狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

岡山臨港鉄道 を LRT として復活できレバ! 南区 市民の...そして岡山広域都市圏交通網再構築の引き金に!

前書き(要約) 岡山県の元祖臨海鉄道と言えば...

前項でも珍しく現在生き残り。しかも旅客扱いまでしている唯一の臨港鉄道として、知られている水島臨海鉄道ですが...

もう一つ忘れてならないのは岡山県の元祖臨海鉄道"岡山臨港鉄道"です!

岡山県が音頭を取って、JR西日本、岡山電気軌道、両備バスなどの交通事業者と岡山市で、岡山都市圏交通㈱を新設できれば、岡山都市圏広域交通網の一部として、岡山臨港LRTが復活できて、現在バスのみに頼る、大躍進を遂げた同区住人に新たな希望の光が差し込むでしょう。

※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくはオリジナル各国語版Wikipediaへ直接リンクしています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

プロローグ 明暗を分けた岡山県の臨海鉄道

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(※以下 直接リンクは事業者公式Website、Wikipedia該当項にリンクしてあります。)

※当サイトで用いた廃線ルートは、全て国土地理院の公開航空写真データに基づいています。

但し数m程度の誤差があることはご了承願います。

嘗ては、現在よりも、手広く?商いを行っていた!

この路線は、製鉄所と石油化学コンビナートという、お呼びがかからない、工業地帯に建設されたが...

第0項 交通政策審議会答申・妄信説は過去のおとぎ話・迷信にすぎない!

一般人が、マスメディアによって"勘違い"させられている最大の"誤解"は、「碁会所?に暇つぶしに集まったお年寄りたち」には何ら権限がない!どころか、"提言"(希望)は出来ても、一切の権限(決定権)は無い!と言う事実です。

地上げ屋傾「紛い物鉄道Youtyuber」共(※01)が、交通政策審議会答申に示された「提言」(※02)を"錦の御旗に振りかざし"「非現実的な新線建設Delusion!」を、さも尤もらしく、吹聴していますが...

神線を神(お上)から授かっていたのは、遠い昔の「神話時代?」のお話です!

お上が"国民の僕(しもべ;公務員)"と"国民の代理人(国会議員)"で構成されている現在、

charter(許認可)申請は、民間企業(営利企業)となった鉄道事業者が"自らの大人の事情"で計画して、申請を行うものとなっています!

railroadprojectflow.png

参※)当サイト内関連記事 運輸族(旧運輸省派)の天下は終わった、今や国土交通省(旧建設省派)が国土軸を模索する時代に... はこちら。

参※01)当サイト内関連記事 今どきの交通系!Youtuber...鉄道タレント、鉄道シナリオライター、鉄道 コラムニストとは?... はこちら。

参※02)当サイト内関連記事 交通政策審議会 の"提言"は 与党運輸族 のアドバルーン? はこちら。

第1目 新規路線の素案(議題)を作成しているのは地上げ屋の回し者!

更に新規路線の素案(議題)を作成した連中は、交通専門家(地政学者)では無く!

「一儲けを企む鉄道事業者 つまり商人(あきんど)」と言う事実でもあります。(※公営交通事業の場合は、地上げ屋と結託した視界偽員!ども)

例えば各政令指定都市の地下鉄建設などでは...

全国の公営鉄道の延伸妄想!の数々について、"日本語ウィキペディア"などに投稿した"その筋の関係者!"どもは、

未練がましく地上げ路線妄想!を書き連ねていますが...

何れも地元市民(住人)の意向を反映した構想ではなく、タダの地上げ妄想!にしかすぎません。

第2目 鉄道新線は市民の Consensus が無ければ...

都市計画・鉄道新線計画は♥人の営み、暮らし向きと切り離しては成立しません!

つまり、地上げ屋共が、好き勝手に引いた「地上げ路線!」では地勢までも変える力は無い!わけです。

さらに今や、巨大設備事業!である鉄道建設には、自治体(市民)のScheme(企て!)が無ければ実現できない世の中になってしまっています。(※03)

地下鉄延伸・新線などの鉄道新線建設は「良し悪し(※04)」は別にして"♥市民の Consensus(総意・協心)に下ずく自治体(市民)のScheme "が得られ無ければ建設できない!ご時世なのです。

参※03)当サイト内関連記事 鉄道建設に必ず登場する事業費・自治体分担の"仕来り" Schemeの由来は "企み!"で " 言い得て妙 ... はこちら。

参※04)当サイト内関連記事 欧米 から学ぶ 持続性のある 旅客鉄道事業 再建 に関する2つの取り組み はこちら。

ルート設定には♥"民主主義の原点回帰"が...

  • 新線建設ありきの(一方的Power harassment!)施政捨て!
  • 民間企業!(鉄道事業者)の"エゴ"と、視界偽員の野望取り払い!
  • ♥地域住人の望む「真(誠)の鉄道"神"線」を目指す姿勢!

つまりCompliance(追認・承服)を強要?する施政ではなく、

♥Consent(同意)を大前提とすべきではないのでしょうか!

その為には
  • ●Power harassment!Scheme(企て!)の Compliance(追認)を求める説明会は廃止するべき
  • ●パネルディスカッションなどの♥"公聴会"開催するべき

つまり建設予定エリアの

  • ♥住民の要望に耳を傾けて、
  • ♥民意をくみ上げる

姿勢が大事!なのではないでしょうか...

自治体(利権集団)の"猿芝居!"(地元説明会)では中共のパワハラ圧政!と何ら変わりません。

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第1節 不運としか言いようのない岡山臨港鉄道の生涯

岡山臨港鉄道

岡山臨港鉄道は、宇野線(本四連絡線)茶屋町と、現南区を結ぶ路線でした!

起点:大元駅⇔終点:岡山港駅 8.1 km (起点大本駅含む)駅数10駅 平均駅間距離約900m 全線非電化単線

開通 1947年

地方鉄道開業 1951年8月1日(旅客営業開始)
廃止 1984年12月30日

8㎞程度の路線なら、全線電化しなくても

♥オクラホマシティーのバッテリートラム

概歴

太平洋戦争中に倉敷絹織(現・クラレ)が岡南地区で工場の操業をはじめ、物資や従業員の輸送が必要になったため、特殊専用側線制度を利用して宇野線から工場に通じる側線の敷設をはじめた。

1944年(昭和19年) 戦時中、岡南地区にある工場を結ぶ側線の工事がはじまるが途中で中断。
戦後、汽車製造岡山製作所の専用線として工事を再開。
1947年(昭和22年)2月 大元 - 沖福島間が完成し、国鉄車両による貨物輸送開始。
鉄道営業時代
路線を利用していた汽車製造岡山製作所が閉鎖されたのに伴い、同社などの沿線企業と岡山県、岡山市などが出資して、路線の運営を継承する岡山臨港鐵道株式会社が設立された。

1951年(昭和26年)
4月2日 岡山臨港鐵道株式会社を設立。
8月1日 臨港線が開業。大元 - 岡山港間の旅客運転を開始。

《Wikipediaより引用》

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★第2節 無念でならない早すぎた登場!

そして、専用線的性格が強かった同路線が、頼みの綱のクラレと汽車製造の両方を無くし、業績が悪化してしまったこと!

もしも岡山県がもう少し持ちこたえてくれていたら、西大寺鉄道東岡山⇔後楽園前区間同様に、もしも残っていたら...バスだけに頼っている現状の状況を打開する特効薬になっていたであろう路線です(※21)

参※21)当サイト内関連記事 岡山 都市圏交通網の再整備は都市型 BRT で はこちら。

♥岩瀬浜駅での連係プレイ!

水島臨海鉄道が生き残ったのは

三菱自動車工業水島製作所と言う、生産工場を路線に抱えたことが明暗を分けたようだ、ご存じの通り自動車工場(※22)は昼夜3交代で生産を行っていて、通勤利用者が多い、また、重化学エリアには、コンテナ貨物駅を隣接して、製品輸送も担えるようになっている。

更に水島自体が、岡山・倉敷都市圏のベッドタウンとしても発展したために一定の利用客がいる。

参※22)小生が良く訪れていた1980年代には三菱自工前は未開業でしたが、ホテル最寄り駅の常盤駅は旅客扱いをしていてたまに利用したことがありました。(通常は営業車を利用して日帰り出張していました)

地方都市の公共鉄道が生き残るにはLRT化しか

全国の地方都市にもひたひたと脅威!が迫っています。

とても、弱小3セク鉄道ではホームドア設置などできません!

ホームドア工事だけでも数億円/1駅、それにATO、CTCなどの信号設備一切合切を改修するとなると...

もう天文学的な数字...

※このホームドアだけで20億円!もしていますいったい"誰が(口利きした政治屋?)"儲けたのでしょうか...

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第3節 日本の都市圏広域交通網には一元化が必要

別項で詳述しましたように、日本の地方都市では、交通事業者が入り乱れた、未だに明治初期の乱立状態が続いています!

これでは、利用者にとって、利用しやすい都市圏広域交通網は望むべくも無いでしょう!

今こそ、県と政令指定都市岡山市が、中心となって新たな広域交通事業を開始すべきです!

岡山県、岡山市には、水運に頼らなければならない利用もある

このハンディを生かして、水運(海上バス)事業も統合すれば、離島部から岡山駅への最短ルート、高速艇ルートも誕生させることが出来て、離島からの、岡山市内・帝都東京へのアクセスが見違えるように良くなるでしょう!

荒天時には、岡山港から、岡山臨港鉄道LRTに振替え輸送すればよいわけで...

どうしても高額にならざるを得ない、海路(水路)が一元化された料金体系に組み込めれば...

岡山市内に転居しなくても、離島からの、通勤・通学も容易くなるわけです!

更に、現在の、個人営業渡船は、奄美群島に倣って"水上タクシー"としてオンデマンド乗り合い事業を継続すればよいわけで、朝夕の水上バスは、新しい岡山広域交通サービス㈱が担当すればよいわけです!

道路網整備の遅れている南中区でも...

バス路線沿道利用者の少ない、中区では、発想を転換して、百間川を利用した水上バスが、朝夕の交通ラッシュに影響されずに、市中心部へのあくっせすルートになれるかもしれません?

河川改修・防災事業と合わせて、浚渫・旭川⇔百閒川間の運河(放水路)開削などの事業を行えば、交通網としても利用できるでしょう!

但し、水運(水上バス事業)は運行コストが嵩むので、岡山都市圏広域事業団(3セク)が交通事業を一元化しないと、単独事業としての採算は見込めないでしょう!

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★エピローグ 岡山都市圏交通が一元化できレバ

岡山県が音頭を取って、JR西日本、岡山電気軌道、両備バスなどの交通事業者と岡山市で、岡山都市圏交通㈱を新設できれば...

図中に示した、岡山都市圏近郊区間、吉備線、赤穂線、山陽本線(通勤ライン)、津山線の各JRローカルライン、両備バスグループ(岡山電気軌道線、その他のバス事業者)、水運会社のサービスが一元化できて、前項で述べたように岡山都市圏交通の円滑化・効率化が実現出来て、市民に頼りになる岡山市都市圏交通網が実現できるでしょう!

参※91)当サイト内関連記事 岡山 都市圏交通網の再整備は都市型 BRT で はこちら。

21世紀の現在全線電化しなくても、電車は走ります!

非電化路線烏山線 を走る電車!

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《abandoned railroad》関連特集記事のご案内 

※以下の♥タイトルをクリックするとシリーズ記事全てにジャンプ!できます。

後書き《 abandoned Road 》シリーズについて

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abandoned Railroadの教訓から学ぶ必要がある"持続可能な鉄道事業"とは

多く歴史ある鉄道がabandoned railroad(廃線)となって"天に召された"ましたが...

鉄道黎明期の LRT ?ブーム

明治維新後の文明開化で訪れた陸蒸気幹線の発達と共に、日本各地で民間資本による"軽便ブーム"が起こり、その多くが昭和に至るまで大活躍していました。

今風に言うなら LRT 網と言うことになります!

全国にあった軽便軌道の栄枯盛衰は

これらは、市街地を駆けまわる"チンチン電車"網であったり、都市圏交通を担うインターアーバン(都市圏電気軌道)であったり、鉄道幹線(大都市)と港町を結ぶ臨海鉄道・臨港鉄道、山間部を縫う森林鉄道、更には1960年代まで北海道で大活躍した"殖民軌道"などなど...

更には、準LRTと言っても過言ではない地方交通線が例に挙げられるでしょう。

abandoned railroadが復活!するには更には赤字路線を蘇生させるには...

♥RTD(Regional Transportation District,デンバー地域交通事業団の例

これらのabandoned railroadにスポットを当てて、陸上交通における"地方交通線"が担ってきた役割と、その"生い立ち"、更には"消えていった背景"を考察して、現行の廃止対象路線がトランスポーターとして『21世紀を走りぬく』方法を模索してみました。

狸穴総研 交通問題研究所 出自多留狸

※脚注 関連団体 ♥問い合わせ先 リンク集

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関連団体リンクテーブル 

 

公開:2021年7月24日
更新:2022年12月10日

投稿者:デジタヌ

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