タヌキがゆく《狸穴総研機関誌・狸穴ジャーナル》

徳島 都市圏の LRT 網整備と空港アクセス改善が expo2025大阪関西万博 の観光特需に繋がる

四国で唯一"電車"が走っていない県都

徳島県の県庁所在地であるにも関わらず、四国の県庁所在地で唯一有史以来「一度も"電車"が走った事がない街!」です。

現在市内の公共交通機関は"乗り合いバス"だけで、連日朝夕には市内各所の至る所で交通渋滞が...

expo2025関西万博・観光特需に預かる意味でもトラムバスによるBRTで社会化実験を!

♥METTIS virage serré ベルギーのVanHool社製ハイブリッドBus Tramの例。

《 Future urban transportation conceptionⅠ 》都市圏交通提言トランスポート編 第9回

「カールスルーエ型トラムライン 」の導入に一番適しているように思われる地方都市の一つ、それは阿波踊りで有名な四国の"徳島市"。

ートラムタヌキの皮算用シリーズ2008ー

※<本記事は 2008年7月6日から12月30日にかけて「タヌキがゆく」旧サイトで初稿公開したレビュー記事を統合し校正しなおしたお引っ越し記事です>

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《 Future urban transportation conceptionⅠ 》の総合目次

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h4>プロローグ 首都圏 にあるお利口なトランスポーターたち!

首都圏には、武蔵野線と都営荒川線という「エコレール」があります、エコロジー、エコノミー、バリアフリー、コンビニエンス(利便性)...、と3拍子も4拍子もそろった、「ス-パーレイルウェイ達」です。

第1回 LRT は ユニバーサルデザイン を纏った エコロジー で エコノミー な"エコ満載"の トランスポーター!

今(2017年現在)宇都宮ライトレールが大きな話題と成っています!「ユニバーサルデザイン」を備えたお年寄りや、LRTは障害者の方達にも優し「ナチュラル・バリアフリー」な交通機関なのです。

第2回 サフェージュ タイプ モノレール は21世紀の 公営都市交通 の救世主! 

サフェージュ式モノレールこそ日本の地方公営都市交通に最適では!経営破綻の要因ともなりかねない「ホームドア設置圧力!」を跳ねのけるには正に最適ではないでしょうか!...

第3回 千年の都 京都 には サフェージュ式モノレール! と トランジットモール がよく似合う!

「最新バストラム」と,「観光客」との共存「トランジットモール」の社会化実験!こそ「進取の気鋭に富み」常に未来を切り開いてきた京都にこそふさわしい事業ではなかろうか!

第4回 異人館の街並み"神戸北野通り"にはサフェージュ式モノレールが良く似合う!

道路拡幅も困難で、取り残された鉄道空白ゾーン、六甲山麓の北野通り(異人館通り)と山麓通りに、新神戸駅と、神鉄長田駅とを結ぶサフェージュタイプモノレール路線が出来れば...

第5回 おおさか東線 の 直通快速 を増便するには 放出駅 に待避線が必要!

現状まるで地下鉄路線!のような"おおさか東線"は、20.2㎞にも及ぶ久宝寺⇔新大阪間に追い越し駅が皆無!という珍事が生じています!

第6回 閉幕後も 此花区民 に役立つ万博トラム『 此花通LRT・夢洲線 』を

総事業費僅か600億円余りで(※1)、中之島線延伸計画の1/4以下で閉会後も役立つ総延長10㎞余りの地元住民の通勤・通学アクセス路線が建設できます!

第7回 なにわ筋線開業 では解決できない西区・都島区の中量交通不毛地帯にLRTが走れば

西成区・浪速区・西区、福島区、北区、都島区、旭区の沿線住人が使いやすい「日常の下駄路線」の確保に向けて...

第8回 城北公園通り に LRT を引いて、北区、都島区、旭区住人の便利な日常の足に!

"城北公園通り"に超低床トラムカーが走る様になれば、鉄道路線不在エリアたった旭区・都島区の淀川べりも、タワーマンションが建ち並ぶ「二子玉」のようになるでしょう!

エピローグ 地下鉄 や 新都市交通システム が 整備新幹線 建設より割高になる理由は...

新幹線が1kmあたり152億円(※1)で建設できるのに、何故?地下鉄が433億円(※2)と3倍近く跳ね上がるのか!

Annex1 expo2025関西万博に合わせて大津市 に新幹線新駅を!"のぞみ"が停まれば滋賀県南部の活性化に...

大津市で思うように観光客が伸びないのは、交通アクセスが悪すぎるからです!地元民党の県議団も認める「宿泊客をお隣京都市に持って行かれている」原因の一つです!

Top Index

プロローグ 日本版LRT・トラムの勧め...徳島市内にトラムを...

徳島市にこそ「トラムトレイン方式」トラム網が必要では?

実は、現在のところ(公式には)計画どころか検討もされていませんが、「カールスルーエ型トラムトレイン方式 」の導入に一番適しているように思われる地方都市が阿波踊りで有名な四国の徳島市です。

※当サイト関連記事 トラムトレイン方式(カールスルーエタイプ)とは?はこちら。

徳島県の県庁所在地であるにも関わらず、彼の地では過去に一度も"チンチン電車"が走った事がありません!

現在徳島市内の公共交通機関は"乗り合いバス"だけです。

マイカー通勤からかなりのモーダルシフトが見込める

そこで徳島市内中心部に併用軌道を敷設してJR四国に協力を仰いで、まずは鳴門市、小松島市、吉野川市辺りまでの区間を直流電化して新型トラム車両でシームレスに繋げば、マイカー通勤からかなりの転向組(モーダルシフト)が見込めると思われます。

更に現在ご多分に漏れず、郊外型ショッピングモールの台頭で、旧来の公設市場や駅前商店街が廃れて、交通弱者の"障害者やお年より達の買い物・外出もままならない状態に陥っている現況の打開策にも繋がります。

更に後述するように"お上"のバックアップも得られます!(※0)

もしも、徳島市、徳島県の行政当局にお勤めの方が閲覧されていたら、是非前向きにご検討いただけないでしょうか?

第1節 いよいよ徳島シティーライナー(仮称)建設計画が本格化するか?

徳島市を中心とする都市圏にカールスルーエモデルの"トラムトレイン"を導入する場合の問題点を考えてみますと幾つかの問題点が考えられますが、超低床トラムカーの実用化でかなりの問題が解決できる様な気がします。

(※以下 専門用語はWikipedia該当項にリンクしてあります。)

トラム導入に対する現状の問題点を列挙すると

1)広域交通を担うにはJR路線乗り入れは必須

JR四国の徳島近郊路線(徳島線、高徳線、牟岐線、鳴門線)に乗り入れて、近郊都市との連絡路線に活用する必用が有ります。

電化されていないJR区間乗り入れには...

現在殆ど電化されていないJR区間乗り入れには電化する必用がありますが、直流1,500Vでの電化を計画しているJR側と、安全上の理由で市内区間を直流600V電化としたい市当局との間で交渉が難航する事も予想されますが...

2)道交法・軌道法の速度制限が...

道交法(軌道法)の都合で市内併用軌道区間の制限速度は40Km/h!ですが、JR乗り入れ区間で最高速度120Km/h!のJR特急の運行を妨げない様な高速性(現状は最高速度70Km/h)を確保出来るか?

3)新線敷設はどうするか?

トラムを導入するからには現在路線バスに頼っている市内線、徳島空港アクセス路線、そして徳島市東部・徳島港フェリーターミナル方面に新規に併用軌道を敷設する必用があります。

解決策は

近年急速に普及したリチウムイオンバッテリー技術のおかげで、国内でも

JR九州・JR東日本などではバッテリー電車が普及しだして、1昨年(2019年)には徳島にもデモストレーションにやってきました!

また海外では、電化設備が不要!な点が高く評価されて、ニューキャッスルやオクラホマシティーで相次いで、超低床バッテリートラムカーが採用されて、市内を颯爽と走っています!

更に、現在採用を検討している都市が多数あります!

♥オクラホマシティーのバッテリートラム

これこそ、小生が提言した徳島市とその周辺都市をカバーする"トラム網"整備計画の決め手となる"ハードウェアー"ではないでしょうか?

前途したようにトラムカーではありませんが2019年に「バッテリ電車」が"デモ走行"の為に徳島駅にやってきて史上初の電車到来?となりました。

Wカテナリで両立する手も

但しバッテリーカーはかなりお高くつくので、増備を考えた場合には負担が大きくなります。

そこで、スイスの都市近郊郊外路線などで用いられているW架空線を採用すれば、JRに迷惑をかけずに600v・1500v電化が両立できます。

※以下はチューリッヒのUetlibergbahn Zürichの例。

県道拡幅整備事業と合わせれば...

軌道敷設については現在整備が進んでいる県道29・38号線を拡幅して中央部分に併用軌道(東西線)を敷設すれば市内の東西交通の幹線となるでしょう。

又徳島空港アクセス線については、現在通勤時間帯に慢性的渋滞に悩まされている国道11号線吉野川大橋のバイパスとして、更に下流側の県道29号線住吉5丁目辺りから対岸に道路併用橋を建設して、中央部分にトラム専用軌道(空港連絡南北線)を併設して東西線と接続すれば良いでしょう。

※国交省の支援で見違えるようになった豊橋市内

※参0)国交省公式サイト LRTの整備に対する支援(スキーム)の概要はこちら

※参0-1)2011年国土交通省編街路交通施設課作成 LRT等の都市交通整備のまちづくりへの効果 公式ガイダンス資料はこちら

※関連記事 トラム建設はお得で、オマケに「ナチュラルバリアフリー!」はこちら。

建設に当たっての配慮すべき項目としては

1)JRの徳島近郊路線のトラムサービスエリアは何処まで...

JRの徳島近郊路線の電化区間としては、南は阿南市 東は鳴戸市 西は吉野川市 北は板野町辺りぐらい迄が通勤移動人口(トラム潜在利用者)と採算面から考えても適当ではないでしょうか。

※特に鳴門線は誕生当初はライトレールだった!

2)市内の併用軌道の路線設定

市内の併用軌道路線設定に当たっては、なるべく幹線道路を避けて1本ないしは2本離れた裏通りを(※11)、樹木に囲まれたトラムと歩行者の為の地元(特別乗り入れ許可)車両以外の進入・通り抜け禁止のトランジットモール として整備して、トラムと歩行者が共存出来る地球に優しい環境整備を行ってはいかがでしょうか?

※アムステルダムでの裏道トランジットモールの例。

参※11)当サイト関連記事 モーダルシフトを考える その2 都市内新規併用軌道はなるべく裏道のトランジットモール化ではこちら。

3セクTMTS"を新設すれば

3セク"Tokushima Metropolitan Transit System を設立すれば、実現が可能です。

1)通勤時間帯の停滞緩和

朝夕の通勤時間帯のマイカーによる渋滞が解消されるでしょう!

2)周辺都市からの昼間の買い物客のよびこみ

県庁等へのアクセスも改善され行政のサービス向上が期待できます。

3)中心都市徳島の活性化

中心都市徳島の活性化、更には自家用車による大気汚染防止にも役立ちます。

4)交通弱者に優しいエコロジータウン

お年寄りや身体の不自由な人たちいわゆる交通弱者に優しい世界に誇れる「エコロジーモデルタウン」が誕生するでしょう。

令和元年 補筆項 市内交通と空港アクセスだけに限れば「BusTram」が...

市内交通と空港アクセスだけに限れば、超低床トラム型「BusTram」を用いた「BRT」(バス専用レーン)もお手軽で効果的です。

東京都、横浜市、新潟市、北九州市などの政令指定都市だけに限らず岐阜市、幕張市、などの地方都市?でも相次いで採用されています!

♥最新鋭18m級120人乗り国産連接バストラム

※ 当サイト内 関連記事 庶民の味方『 Bus Tram 仮面 』現る!《 鉄タヌコラム令和元年 》軌道施設のいらない『 トラム型トランスポーター 』登場!はこちら

徳島県・徳島市当局者の方々、県会議員、市会議員、周辺市町の行政担当者や議会議員のお偉い先生方の皆様、本記事がお目にとまりましたら、是非御一孝願います。

亡き母の故郷徳島が21世紀の地方地盤沈下に"埋没"しませんように、トラム建設が徳島市躍進の起爆剤に成ることを願い提言する次第です。

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後書き《 Future urban transportation conception 》シリーズについて

世界の都市圏交通システムの"潮流は超低床トラムカー"を使用した"LRT"や連接バスを用いた都市型BRTに移ってきています!

全国の政令指定都市・中核都市にある公共交通について、現在計画中の路線も含めて背伸びしない"身の丈に合った分相応な交通システム"とは何か?

地下鉄やモノレール、新都市交通、LRTなどの"軌道"に拘らずに、"利用者"であり出資者(納税者)でもある一般市民の立場に立って、コストパフォーマンス(費用 対 効果 )についての総合的な検討を加えた上で、エコロジー・エコノミー・ユニバーサルデザイン(バリアフリー)・コンビニエンス(利便性)の4拍子がそろった超低床バストラムを用いた軌道レス交通システムの"都市型BRT"も含めて、全国の都市圏交通への適用を検討してみました。

狸穴総合研究所 地域交通問題研究室 出自多留狸

 

公開:2008年7月 6日
更新:2021年8月19日

投稿者:デジタヌ

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