TOSHIBA "レグザシリーズ《 購入 レポート 》4K・TV受像機でも一般用途ならPCモニターとして使える!
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最近(2018年)当狸穴スタジオでも4Kモニターを導入した。
DTMなど広大なデスクトップ必要とする作業には4Kモニターが必須の時代に!
楽譜作成ソフトに限らず、マルチチャンネル(多段楽譜)入力では、1024Pのハイビジョンモニターでは限界があり特に楽譜作成ソフトでは全段表示が困難で、どうしても部分表示(セクション)表示になり、近・現代曲ではスコア全段の確認作業が面倒になる。
2160ピクセルの縦表示エリア!
4Kモニターだと2160ピクセルの縦表示になり、ピアノ曲からストラヴィンスキーまで殆どのスコアが一度に見通せる。
しかもその状態で、細かな部分修正も可能となる!
しかも2018年現在4Kモニターは手頃?な価格まで下がっている?
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パソコン用4Kモニターと4k対応テレビの違い
パソコン用モニターの特徴
パソコン用モニターは「色再現性」には優れているが、モニターそのものには画素補完技術などの映像処理エンジンは搭載されていない!したがって非力なGPU,MPUでドライブすると、動画では画像がギクシャク乱れることになる。
特にインテル第3世代以前のGPUを使用したノートパソコンではこの点に注意が必要!
TVモニターの特徴
但し色再現性を求める、DTP、やAdobeソフトなどを用いたデジタル写真編集、映画編集やVFXなどの映像制作・編集を目的とする場合は原画情報(輝度・再度・色相など)が各メーカー独自の画像エンジンで東芝に限らず大幅に"改算?"されるので、色彩を重要視する分野では使用できない!
広大なデスクトップエリアで広範囲な用途に利用できる
水平3840pic×垂直2160picnの広大なデスクトップエリアは、DTMなどのクリエーター、テキスト主体のブロガー、トレーダー、CAD・CAMを使用するデザイナーなどの多くの分野では効果を最大限に発揮し、作業性が大幅に向上する!
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国産TVモニターの2倍以上の価格差は何処にあるか?
東芝という企業体質は如何なものか?...ハッキリい言って現時点(2018年)では賛同致しかねるが...。
製品であるTVモニターは素晴らしかった!
後述するサイズ選定は失敗したが、狸穴工房の仕様目的においては選択は間違っていなかったと確信している!
他社との違いは"レグザエンジン"
レグザエンジンとは専用画像チップのことでパソコンでいえばGPUに当たる。
元々はSONYのPlaystation1のために当時のIBMと共同開発されたMPUであったが、ご存知の通りSONYはAMDに鞍替えしたために、供給先が無くなった!そこで映像処理エンジン(専用チップ)として用途変更し延命化を図ったMPUである。
"レグザエンジン"のすばらしさ実感
狸穴工房のメインシステム自慢
2014年9月以来下記のハイエンド・パソコンを使用している。
CPU AMD FX9590 8core 4.72GHz
RAM 8GB
SDD OCZ-TRION100 (100GB)
HDD WDC WD20EZRX(2TB)X2基 RAID0 ストライピングモード
COULERMASUTER 水冷システムキャビネット
operationsystem Windows 10-64bit
とここまでは2018年10月現在でも屈指の実力(ベンチマーク)を誇っているが...
GPUがNVIDIA GeForse GTX650 と旧型でちと非力である(ショボン...´・ω・`)。
為にハイビジョンx3モニターには対応していても4K出力は30Pが限界で60P出力はできない!
そこで、長い間4Kモニターの導入をタメラッテいたが...。そんな心配は全くなかった!
購入機種
TOSHIBA 43C310X ¥80,500ー/(2018年3月消費税送料込み)
素晴らしいフレーム補完技術!
30p HDMI入力動画再生でも全くギクシャク感無!
賢いレグザエンジン様が30P→60P変換(フレーム補完)を見事にこなし、動画でも全く問題なし!
パソコンのHDMI出力(30P)とTVのWEB機能による60P画像を比べても 素人?には全く違いが判らない!程。
HDTV補完技術
更に、圧縮前の原画の解像度がHDV(1080p)であれば720p配信のYouTube配信動画でも、1080pとほぼ同じ位の高精細度迄復元してくれる!
さすがに2K1440p→4K2160pはきついが、1080p→2K1440p程度までなら、オリジナル画質とほぼ区別がつかない。
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購入時のワンポイントアドバイス
デジタヌは予算の都合で43インチのTOSHIBA 43C310X TVモニター(製造終了)を購入したが、これはある意味失敗であった!
購入までは現在サブシステムに用いているBENQの27インチモニターx2、+エイサー24インチの変則3モニターで作業を行っていたので、マウス(トラックボール)での入力でもさほど不便(視認性)は感じていなかったが、4K43インチでは解像度はあるが、テキスト文字やアイコンなどの各キャラクターが小さくなりすぎて、視認性&作業性共に悪く、現在OS基本設定で「テキスト125%設定」にして用いる事を余儀なくされている。
ために、DTM入力時もスコア全段を表示させると作業性が悪くなるため、相応の"拡大"(部分表示)が必要となっている。
今後DTMなどでトップエンドのモニター環境を目指す方は、50インチ以上のサイズ選択を推奨する。
公開:2018年10月19日
更新:2022年9月29日
投稿者:デジタヌ
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