狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

DEL「 8K ディスプレイ」ついにデル! 《 電脳トピック 2017 》

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「Dell デジタルハイエンドシリーズ UP3218K 31.5インチ 8Kモニタ」

米国では3月に発売され,日本国内でも5月に投入予告が発表されていた世界初の市販8Kモニタ(7,680×4,320ドット表示)のPC用ディスプレイ「Dell デジタルハイエンドシリーズ UP3218K 31.5インチ 8Kモニタ」がついに発売された。 税別直売価格は498,800円。

2000年の衛星デジタルハイビジョン試験放送開始時は大画面42インチTVが42~50万円していた当時を思い起こすと隔世の感がある。

2003年12月の地デジ放送開始,

2004年4月のB-CASカード導入による「コピーワンス」の導入、

2007年4月の衛生デジタルハイビジョンの本格放送開始、

2011年のBSプレミアムの誕生、

2012年3月末の地デジ完全移行(地上アナログTV 放送終了)。

この当たりから、海外製TV受像器の台頭による輸出市場での競争激化で日本製大型TV受像器の輸出シェア低下や、安い海外製品の日本上陸と買い換え需要による大型液晶TVの普及とに呼応する形で40型以上の大型モニターの価格が急激に低下し今や数万円台にまで下がってきているのは読者諸氏もご存じの通り。

この間、小生は一貫してパソコンによるTV視聴を唱えてきたのも、以前からの読者の方はご存じのはず。

2016年になって、NHKも次世代TVとして、4K・8Kの試験放送を開始したが、肝心の受信機(チューナーが市販されて無い現状ではNHKの各地方局に設置されている、デモ用設備でしか観ることが出来ないのが現状。

まあ8Kについては、全国主要都市にある「デジタルムービー」設備があるシネコンの、ロードショー映画はこの方式なのでその素晴らしさはご存じのとおり。

又4Kについては、すでに「Dell デジタルハイエンドシリーズ」や他メーカーの 4Kディスプレーをお持ちの方なら、1昨年ぐらいからの「4K動画対応デジカメ」や「4Kホームビデオカメラ」の普及と共に、「YouTube」で多数の4K動画が配信されているのもご承知であろう。

今回発売された、「DELUP3218K」は「ハリウッド」などの映画製作者・CGI制作者用のプロフェッショナル用途を標榜しており、まだまだ「一般家庭向け」とまでは行かない。

しかし次期新製品当たりで、4Kモニタ(U2718Q27税別66,800円)同様「画期的な低価格」の「普及版実用モニタ」が発表・発売が期待出来るであろう、これからが楽しみでもある。

デル株式会社

UP3218K の主な仕様と特徴。

PremierColorテクノロジーを搭載、Adobe RGB 100%、sRGB 100%、REC709 100%、DCI-P3 98%、Rec2020 80%超の色域をカバーする。

 狭額縁の「InfinityEdge」を採用、スタンドはチルト、ピボット、スイベル、高さ調節が可能。

 主な仕様は、サイズが31.5型、パネルがIPS、表示色数が約10.7億色、中間色応答速度が6ms、輝度が400cd/平方m、コントラスト比が1,300:1、視野角が上下/左右ともに178度。インターフェイスはDisplayPort×2で、3ポートのUSB 3.0 Hub機能を搭載。

 本体サイズは721.36×215.9×617.22mm(幅×奥行き×高さ)。


 

公開:2017年7月29日
更新:2018年10月24日

投稿者:デジタヌ


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