狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

アマチュア ホルン 奏者でもあるデジタヌの クラシック コンテンツの楽しみ方とは《クラシックコンテンツNavi 》

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前書き(要約) デジタヌ流着眼(聴)点とは...《オーディオ・マニア的クラシックコンテンツ・ナビ》

当サイトの「クラシックコンテンツナビ」はできるだけ吉田秀和流?の「形而上」学的?"問答・論評・表現"は避けて、計測データ(周波数分析)と"ミュージシャンの端くれ"としての「感性に基づいた(聴)観点」で分かりやすく紹介することを心がけています。

小生は以下の観点(聴取観)でオーディオマニア的に"記録音源"を楽しむ事にしている。

interestingness grade of the audio

dynamic range(ダイナミックレンジ)

:CDの制作指針?を基本に50dB(※1)以上録れているかが一つのポイント。

参※1)当サイト関連記事 アナログディスクLP懐古趣味・信奉論者に一言 はこちら。

S/N

: 同じく、DDD(フルディジタル※1)プロセスを基本に、トータルで96㏈(実数比60000倍) 弱音部分で40dB(実数比100倍)以上取れているか。

heavy bass sound( 重低音)

: 同じく重低音を過不足なく収録しているか?

これはピアノ曲では特に重要でフルグランドの再低音A(ラ)27.5Hz付近の音が基音27.5Hzだけではなく響き(側波帯)も含め可聴帯域ぎりぎりの20Hzまで確実に"記録"されていないと「ピアノらしい音」にはならずベートーベンのソナタやショパンがつまらなくなってしまう!

clarity(明瞭度)

 :各パート(楽器)が明瞭に分離しているか?「ハモリ」と楽器の明瞭度は別問題!2管なら2人、3管なら3人が、ホルンなら4人が、声楽なら付きなら独唱者個々の分離は当たり前で合唱付きなら「個々の団員」までもが明瞭に聞き取れるぐらいでないと...


saturation(音割れ)

:サチュレーション(録音レベル飽和の有無)、衝撃音(パーカッションの)の再現性など :音割れはしていないか、ピアノやパーカーションなどの衝撃音の再現は十分か?

musicality(演奏・音楽性)

演奏については以下の2点が重要

Individuality(個性度合い)

:個性的であるか?

但し固有の「何々節、誰々節」は辛く評価している。

Dependence(繰り返し愛聴度:依存ド愛?)

:ライブ録音以外は取り直しのきく「録音セッション」なので完璧に越したことはないが...、

少々の(演奏・録音)ミスはあまり問題にしてない!

それよりは「記録音源」の重要条件として、「繰り返し聞く気になるか?」が重要ではないかと考えている。

狸穴総研音響研究所ミュージックコンテンツ研究室 代表 出自多留狸


 

公開:2020年2月 6日
更新:2024年3月12日

投稿者:デジタヌ


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