タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

東山線 は名古屋市交通局No1の稼ぎ頭!銀座線と並ぶハイテク・ミニ地下鉄

名古屋市交通局を支える屋台骨!

名古屋市で最初に開通した地下鉄 東山線は国内初の地下鉄東京メトロ銀座線と同様に『見かけは小さいけど中身は詰まってハル』ハイテク地下鉄です!

《 都市交通 Watch》第3回

全線で1日平均60万人の人を運んでいる名古屋市交通局を支える屋台骨です。

一部のYouTubderが面白半分に揶揄するような出来損ない路線ではありません!

...にしても6両編成では少々貧弱なので、せめてあと2両増やして8両編成運転ができるように、大規模改修できないものですかネ...

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《 都市交通 Watch》の総合目次

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プロローグ ヨーロッパ各地で トラム が復興した背景...

ヨーロッパの中核都市圏では モーダルシフト を計るため、郊外の住宅地から都心部に座ったまま"シームレス"にたどり着ける様に、既存の鉄道路線や私鉄路線などへ乗り入れをするLRT網が広がっています!

第1回 "street running"から始まった 日本の大手私鉄

近年にわかに注目を集めだした、LRTブーム以前から郊外路線と市内軌道線の乗り入れ(street running)は存在していた!

第2回  京都市 と 京阪電車 だからなしえた『 LRT の 地下鉄 乗り入れ!』

これからの21世紀の都市圏交通網のあり方を日本国内に問うた偉業としてテッチャンだけでなく、自称都市交通専門家?達の間でも今後長らく称えられるであろう!

第4回 ピーチライナー が『ピンチライナー?』になって消えた訳

1㎞当たり42億、総工費313億円も掛けて建設した ピーチライナー がたったの15年でお払い箱となった....利便性の殆ど無かった「粗悪交通効カン」建設の茶番劇の顛末記。

第5回 大阪メトロ迷走の歴史!市民生活の「日頃の足」となる地下鉄建設のはずが....

大阪地下鉄の歴史は長く、東京の私鉄!銀座線に続いて1933年に日本最初の公営地下鉄として1号線・御堂筋線が梅田⇔心斎橋間を開業したことで始まりました。

第6回 大阪メトロ迷走の歴史 続編

よく言われる地下鉄建設の経済波及効果とは?「地下鉄を建設すると巨額の資金がギョ~カイに流れ出!」して町に土建屋の親方が乗りまわす"ベンツ"が溢れる?ということを表しています。

第7回 近未来の大阪は市内各所にトンネル廃墟が眠るSF映画さながらのゴーストタウンに...

大阪地下鉄の歴史は長く、東京の私鉄!銀座線に続いて1933年に日本最初の公営地下鉄として1号線・御堂筋線が梅田⇔心斎橋間を開業したことで始まりました。

第8回 なにわ筋線 の復活劇を推理する

日常の足として期待をかけていた、西区区民の願いを見事に打ち砕いた「地底鉄道」なにわ筋線の復活劇の裏にある駆け引きを史実・事例に(橋)下ずいて推理してみました...

第9回 準定期臨時特急" まほろば "も駆け抜ける準幹線! おおさか東線

れっきとした期間「臨時特急」で「自由席64席」も連結しており、グリーンの窓口で発券される「準定期運用」

第10回 大阪環状線 は「シカゴ・ L」を商都 なにわ に移植して大成功を!

日常の足として期待をかけていた、西区区民の願いを見事に打ち砕いた「地底鉄道」なにわ筋線の復活劇の裏にある駆け引きを史実・事例に(橋)下ずいて推理してみました...

第11回 "mini リニア地下鉄 " は"金食い虫"の厄介者!お荷物"公共交通効カン!"

東京やロンドンのようなメガロポリス以外の田舎町?では"人"どころか"水"も流せないような「地底土管」「Tube」鉄道。地方のリニアミニ地下鉄は通行の「ネック」、財政の「ネック」...と「ネックレス」どころか「ネックフル」状態に...

エピローグ 地下鉄 や 新都市交通システム が 整備新幹線 建設より割高になる理由は...

新幹線が1kmあたり152億円(※1)で建設できるのに、何故?地下鉄が433億円(※2)と3倍近く跳ね上がるのか!

Annex1 大阪市における" 市営モンロー主義 "の起源と変遷 

"公営交通事業者の思想論"として語られることの多い『市営モンロー主義』について、その"真実の姿"を大阪市を例にとって"生い立ち"、"歩み"、を綴った「歴史ファンタジー」です。

Annex2 市営モンロー主義は21世紀令和の御代でも生き続けている!

前回解き明かした正統派「市営モンロー主義者」旧4大阪3郷"大坂町衆"の復権が進んでいるようです...

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前節 XXとハサミは使いよう...

(※以下 専門用語はWikipedia該当項にリンクしてあります。)

『XXとハサミは使いよう』でミニ地下鉄?でも列車本数を増やしてコメ目に走り回って「切れるハサミ」にすれば、像さんのように鈍重な大型車両より省エネで役に立ちます!

東山線の2018年度一日平均輸送人員は603,000人で全線開通後の1985年 593,282人と大差ありませんが、賢いCS-ATCATOのおかげで運行本数が倍以上になっており、混雑率は大幅に軽減されています!

2020年現在平日最多時間帯(8時台) 銀座線と同じ29本/時間! 2分に1本! 

1列車あたりの輸送力比較

東山線(N1000形電車

  • 6両固定編成 定員610名
  • 1時間当たりの輸送力 610名x29本=17,690人

銀座線(東京メトロ1000系電車

  • 6両固定編成 定員610名
  • 1時間当たりの輸送力 610名x29本=17,690人

東京メトロ銀座線と全く同じ輸送力を持っています。

今後は新CS-ATCに更新して更なるサービス向上に期待が...

こんごはCS-ATCで逆に遅くなった到達時間を短縮できる 新CS-ATCにシステム更新して運転速度と更なる運行間隔の短縮・増発名古屋市の背骨にふさわしい一層の利便性向上が期待されています!

新CS-ATCと同じような京王ATCを採用している京王線では

地下鉄路線のようなごくフツー?の複線路線を朝の通勤ピーク時に特急、急行、通勤快速、各停が入り乱れて東山線と同じ1時間当たり29本もの電車が運行されています!

つまり新CS-ATCにシステム更新すればまだ増発が可能でしょう!

第1節 一日平均輸送人員から眺めた東山線のたどった鉄路

敗戦後の1954年に着工して、1957年11月に名古屋駅 - 栄町駅間2.4km が開業して国内2番目の公営地下鉄となりました。

その後1969年には 中村公園駅⇔名古屋駅間 と星ヶ丘駅 ⇔ 藤ヶ丘駅間 が延伸開業してほぼ現在の路線が形成されて東山線の呼び名も使われだしました。

1971年12月20日 に名城線市役所 ⇔大曽根間 が延伸開業したことによりそれまで中央線千種駅で乗り換えていた人たちが大曾根駅で 乗り換えるようになって多少混雑は分散されましたが1975年当時は一日平均輸送人員520,408人もの人々を牛ぎゅう詰め状態で運んでいました。(※1)

1982年9月21日 中村公園駅間⇔高畑駅間 3.1kmが延伸開業して全線開通していまの姿になりました。

1989年9月に並行する中村区役所駅⇔ 今池駅間 に桜通り線が開業して、殺人的な混雑を敬遠した人たちが「不便を承知で」桜通り線に移り一日平均輸送人員は前年度比で一気に5万人!近く減り54万人代となて混雑は幾分緩和されました?

参※1)しかも後ほど詳述するように(40年ほど前の小生の居住実感!では)、当時は冷房も、網棚も無い!末期色の名古屋市交通局300形電車の全盛時代で、名東区の新興住宅地に居を構えて、中心部の栄迄通勤なさっていた団塊の世代のサラリーマンのお父さん方は大変だっただろうとお察っしします。

しかし名東区はまだまだ宅地開発の真っ最中で、沿線の住宅地にも空き地が目立ち、まさに人口爆発が起ころうとしていた直前の時期でもありました。

21世紀に入り

21世紀に入った2000年からは団塊の世代の一斉退職のあおりを受けて名東区沿線の住宅地から栄方面に通う通勤客が減りだして2001年には一日平均483,953人まで20世紀の1985年のピーク時の 593,282人 から8万人も乗客が減少して、朝晩の殺人的通勤時混雑!が多少は改善?されましたが...

21世紀に入った2004年3月 ATSが旧式の打子式から賢いCS-ATCに変更されました。

この年の一日平均輸送人員はCS-ATCのおかげで運行間隔が短くなったことを受けて輸送力も大幅に向上(列車運行間隔の短縮)しましたが...

この年10月6日 に4号線名古屋大学 ⇔新瑞橋間 が延伸開業して環状運転を開始して名城線となりましたが八事方面から栄方面に乗り換える人で前々年度の489,614人から一気に535,000人まで5万人近く増えてしまいました。

愛地球博では...

しかし、2005年に開催された愛知9泊?では、今も続くYouTuberの揶揄の原因となった「身なり相当の脆弱な輸送力」がクローズアップされることtなりました。

当時 一日平均輸送人員は前年度の535,000人から544,400に1万人近く跳ね上がり、CS-ATCで運行間隔をさらに切り詰めて増発するにも、車両不足!の状況となりました。

そして2015年9月可動式ホーム柵にも対応した全列車ATO運転が開始されました。

これで銀座線同様に「21世紀を名古屋市の希望の星スーパースター」に返り咲けました。

閉幕後は隣接長久手町の大躍進で...

お隣長久手町が宅地開発で急成長して長久手市(※99)となったおかげで、地球博閉幕後も乗客は伸び続け2011年には地球博特需の時と同じ54万人代に利用者が増えて、2016年には597,000人と前世紀!の1985年に樹立した記録593,282人を塗り替えました!

現在もさらに増え続けていて、公表されている最終年度の2018年の利用者数は60万人/日を突破して、名古屋市交通局の稼ぎ頭となています!

第2節 都市型BRT路線の拡充に期待!

第1項 それにしても何とかしたい混雑率

前途したように8両編成が行えれば、1列車の定員が中間車両2両分212人増えて定員822/編成、となって現行ダイヤのままでも輸送力が約1.4倍に向上して、名古屋駅⇔栄間のラッシュ時の混雑が銀座線並みの250%程度?までは改善できるのですが...。

今更悔やんでも仕方ありませんが、「地下鉄建設」を中村区・中川区の交通インフラ整備、アクセス改善の目玉事業にしたのが大失敗!だったのではないでしょうか?

緑ライン 拡幅整備済み主要幹線

赤ライン 昔ながらの狭い道

中村区・中川区・港区の主要道路の拡幅整備と基幹バス;都市型BRT路線の拡充に期待!

名古屋市は道路網の整備に熱心で、都市高速のある市内主要幹線ではほぼ40m防災道路への拡幅整備が完了していて、地上一般道の流れもスムーズです!が...

主要幹線から離れると昔ながらの"20m幅のチンチン電車路!"がまだまだ多く残っているようです!

小生が名古屋で活躍?していた頃の1980年代、いやもっと前の1971年3月限りで 全線廃止されたチンチン電車が走っていたころの20m幅の電車道のままでは、交通麻痺がおこっても仕方ない事です。

中部・東部エリア偏重では?

巨費を投じた都市高速と名古屋第二環状自動車道で市内のトランジット車両は減少したでしょうが、肝心の市民生活に直結する地上交通・一般道が半世紀以上前の状態では...エリア内アクセスが麻痺状態に陥っている京都市(※8)とあまり変わりません。

名古屋市にとっては、道路整備・上下水道・教育環境整備などインフラ整備ばかりにお金がかかり(企業が少なくて)税収には寄与していない、中村区・中川区でしょうが?

参※8)当サイト関連記事 千年の都"京都" には"LRT"と"トランジットモール"が似合う!はこちら。

名古屋経済を支えるマンパワーを供給しているエリア"!

名古屋経済を支える働き手を企業に供給?しているのはこのエリアです!

公共交通も近鉄に頼りっぱなしのように見えますし...

外野から見ると、どうも名古屋駅以東の市中央部と東部に交通インフラ整備が集中しているように見えるのは気のせいでしょうか?

中村区の太閤通り(や県道29号)を40m防災道路へ拡幅整備事業を行い、合わせて現在目覚ましい働きを見せている都市型BRT基幹バス路線網を錦通り、桜通りにも路線展開して、地下鉄の補助!トランスポーテーションとすれば、中村区・中川区の交通インフラ整備&アクセス改善につながり、一石二鳥の公共投資となるのではないでしょうか?

参※99)出自多留狸の独り言

別項でも記述しましたが、小生は1981年当時"本郷駅"にほど近い某社の名古屋出張所で所長を務めていました。

そして藤が丘車庫に接した"長久手町"の賃貸マンションに住んでいました。

当時の長久手町にはカーマホームセンター以外には(商業施設が)何もなく?

いたってのんびりした...というより夜間は人通りも無く!真っ暗なエリア(空き地)でした。

当時東山線の乗客は55万人/日代で混んではいましたが、冷房も無い末期色?の名古屋市交通局300形電車が活躍?していたころで、同僚と栄で一杯ひっかけて、帰宅するときなど車内で

『名古屋の地下鉄はけち臭いな、なかなか来~へんし、冷房もついとらへんし、網棚までケチっとんのか?荷物をどこに置けチュウンヤ!...』

等とあたりかまわず大声で話していたものです。(`m^)

その後の変貌ぶりには驚かされています!

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後書き《 都市交通 Watch》シリーズについて

都市交通の救世主?として日本全国の大都市で崇めたてられてきた"地下鉄建設"ですが...

"土一升金一升"のメガロポリス以外では、高額な建設費に見合う投資効果、すなわ都市全体の交通インフラ改善にはつながらないことが証明されてきています!

都市交通網の"今後のあるべき姿"を考えるために、各地の地下鉄網を考察してみました。

狸穴総研 都市交通研究室 出自多留狸

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2021年4月7日更新版・公開

要約

いわば社会順応性のないヒッキーで、生活支援を買って出た?地元の「ギョ~怪」から「広告収入」を得て生活している"自営業"です、「ギョ~怪」の回し者として、日夜"新線建設プロパガン"に邁進して、一般市民・鉄道利用者、お気楽な"撮り鉄"の妄想を...

続きはこちらから...

 

公開:2020年9月 6日
更新:2021年5月16日

投稿者:デジタヌ

名鉄 名古屋駅 列車集中 カオス解消の迷案?バイパス新線建設による本数削減案TOPリニア中央新幹線 延伸が絶望的!な状況下で 三重県 の 鉄道網 は成り立つか?


 

 



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