【トランペット奏者】W・マルサリス との出合い その3
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キリギリスライフはFMラジオからはじまった その3
さて、時間を戻し、購入したCDを聴いたデジタヌの反応に話を戻そう。
やはりとても驚いた様子で、聴き入っている。
特にフンメルのトランペット協奏曲に驚嘆したようだ。
デジタヌは技術的なところも感動したようで(そうだ、デジタヌはアマチュアオーケストラをやってたこともあるらしく、奴の高級ホルンが4本もうちにはある、さらにトランペットもかじったことがあるらしい)ある。
詳しいことはタヌキのブログに
こうなると止まらない。
夫婦そろって何度も繰り返しCDを聴く。
フンメル三昧である。
さら私は夕食後、デジタヌが寝た後に動画サイトを漁って、いろんな奏者のトランペットの曲を聴きまくり、(ついでに懐メロも聴きまくり...ま、これはおまけだが)
ウィントン・マルサリスのフンメルトランペット協奏曲がもう一つ録音があると知り、どうしても欲しくなる。
が、日本版はその絶盤であった。
ここであきらめる私ではない。
ウィントンマルサリスの公式ホームページに行ってみたら、アマゾンへの案内があった。で、アマゾン(米国つまりamazon.comだな)で海外版のタイトルを調べ、アマゾン(日本つまりamazon.co.jpのほう)でタイトルを検索。
あった!あった!
輸入盤は現在も発売中である。
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Wynton Marsalis: The London Concert (2004/02/24) Charles Tunnell、 商品詳細を見る |
それも安い!1000円切ってる!もちろん早速注文。
翌日、デジタヌがどうしても聞き比べをしたいというので、往年の名トランペット奏者モーリス・アンドレと、新進の女性トランペット奏者アリソン・バルサムのトランペット協奏曲集をアマゾンで注文。
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Great Recordings Of The Century - Hummel, L. Mozart, Telemann, Vivaldi: Trumpet Concertos / Andre, Karajan (1998/10/13) Johann Nepomuk Hummel、 商品詳細を見る |
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Haydn, Hummel: Trumpet Concertos (2008/08/06) Franz Joseph Haydn、 商品詳細を見る |
さて、届くまで何をしていたかというと、
仕事から帰ってきたデジタヌと一緒に動画サイトでトランペット名曲のの聴きまくり。
デジタヌが寝てからは、トランペットと懐メロと声楽の聴きまくり。なぜウィントン・マルサリスのトランペットとと藤山一郎の歌が私の耳には同じに聞こえるのかの謎解きをして過ごしていた。
藤山一郎の声質が金管的であるというのはともかくわかったが、それだけではないと思う。微妙なビブラートのかかり方、聴いていて飽きない微妙な音色の調整。
...等だろう。
とにかく似ている。
トランペットの曲を聴けば聴くほど、ウィントン・マルサリスの音に惚れ込んで行く。
そして、その狭間にいろんな声楽家の歌を聴き...
ルチアーノ・パヴァロッティ、シャルロット・チャーチに行き着いた。
やはり金管的響きのある声が私の好みのようである。
こりゃ当分はまるわ...。
あまりフンメルのトランペット協奏曲ばかり聴いていたせいで、3楽章がかかると5才の娘、ミチャポンがノリノリで踊り出すという珍現象のおまけ付き...。
公開:2010年4月 4日
更新:2017年8月29日
投稿者:狸穴猫
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