狸穴ジャーナル・別冊『音動楽人(みゅーたんと)』

パソコンを使い出して二十年あまり《 パソコン ライフ 2007》

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<本記事は09/24/2007'タヌキがゆく'に初稿公開した記事のお引っ越し記事です>

シリーズ 「頑張れ、一太郎君」第1回

パソコンを使い出して二十年あまり、どっぷりはまって十数年

勿論最初は、パーソナルではないオフィスのパソコンである。

それもDOSVではなくNECPCであった。

使う目的は言わずと知れた"一太郎"つまりワープロであった。

会社を退職独立開業後、初めて買った"パーソナルコンピューター"にも、"一太郎"を"入れた"しかもそのパソコンには"MSオフィスプロフェッショナル"がバンドルされていたのに!

当時つい先だって閉店した秋葉LAOX THE COMPUTER館に行くと、ニューバージョンがでる度に、壁一面に"一太郎"のパッケージで埋め尽くされた特設ブースで"大々的に"新発売キャンペーンを行っていた。

そしてその後もバージョンアップの度に毎年一太郎君を新調、私のパソコンにはいつも一太郎君が、"待機"していた。

そう次第に、"ズ~と待機状態"が続くようになって行った。

何故?、、、、主役を"MSワード"に奪われたからである。

当時小生は、英文を扱う場合もあり単語訂正等の英文機能を考えると、常用は"ワード"と言うことになる。

それに、当時ワードに比べ一太郎は何故か?重かったのである。

今のように、CPUにパワーが有り余る(供言えないが)時代ならともかく、CPUは数百メガHzプラス、メモリもせいぜい128メガバイト止まり程度が極フツーの時代では、一太郎君は懲りすぎていたのかも知れない。

そのワードも、次第にページメーカーに移行。

当時の小生は膨大なページの機械物の取説を、図表混じりで作る機会が多かった。

クライアントの要求で途中ページに図表をチョイト挿入なんて場合に、ワープロでは以降のページ構成がガタガタに!、、、なんて悲劇が起きてしまう。

エディッタでテキスト文しか扱わない"ライター"さんには判らないだろうが。 まあともあれ現在、ついに我が工房のパソコンからはATOKだけを残して一太郎君がリタイアしてしまった。 <つづく>


 

公開:2007年9月24日
更新:2022年9月29日

投稿者:デジタヌ


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