タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

岡山臨港鉄道を復活できレバ!南区市民が...

明暗を分けた岡山県の臨海鉄道

前項でも珍しく現在生き残り。しかも旅客扱いまでしている唯一の臨港鉄道として、知られている水島臨海鉄道ですが...

もう一つ忘れてならないのは岡山県の元祖臨海鉄道"岡山臨港鉄道"です!

《 abandoned railroad 》廃線シリーズ 第11回

岡山県が音頭を取って、JR西日本、岡山電気軌道、両備バスなどの交通事業者と岡山市で、岡山都市圏交通㈱を新設できれば、岡山都市圏広域交通網の一部として、岡山臨港LRTが復活できて、現在バスのみに頼る、大躍進を遂げた同区住人に新たな希望の光が差し込むでしょう。

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《 abandoned railroad 》の総合目次

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プロローグ 森林鉄道・軽便鉄道・路面電車が日本各地から消えた理由とは?

森林鉄道・軽便鉄道・路面電車衰退の理由は、戦後復興・高度成長期に訪れた「急速なモータリゼーション化の波に飲み込まれた」と...

第1回 日本における 広域 LRT 網 の故郷 信達軌道

嘗て、伊達市域には「ヨーロッパ型 LRT 網」が張り巡らされていた!1960年代後半まで地域住人の大切な足として、「域内アクセスの柱」的役割を果たしていた...

第2回 ピーチライナー が『ピンチライナー?』になって消えた訳

1㎞当たり42億、総工費313億円も掛けて建設した ピーチライナー がたったの15年でお払い箱となった....利便性の殆ど無かった「粗悪交通効カン」建設の茶番劇の顛末記。

第3回 JR杉本町駅⇔JR久宝寺駅間の旧 阪和貨物線 跡地が LRT 化できれば...

杉本町⇔久宝寺駅間の旧阪和貨物線(関西本線化貨物支線)を復活させて超低床トラムカーを走らせる LRT 路線に改修してみてはいかがでしょうか?

第4回 日本の地方都市から"路面電車"が消えた理由?

かつて高度成長期の頃、トラムカーは"車優先社会"?の当時の日本では邪魔者扱いされ日本各地の地方都市の路上から追い出され消えていった...

第5回 大阪 上町台地と天保山に 観光 LRT の復活を!

大阪万博を契機に2つの区にまたがったUSJと海遊館が協力し合ってインバウンド観光客を呼べる一大都市型エンタメ・リゾートゾーンを構築すべきでは?

第6回 勝田線 も LRT なら復活できる!公共交通不毛地帯を嘆いているだけでは....

鉄道不毛地帯を嘆いているだけでは事態は良くなりません!第3セクター"令和志(こころざし)ライン"勝田ライトレールの復活を図るべきではないでしょうか?

第7回 小樽 LRT の実現で小樽市に再び活気が...2031年の 手宮線 151周年記念"メインプロジェクト"として復活を!

小樽市は、嘗ての北海道官営幌内鉄道発祥の地です。1880年に開通した北海道官営幌内鉄道で運ばれた黒いダイヤを手宮港から日本全国に出荷しだして本年2020年で140周年を迎えたました!

第8回 " 三江線 "を復活させて島根⇔広島を結ぶmini新幹線を

ヤマカゲ側を一直線に繋ぐ山陰新幹線構想よりも、廃線となった" 三江線 "の一部区間を復活・再利用して高規格路線を建設すれば、高速バスに十分対抗できる新たな陰陽連絡高速鉄道が...

第9回 臨海鉄道 臨港鉄道 が全国の港湾都市から消えて行った訳は...

時代遅れと思われている臨港線を懐古趣味で眺めるのではなく、生活路線都市て見直すべき時期ではないでしょうか!痴呆都市?の交通政策そのものが時代遅れ"なだけです!

第10回 三重交通 神都線 と お伊勢さんの思い出

神都線は『神授の気性?』に富んだ氏子たちの挑戦だった!天照大神が授けてくださった、有難い神道(神都)線の思い出話と...

第12回 別府鉄道 をLRTとして復活できレバ新幹線 新加古川駅 も夢では...

旧国鉄高砂線の一部区間加古川⇔野口間と別府鉄道野口線、土山線を、LRT路線として復活させれば、約26万人!の加古川市民の殆どが暮らすこのエリアに便利で便りになる路線が復活できます!

プロローグ 岡山県の元祖臨海鉄道と言えば.../span>

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(※以下 直接リンクは事業者公式Website、Wikipedia該当項にリンクしてあります。)

※当サイトで用いた廃線ルートは、全て国土地理院の公開航空写真データに基づいています。

但し数m程度の誤差があることはご了承願います。

嘗ては、現在よりも、手広く?商いを行っていた!

この路線は、製鉄所と石油化学コンビナートという、お呼びがかからない、工業地帯に建設されたが...

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第1節 不運としか言いようのない岡山臨港鉄道の生涯

岡山臨港鉄道

岡山臨港鉄道は、宇野線(本四連絡線)茶屋町と、現南区を結ぶ路線でした!

起点:大元駅⇔終点:岡山港駅 8.1 km (起点大本駅含む)駅数10駅 平均駅間距離約900m 全線非電化単線

開通 1947年

地方鉄道開業 1951年8月1日(旅客営業開始)
廃止 1984年12月30日

8㎞程度の路線なら、全線電化しなくても

♥オクラホマシティーのバッテリートラム

概歴

太平洋戦争中に倉敷絹織(現・クラレ)が岡南地区で工場の操業をはじめ、物資や従業員の輸送が必要になったため、特殊専用側線制度を利用して宇野線から工場に通じる側線の敷設をはじめた。

1944年(昭和19年) 戦時中、岡南地区にある工場を結ぶ側線の工事がはじまるが途中で中断。
戦後、汽車製造岡山製作所の専用線として工事を再開。
1947年(昭和22年)2月 大元 - 沖福島間が完成し、国鉄車両による貨物輸送開始。
鉄道営業時代
路線を利用していた汽車製造岡山製作所が閉鎖されたのに伴い、同社などの沿線企業と岡山県、岡山市などが出資して、路線の運営を継承する岡山臨港鐵道株式会社が設立された。

1951年(昭和26年)
4月2日 岡山臨港鐵道株式会社を設立。
8月1日 臨港線が開業。大元 - 岡山港間の旅客運転を開始。

《Wikipediaより引用》

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第2節 無念でならない早すぎた登場!

そして、専用線的性格が強かった同路線が、頼みの綱のクラレと汽車製造の両方を無くし、業績が悪化してしまったこと!

もしも岡山県がもう少し持ちこたえてくれていたら、西大寺鉄道東岡山⇔後楽園前区間同様に、もしも残っていたら...バスだけに頼っている現状の状況を打開する特効薬になっていたであろう路線です(※★)

参※★)当サイト内関連記事 岡山 都市圏交通網の再整備は都市型 BRT で はこちら。

♥岩瀬浜駅での連係プレイ!

水島臨海鉄道が生き残ったのは

三菱自動車工業水島製作所と言う、生産工場を路線に抱えたことが明暗を分けたようだ、ご存じの通り自動車工場(※★)は昼夜3交代で生産を行っていて、通勤利用者が多い、また、重化学エリアには、コンテナ貨物駅を隣接して、製品輸送も担えるようになっている。

更に水島自体が、岡山・倉敷都市圏のベッドタウンとしても発展したために一定の利用客がいる。

参※★)小生が良く訪れていた1980年代には三菱自工前は未開業だったが、ホテル最寄り駅の常盤は旅客扱いをしていてたまに利用したことがあった。(通常は営業車を利用して日帰り出張していました)

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第3節 日本の都市圏広域交通網には一元化が必要

別項で詳述しましたように、日本の地方都市では、交通事業者が入り乱れた、未だに明治初期の乱立状態が続いています!

これでは、利用者にとって、利用しやすい都市圏広域交通網は望むべくも無いでしょう!

今こそ、県と政令指定都市岡山市が、中心となって新たな広域交通事業を開始すべきです!

岡山県、岡山市には、水運に頼らなければならない利用もある

このハンディを生かして、水運(海上バス)事業も統合すれば、離島部から岡山駅への最短ルート、高速艇ルートも誕生させることが出来て、離島からの、岡山市内・帝都東京へのアクセスが見違えるように良くなるでしょう!

荒天時には、岡山港から、岡山臨港鉄道LRTに振替え輸送すればよいわけで...

どうしても高額にならざるを得ない、海路(水路)が一元化された料金体系に組み込めれば...

岡山市内に転居しなくても、離島からの、通勤・通学も容易くなるわけです!

更に、現在の、個人営業渡船は、奄美群島に倣って"水上タクシー"としてオンデマンド乗り合い事業を継続すればよいわけで、朝夕の水上バスは、新しい岡山広域交通サービス㈱が担当すればよいわけです!

道路網整備の遅れている南中区でも...

バス路線沿道利用者の少ない、中区では、発想を転換して、百間川を利用した水上バスが、朝夕の交通ラッシュに影響されずに、市中心部へのあくっせすルートになれるかもしれません?

河川改修・防災事業と合わせて、浚渫・旭川⇔百閒川間の運河(放水路)開削などの事業を行えば、交通網としても利用できるでしょう!

但し、水運(水上バス事業)は運行コストが嵩むので、岡山都市圏広域事業団(3セク)が交通事業を一元化しないと、単独事業としての採算は見込めないでしょう!

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エピローグ 岡山都市圏交通が一元化できレバ

岡山県が音頭を取って、JR西日本、岡山電気軌道、両備バスなどの交通事業者と岡山市で、岡山都市圏交通㈱を新設できれば...

図中に示した、岡山都市圏近郊区間、吉備線、赤穂線、山陽本線(通勤ライン)、津山線の各JRローカルライン、両備バスグループ(岡山電気軌道線、その他のバス事業者)、水運会社のサービスが一元化できて、前項で述べたように岡山都市圏交通の円滑化・効率化が実現出来て、市民に頼りになる岡山市都市圏交通網が実現できるでしょう!

参※★)当サイト内関連記事 岡山 都市圏交通網の再整備は都市型 BRT で はこちら。

21世紀の現在全線電化しなくても、電車は走ります!

♥烏山線 の充電設備

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後書き《 abandoned railroad 》シリーズについて

明治維新後の文明開化で訪れた陸蒸気幹線の発達と共に、日本各地で民間資本による"軽便ブーム"が起こり、その多くが昭和に至るまで大活躍していました。

今風に言うなら LRT 網と言うことになります!

そしてその多くがabandoned railroad(廃線)となって"天に召された"わけです...

これらは、市街地を駆けまわる"チンチン電車"網であったり、都市圏交通を担うインターアーバン(都市圏電気軌道)であったり、鉄道幹線(大都市)と港町を結ぶ臨海鉄道・臨港鉄道、山間部を縫う森林鉄道、更には1960年代まで北海道で大活躍した"殖民軌道"などなど...

更には、準LRTと言っても過言ではない地方ローカル線が例に挙げられるでしょう。

これらのabandoned railroad達にスポットを当てて、陸上交通における"ローカルエリア鉄道"が担ってきた役割とその"生い立ち"、更には"消えていった背景"を考察して、トランスポーターとしての『 鉄道の将来 を考えてみました!

狸穴総研 交通問題研究所 出自多留狸

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2021年4月7日更新版・公開

要約

いわば社会順応性のないヒッキーで、生活支援を買って出た?地元の魏妖怪(ギョウカイ)から"広告収入"を得て生活している"自営業"です、魏妖怪の回し者として、"鉄道新線建設推進プロパガンダ路線"を吹聴して、一般市民・鉄道利用者、お気楽な"撮り鉄"の妄想を...

続きはこちらから...

 

公開:2021年7月24日
更新:2021年8月 8日

投稿者:デジタヌ

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