狸穴ジャーナル・別冊『音楽便利帳』

奥州フィルハーモニー管弦楽団にエール!

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奥州フィルハーモニー管弦楽団とは

岩手県 奥州市で活動していた?アマチュアオーケストラ。

2009年に同団体の音各監督兼指揮者である、チェリストの舘野英司氏(ピアニスト舘野 泉 氏の実弟)が呼びかけ地元のクラシック愛好家数人が集まり旗揚げした団体。

音楽監督の舘野英司氏がご高齢でもあり「体調を崩されたのかもしれない」と気にかけていたのだが...。

全国から集まったアマチュア楽師の協力で大成功した2度の演奏会

創設の前年2008年には 奥州市で最大震度6強を観測する岩手・宮城内陸地震が発生し、翌々年の2011年3月11日の 東日本大震災では最大震度6弱を観測した。

2度の震災にもめげず、2011年11月には残った数人のメンバーの呼びかけで地元や全国から集まった有志の力を借りて「室内楽のゆうべ」を開催。

翌年の2012年2月には「復興の歌声を奥州から」 と銘打ったチャリティーコンサートを奥州市文化会館大ホール(岩手県奥州市 )で開催、ともに大成功を収めた!しかし以後活動は長い休眠(休団)に入ってしまった。

デジタヌも舞台に上がっていたかも?

実は以前「音楽便利帳」で団員募集記事投稿コーナーを設けていた際、同団が創立して間もない頃にメールをいただき小生に団友で出演を誘われたことがあり、当時小生はまだ「現役のトラック運転手」をしていた頃なので、丁重にお断り申し上げたことがあった。

尚奥州市には2010年に奥州市民Z管弦楽団が誕生しており、地方都市で2つのアマチュアオーケストラの存続は難しいのかもしれない。

同団体の一刻も早い再起を願う次第である。

公開:2017年6月17日
更新:2020年12月 1日

投稿者:デジタヌ


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