狸穴ジャーナル『タヌキがゆく』

奥羽新幹線 は 秋田 山形 両県に永年積もった"根雪"を溶かさないと実現できない!

前書き(要約) 地勢・住民感情を無視した基本計画線では...

板谷峠新トンネル計画前進?で一気に盛り上がっている"地元土建業組合"ですが...

先立つものの当てがあるのでしょうか?将来の奥羽新幹線全線開業の妄想の為に子々孫々に渡り返しきれないような巨額の借金(県債)を抱え込まされた県民は...

2023年から始まる次期"整備新幹線"対象に上がろうと、山形県・秋田県の両県にまたがる一部自治体で奥羽新幹線妄想が盛り上がっている?ようですが...

両県の間に積もり積もった長年の根雪は、そう簡単には"解けない"様で、足並みがそろわない奥羽新幹線妄想は実現しないでしょう!

奥羽新幹線 は 秋田 山形 両県に永年積もった"根雪"を溶かさないと実現できない! の目次

※リンクについて

(参※xx) は当サイト内の参照関連記事リンクです。
但し、その他の直接 hyper-link は当事者・関連団体の公式サイト若しくは各国語版Wikipediaへ直接リンクされています。

※本ファンタジーについて

本レビュー記事は、出来る限りの"記録(時系列)に下ずいた史実に、地政学的!・工学的 検証"を行ってるセミドキュメンタリー!ですが...

筆者の億測を交えたファンタジー?でもあります。

後述する各団体とは直接関連はありません。

また各団体では"答え難い大人の事情、あまり触れられたくない内容!"も含まれています。

本件に関してのお問い合わせはご無用に願います。 

プロローグ 全国新幹線鉄道整備法は高度成長期の負の遺産

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全国新幹線鉄道網 計画 所謂 全国新幹線鉄道整備法 で定められて整備新幹線"基本計画線"とされている 福島⇔秋田を結ぶ 奥羽新幹線 ですが、高度成長期に、一世を風靡した"列島改造論"に即して、当時の運輸省が勝手気ままに、地図上に曳いた"絵に描いた餅(線)"にすぎませ線!

もっと言えば、全国各地でバラバラの在来幹線網が繋がらないのも同じです!

全国新幹線鉄道整備法は、少子高齢化、東京一極集中、地方衰退の3つの潮流!が押し寄せてきている21世紀では、時代にそぐわない悪法です!

昭和の"生類憐みの令"ともいえる"全国新幹線鉄道整備法"そのものを廃止すべきでしょう!

そんな悪法を「錦の御旗」に掲げても...

第0項 整備新幹線は"国民・地域住民のconsensus"が得られ無ければ建設できない!はず...

整備新幹線は嘗てのように、運輸省と鉄建公団が鉄拳を振るい!"

運輸大臣の独断(裁量)"で血税投棄"出来る時代ではありません!

通過する沿線自治体の普請(スキーム)(※01)が無いと、建設できないご時世です!

地元の信任すら受けていない何ら権限の無い!運輸族国会議員が与党整備新幹線建設推進チーム(※02)、与党新幹線整備検討委員会の

尤もらしい同人会の2重組織をこさえ好き勝手にルートを設定してマスコミを利用して"茶番劇"記者会見で意思表明プロパガンダしても...

内閣・政府(国交省)の政策とは何ら関係有りません!

そもそも法的根拠となる全幹法(※03)自体に?が...

ルート設定には"民主主義の原点回帰"が...

全幹法ありきの姿勢を捨て!assessment(評価)ではなくconsent(同意)を大前提として

  • ●押し付け計画のassessment(評価)公聴会を改め、住民要望を聞く公聴会 でconsensus(総意・協心)が得られる意見を収集して...
  • ●民間企業!のJR各社(鉄道事業者)の"エゴ"、運輸族の欲望(※04)を取り払い...

地域住人の望む「真(誠)の新幹線」を目指すべき!ではないのでしょうか。

現状の茶番劇・運輸族Press conferenceでの(意思表明!)整備新幹線建設プロパガンダでは中国共産党 一党独裁中国政府の政策と何ら変わりません!

しかも、それを傘に着て、JR各社と、JRTT(※05)が事業申請するというお粗末ぶりでは全く呆れかえって...

railroadprojectflow.png

このような押し付け構想assessment(評価)でconsensus(総意・協心)も得られないまま、事業決定をしたので西九州新幹線(長崎新幹線)の佐賀県内通過お断り問題(※06)が生じてしまったのでしょう...

参※01)当サイト内関連記事 スキーム (建設費負担枠組み)は整備新幹線 建設だけではない!都市計画事業でも... はこちら。

参※02)当サイト内関連記事 運輸族 ・ 与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム とは... はこちら。

参※03)当サイト内関連記事 悪法"全国新幹線鉄道整備法"は即刻廃止!すべし はこちら。

参※04)当サイト内関連記事 運輸族 ・ 地方議会議員 が 鉄道 新線を "建設したがる訳!" とは... はこちら。

参※05)当サイト内関連記事 JRTT 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 が改組して総合リース業になれば... はこちら。

参※06)当サイト内関連記事 西九州新幹線 の火皿 長崎駅 と吸い口 新鳥栖駅 を結ぶ"羅臼" 佐賀県 通過部分には新たな"受益 スキーム "制度の検討が必要では?... はこちら。

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第1節 複雑な歴史背景をバックにした奥羽新幹線 構想

♥ピンクラインが 高規格化案

●ブルーラインが古規格整備新幹線新栗子トンネル(土建屋案)

※チャンバラマークは戊辰戦争時の国堺

●旗マークは新政府側(つまり新庄市は、庄内藩、天童藩と敵同士だった!)

第1項 1999年12月4日の山形駅 ⇔新庄駅間が延伸開業するまでにも

1988年4月:山形新幹線建設事業の推進母体として山形ジェイアール直行特急保有株式会社を設立して同年8月25日に山形駅前で起工式を行い、

一方の秋田新幹線も1992年1月28日にはJR東日本が秋田・盛岡間のミニ新幹線化を運輸省に事業申請して同年3月13日に秋田駅前で起工式が行われていたわけで

1992年5月9日:福島駅構内でレールが繋がり同年7月1日に東北新幹線東京駅 ⇔ 山形駅間が直通運転開始される前から、秋田新幹線計画は走り出していたわけです!

そして1997年3月22日に秋田新幹線が開業して東京駅⇔秋田駅間に「こまち」が運行開始されたわけです。

つまりこの時点で奥羽新幹線の将来は無くなっていたわけです!

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第2節 羽越新幹線妄想?との比較でも...

山形県庄内地方(鶴岡・酒田両市)の発展だけに絞れば、羽越新幹線(※12)部分開業妄想のほうが、山形県主流派に属する庄内地方の発展につながるかもしれません?

更に、時間的・料金的にも有利?となるでしょうが...

山形県全体のことを考えれば、現在のスキーム制度(※13)の下では、断然「奥羽本線」「奥羽西線」の高規格化・高速化(※13)のほうが、県民全体の利便性が向上して"出血に見合う効果!"(※14)は大きくなります!

参※12)当サイト関連記事 整備新幹線妄想!" モグラ叩き ゲーム"シリーズ? 羽越新幹線 構想とは... はこちら。

参※13)当サイト関連記事 山形県 と 山形新幹線 には 伸びしろ がある! はこちら。

参※14)当サイト関連記事 整備新幹線 建設における スキーム とは...はこちら。

※直江津⇔青森 JR東日本在来線羽越線奥羽線区間一部秋田新幹線と共用する案?

  • ♥ピンクのライン 羽越新幹線案
  • ●ダーク グレーラインは 3セク転換予定ライン
  • ●土色ラインツルハシマークは県境

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第3節 先立つものが...

現在、1970年5月18日に公布され、た全国新幹線鉄道整備法が活きており、全国の「手柄上げたい知事達」が冥土の土産話にと、整備新幹線誘致を試みているわけです!

但し、嘗ての山形県知事のような"名君?"(※31)は全てあの世に先立たれて、現在の県知事様は県政の発展の為ではなく!て自らの業績誇示だけに汲々とされているようです。

つまり新幹線は、繫栄(人材とお金)を呼び込むための"水路"であって、真の繫栄(県政)のためには、大学誘致や、先端産業誘致が不可欠であることを忘れてしまっている「お代官様?」なのでしょう。

そして、現在倒産寸前?の「日本国政府」は水路を建設するために、地元の代官に「供出金」スキームを課すようになったわけです。

参※31)山形ミニ新幹線に貢献した当時の県知事

第8~12代 山形県知事(1973→1993年)板垣 清一郎前知事

1915年9月7日生→ 1993年10月2日没

山形県西村山郡左沢町出身(旧庄内藩から松山藩として分知)

略歴
1947年に山形県議会議員に初当選。その後県議会副議長、1962年からは副知事を務めた。1973年に山形県知事に就任。在任中に山形新幹線、山形自動車道や庄内空港といった高速交通網など社会資本の整備、県生涯学習センターの整備、東北芸術工科大学の創設等を行った。

第1項 スキームとは江戸時代の手伝い普請!

スキームとは、簡単に言ってしまえば、江戸時代の幕府の築城、河川改修などの"手伝い普請"と同じで、通過する藩(県)に距離に応じた資金供出を命じた強制支出です。

簡単には、官(公的支出)と民(新幹線運行会社JR)とで、出資枠(スキーム)を決めて、更に官の支援金を、国と各県で2:1で案分して、更に通過県の距離に応じて各県間で案分して、そして県の負担金の9割は公債(借金)で賄ってもよいことになっています、そして残りの1割を市町村に押し付けてよいことになっています!

簡単に言えば『国が保証人になってやるから借金してでも、建設資金を出せ!』と言っているわけです!

福島⇔酒田間 古規格新幹線 約193㎞総事業費 約2兆9千億円!では

JRの負担は下限いっぱいの30%として(貨物輸送を無くした現状見込める輸送密度ではこれ以上は無理)

JR設備投資! 5700億円(工期15年間として、出来高毎年380億円の投資)

公的支援額 2兆3千3百億円!

通過県負担金 約7千690億円!

福島県負担 (福島⇔板谷峠)22.3km  約1千億円

推計人口 1,817,228人 (2021年3月1日)

県民一人当たり 約5万5千円

山形県負担 (板谷峠⇔酒田)約171㎞ 約6千690億円! 

  • ●板谷峠⇔米沢間 14.5㎞
  • ●米沢⇔山形間 45.5㎞
  • ●山形⇔天童間 13.2㎞
  • ●天童⇔新庄間 48.1㎞
  • ●新庄⇔酒田間 49.3㎞

推計人口 1,060,158人(2021年3月1日)

県民一人当たり 約63万1千円!

まあ15年間延払い(出来高払い)でいいわけですが、これはほぼ全額借金(公債)発行なので、金利も加わると...

第★項 福島⇔山型間 82.3㎞で我慢しておいても...

総事業費 82.3㎞x150憶円/km 1兆2千345億円(綺麗な数字?)

県負担金 4千74億円

福島健様ご支援金 約718憶円

山形県負担金 約3千3百60億円 県民一人当たり 約31万7千円!

多分 美栄子オバサンは何も考えていないでしょう!

そこまで考える人なら、総事業費約216億円もかけて、"欠陥ホール"山形県総合文化芸術館(※32)を建設しないでしょう!

参※32)当サイト関連記事 やまぎん県民ホール 《 ホール 音響 ナビ 》 山形県総合文化芸術館 はこちら。

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エピローグ 奥羽新幹線妄想は後150年たたないと実現できない!

地元を知らないお気楽な"鉄オタ"が、主張する奥羽新幹線妄想ですが...

第1項 地勢 豪雪地帯も実現を阻む一因?

新庄⇔横手間にある湯沢市辺りは日本有数の豪雪地帯で、冬季は5mを超す積雪に包まれる地域です!

つまり「積雪対策」も大変なわけです。

最も上越新幹線越後湯沢辺りや、ほくほく線十日町あたりも日本有数の豪雪地で、十分な積雪対策を講じれば、上越新幹線・ほくほく線同様に、冬季も不通にはならなくて定時運行が保つことは可能で...

実際に、越後湯沢付近を通る上越新幹線が開通した 1982年11月15日当時すでに考案されていて導入されて、更には1985年3月16日に再開されたほくほく線工事でも積雪対策が導入されて、奥羽新幹線ルートについての豪雪対策も技術的には既に解消されている訳です!

第2項 両県の間に横たわった積年の根雪は融雪装置では解けない!

明治維新の際の戊辰戦争では東北が旧幕府軍(奥羽越列藩同盟)と新政府軍(東征大総督府)に分かれて、お互いに血を流し合いました!

この時 山形県(庄内藩・山形藩)は奥羽越列藩同盟に加わり最後まで新政府軍と戦い!秋田県秋田藩(久保田藩)は奥羽鎮撫隊(新政府軍)側の先鋒となって庄内軍と交戦して、椿台が激戦地となったことは有名な語り草です!

つまりは、そう簡単には両者の豪雪地帯にある谷間・確執は埋まりません!

特急いなほが新潟⇔酒田を結び。酒田⇔秋田間には特急が走っていないのはこのことも影響しています。

つまり、両社は戊辰戦争の苦い思い出を未だに引きずっているわけです!

だから秋田県主流派は、奥羽新幹線妄想には無関心で、田沢湖線新ルート建設に意欲を示しているわ訳です。

現吉村美栄子山形県知事は天童市の近く大江町(出羽松山藩領・庄内藩分家)で生また庄内藩分家の人なので、そのことは子供のころから聞かされて、特に良く知っているはずはずなのですが...

女の浅XXというか、イケシャアシャア?と、奥羽新幹線実現のラブコールを秋田県に送っても、飲むわけがないわけです!

参※)吉村美栄子現知事のプロフィール

  • ●天童市の近く大江町の生まれ(つまり出羽松山藩傾)なので庄内藩(酒田・鶴岡)の傾倒?
  • ●亡くなった夫の叔父は、元山形市長の吉村和夫、義叔父の吉村和武(和夫の次男)は山形県議会議員。
  • ●山形市は、山形藩のが治めていた土地で、領主は歴代徳川家直系の松平氏やの普代の水野家が受け継いでいて、勿論奥羽越列藩同盟に加わり最後まで新政府軍と戦った!
  • ●秋田藩(久保田藩)は新政府軍に加担して、周囲の奥羽列藩を敵に回して、奥羽鎮撫隊(新政府軍)側に立って庄内軍と交戦し、椿台は激戦地となった。

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《整備新幹線は誰の為?》関連記事のご案内 

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後書き《 交通政策とは》シリーズについて

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第1項 縦割り行政・既得権益の弊害をなくすためには再度の省庁Reconstructionが...

2001年に中央省庁再編が実施されて、鉄道事業をとり仕切ってきた運輸省と道路行政を取り仕切ってきた建設省が統合されて、国土交通省が誕生しましたが、

合体しただけで、旧省庁の「真の統合」根本的な重複部署再編成には至っていないのが現状です。

各省庁内とどまらず、他省庁にも及ぶ!無数にある重複部署こそが利権・既得権益の温床"行政の歪"を如術に表しているわけです。

第2項 JRグループの再度の Reconstruction と道路整備・港湾整備・ 空港整備を統合的に推し進める必要が...

22世紀の将来に向けて、鉄道事業のreconstruction(統廃合)、道路整備、港湾整備、空港整備すべてに渡る交通政策を「統合的に推し進める」必要があります。

第1目 嘗て日本の大幹線は"民鉄"だった!

鉄道黎明期において、日本各地で幹線鉄道を敷設していったのは、民間資本による"私鉄!"でした。

幹線の多くはその後お上に召し上げられて!、官営鉄道になり国鉄を経て現在のJR各社となりました。

現在の大手私鉄の殆どはこの時に運よく買収を逃れたましたが、第2次大戦中の戦時統合で合併を余儀なくされて、敗戦後に再度独立して現在に至っています。

第2目 国鉄分割民営化?と言ってもJR3島は親方日の丸の"国営企業!"のまま

1964年の東海道新幹線開業を経て1986年12月4日に諸外国に倣って、鉄道事業法が制定されて、軌道事業以外は第一種、第二種、第三種の鉄道事業に統合されて、翌年に国鉄分割民営化によってJR各社が誕生して現在に至るわけですが...

JR3島(JR北海道、JR四国、JR貨物)は株式会社の形態はとっていますが、JRTTが100%株式を所有する"国営企業!"であり、"親方日の丸"体質は変わっていません!

第2目 更にはbusiness districtの問題も...

国鉄分割民営化の際に"適当"に決めた、各社間の営業エリア(境界駅)も整備新幹線ルート!(※901)などいろいろな問題を引き起こしています。

更に、成り行き任せで適当に決めた?JR各社のbusiness district(営業範囲)が今になって多くの問題を生んでもいます...

鉄道局に関しては、JR各社再度の"big bang"でreconstructionを押し進めないと、先に上げたJR3島の赤字問題は解決できない!でしょう。

参※901)当サイト内関連記事 米原ルート(北陸中京新幹線)ならば北陸新幹線大阪延伸も5年で開業できる! はこちら。

第3項 欧米から"体裁"を模倣したただけでは...

全幹法は今の鉄道事業法が出来る遥か以前の1970年の旧JNR国鉄時代に制定された前時代の遺物にすぎません。

つまり、現行の鉄道事業法に下ずくJR各社に適応させること自体がナンセンスです!

何としても鉄道建設に持ち込みたい、旧運輸省派の運輸族は新線建設Scheme(※902)を編み出し、地元自治体に"普請"を強要!することで建設を続けてきましたが...

機会平等を謳う民主主義体制では、過疎地域にまで蔓延!し始めた整備新幹線建設には、矛盾が生じてきました!

つまり"一票の重み"が「市民一人当たりの血税負担」として跳ね返り!佐賀県の西九州新幹線通過お断りに繋がっているわけです!

参※902)当サイト内関連記事 インフラ整備スキームの語源となった外来語 Scheme は "企み!"を表す単語で言い得て妙 ... はこちら。

新線建設のみならず赤字ローカル線"意地"問題も...

最早建設Scheme(企て!)強制供出!は限界にぶち当たったわけです!(※903)

日本も英国方式 Leasing方式に目をやり、JRTTの改組で、JRグループのMain line(幹線),Regional Line(民鉄も含む地方交通線)を一括保有して、各鉄道事業者に路線リース契約する手法を再検討すべきでしょう。

参※903)当サイト内関連記事 《 新たな 高速鉄道整備法 の提案 》英国方式"上下分離・運行事業者入札制度の全面採用が必要では... はこちら。

都市圏ではMetropolitan Transportation Authority(都市圏広域交通事業団)化も必要

(第三種鉄道事業)リーシング方式(※904)を基本に、都市圏に於いては第二鉄道事業者を準公営のMetropolitan Transportation Authority(都市圏広域交通事業団)へ(※905)任せて沿線利用者(市民)の利便性を追求して、都市間Regional Lineは(入札により)民間鉄道会社に振り分ける手法で、を目指すべきでしょう。

つまり、今までのように幹線全国一律運賃に拘らずに、交通事業者の自由裁量範囲を増やして「持続可能な鉄道事業」を目指し、基本となるリーシング料金も、(全国平均の)最低入札価格にとどめて、交通事業者の負担を軽減すべきでしょう。

参※904)当サイト内関連記事 英国方式 Leasing(路線・リース)とは... はこちら。

参※905)当サイト内関連記事 都市圏 広域交通事業体 Metropolitan Transportation Authority の必要性! と実現への途とは... はこちら。

輸送密度4,000人/キロメートル・日!以下の路線は廃線バス路線転

但し輸送密度4,000人/日!以下の路線は廃線・バス路線転換は譲れない線ですが。

※つまり、地域高規格道路(バイパス)整備が進んだ現在、輸送密度千人人/日以下!営業係数25万円/百円!などと言う極赤字路線は最早公共交通機関の役割を成しておらず、存続させる意味合いが無い!からです。(※906)

参※906)当サイト内関連記事 廃線か?存続か?極・赤字路線は生活の足と言えるか? はこちら。

狸穴総研 公共交通網調査室 出自多留狸

※脚注 ♥関連団体 問い合わせ先 リンク集

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関連団体リンクテーブル 

 

公開:2021年4月25日
更新:2023年3月13日

投稿者:デジタヌ

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