"で低周波振動騒音?に酔い取れてクダを巻いて頂きたい?

...と言いながら、小生すこぶる付きの「重低音マニアです」...ハイ。


 

公開:2014年11月14日
更新:2024年3月12日

投稿者:デジタヌ


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