狸穴ジャーナル別冊『音楽便利帳』

【団体紹介】2017 業界団体AMEI と 米国企業AKAI

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AKAIprofessionalのDTM機材がローランドなどの他社製品とは一線を画している理由。

ご注意※印は当サイト内の紹介記事リンクです。

但し、その他のリンクは事業主・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

AKAIprofessionalがAMEIに加盟して無い理由。

AMEIとは一般社団法人音楽電子事業協会の略称。

英語名Association of Musical Electronics Industry の頭文字をとった略称・通称である。

1994年にそれまであった3つの団体、全国電子楽器協議会、MIDI規格協議会、日本電子音楽ソフトウエア協会の3団体が合併してできた音楽電子産業協会が母体となって発足し社団法人音楽電子事業協会をへて2012年の一般社団法人音楽電子事業協会となった。


元々は1994年当時協会ができるまで足並みの揃わなかった国内メーカーのMIDI規格を標準化し、輸出振興策の一貫として世界に打って出れる輸出産業として育てる目的で経済産業省の肝いりで設立された団体である。

その後一応の成果が得られたので、2012年所轄官庁から離れ 一般社団法人へ移行した。

現在は標準化されたMIDI規格の普及活動及び管理を行っている団体であり、DTM機器の製造企業のみならずカラオケの(株)第一興商や音楽クリエーターや演奏者を養成する専門学校等の学校法人も加盟しているDTMの権利団体でもある。

AKAIprofessionalブランド

赤井電機株式会社が作ったブランドで嘗ては確かにmade in japanであった。

1985年ウィンド・シンセサイザーの製造ライセンスをEVI、EWIの開発者ニール・スタイナーから譲り受け、AKAI EWIシリーズの製造を開始した。

その後1999年AKAI professional M.I.株式会社として経営不振の赤井電機株式会社から独立したが、2005年末経営不振で倒産した。

現在は現在はアメリカのinMusic Brands Inc.(英語版)が商標を保有し、AKAIprofessionalブランドの製品をOEMメーカーに製造依頼し販売している。アメリカ製のDTM機材。

と言うわけでAKAIprofessionalの製品は日本製のDTM機材とは一線を画しているのです。

公開:2017年6月29日
更新:2022年9月29日

投稿者:デジタヌ


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