SONY MDR-Z1000 《 ヘッドフォン 購入レポート》最終回 BOSE QUIETCOMFORT 35 ノイズキャンセリングヘッドフォンとのソノリティー比較
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Bluetooth接続、のノイズキャンセリングヘッドフォンで果たして「ピュアオーディオ」レベルのコンテンツ聴取が可能か?
比較のために購入した(マミニャン専用の)BOSE QUIETCOMFORT 35 とSONY MDR-Z1000 との音質比較を行ってみました。
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というわけで「プロのオーディオ評論家?」達が雑誌などのオーディオ専門紙(WEBサイト)で「持ち上げまくっている?」QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES IIも、パソコン(& iPhone)→(Bluetooth)→ヘッドフォンでの聴取を比較・確認するために、同時に(マミニャンとミチャポン用に2台も!)購入してみました。
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《 モニターヘッドフォン 購入レポート》の総合目次
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第1回 最高の音質を求めてモニターヘッドフォンを...
初代 SONY MDR-1000を1991年頃に購入して愛用していたがイヤーパッドが朽ち果てて2002年にお釈迦に...
第2回 重低音チェック
初代 SONY MDR-1000を1991年頃に購入して愛用していたがイヤーパッドが朽ち果てて2002年にお釈迦に...
第3回 スマホ・パソコンで使用するには...
MDR-Z1000 のクラシックコンテンツ(CD)による聴取リスニングテスト編...これはもう一般家庭のリスニング環境におけるスピーカー再生では再現不可能なレベル!
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昔から、12㎝単発スピーカーや、オールコーンスピーカーシステムなど「数値でデータ」にはこだわらない「実感優先型」製品をリリースしてきたBOSEの代表的製品?
今回の特徴は「ノイズキャンセリング」だけではなく 「GoogleアシスタントとBluetooth 接続」が可能なこと。
iPhoneを使用している方には最適、ワイヤー接続ももちろん可能なので、試したが...。
やはり、小生はSONYの「容赦なく、録音の荒を暴き出す?」ような無機質な音?のほうが気に入っている!
QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES IIもget!
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Bluetooth経由で聞いたほうがまともな音に...
iPhoneに尻尾?が生えるのが嫌な方は「モニターヘッドフォン」に拘らずに流行りの「Bluetooth」接続のヘッドフォンも選択技の一つですが。
但しこの場合は伝送系・増幅系のノイズは避けられても前途したように「Bluetooth」による音質劣化が避けられませんので、
「クリアーな音」を望まれるのであればやはりスタジオモニターヘッドフォン+「「USB DACヘッドフォンアンプの使用」のほうがよいでしょう。
QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES IIの聴取レポート
一事で言ってBOSEらしい長時間聞いていても疲れない「よく作りこまれた!自然な音?」
「聴感的にはBass(低域)もTreble(高域)も十分に伸びていて「BGM、ヒーリング用?」にはぴったりのヘッドフォンです!
参考データ
BOSE QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES IIではBluetooth伝送の特性でしょうか「DC~30HZ」の重低音域で明らかに聞き取れるれべル-20dB(1/10)程度のフラッター周期ノイズが生じています!
まあ通常「ロック」などを聞いている場合は「バスドラ」の音に重なっていても、足蹴り音(アタック音)程度で気にならないでしょうが...、
クラシックコンテンツでは大太鼓・どら・パイプオルガンの再生などには多少の問題を感じました。
しかしこの手のノイズキャンセルヘッドフォンを用いて「静かな住宅街のリスニングルーム」にこもって「真剣にクラシック」を聞く人は、まあいないでしょうから問題はないでしょう...?
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「あくまでも電源SWオン、内蔵アンプ(ノイズキャンセリング回路)経由でご使用ください!」
SONYのデジタルノイズキャンセリンヘッドフォンもそうですが「あくまでも電源オンで内部AMP」で増幅(ノイズキャンセリング演算)を行うことを前提にデザイン(設計)されているようで...。
「電源SWオフでケーブル接続」するとなんとも情けない音に!...
電源スイッチoffで「ケーブル接続すると」なんとも情けない音!になってしまいます、
特に本製品は「Bluetooth接続+ノイズキャンセリングON」を前提に「"音作り"」されているので、電源SWオフの状態で付属のケーブル接続で直接「DAC」に接続しても、百円ショップで購入した「おもちゃ」ヘッドフォン?以下の音にしかなりません!
さらに悪いことにこのケーブルが「絶望的な細さ!」で、クロストークバンバンで、頭の中心部に音が集まり「まるでモノラル録音?のよう」...。マジで300円ヘッドフォン以下!
付属ケーブル接続でもSWオンで内蔵アンプを働かせると
付属ケーブル接続でも「SWオン」で内蔵アンプを働かせると、「途端に音像が広がりびっくり!」
さっきまでの300円の"カップ中華"が途端に3万円5千円の「ふかひれラーメン?!」に...。
おそらくは、「入力信号ケーブル」程度の前提で「振動板駆動電力供給ライン」としては考えてなくて「細くても問題なし?」となっているのでしょう、さらに内蔵のノイズキャンセル回路を働かせれば「逆相左右信号」のミキシングも可能となり、嘗ての「位相型アナログ4ch立体再生」と同じ仕組みで「左右のセパレーション」が復元できる?という考えなのでしょう。
「Bluetooth接続」に切り替えると「アーら不思議!」
更に、おまけケーブルに愛想をつかして「Bluetooth接続」に切り替えて、ノイズキャンセルを働かすと、「ア~ラ不思議!」プロ評論家のプレビュー記事にある通り「ノイズだけがサッ~と消えてなくなり」まるで「カラオケルームに入ったよう?」に、しかもベールまではがれて「妖艶なあらわな姿が?...」
全く驚きの「変貌ぶり!」
但し周波数特性は後述するSONY MDR-ZX110NC と大して違わないのではないでしょうか?(※25Hz前後の重低音を多く含んだコンテンツと50Hz以下の音がほとんど入っていないコンテンツで明確な差!は...。
ノイズキャンセル効果設定は3step
感じとして
Max設定で-18dB(実数比1/6)でかなり優秀!これなら無音設定で騒音対策のイヤーマフ代わりにも使える。
mid 設定が-12dB(実数比1/4)
min設定iが-6dB(実数比1/2)で外来ノイズキャンセル効果ほとんどなし。(※但し、前途したように、内部アンプにより音は格段に良くなる!)
過日とある歌謡ショー!であまりうるさかった(※1)(客席中央部で常時80dBオーバー)だったのでイヤーマフ代わりに使用した感想、当然Max位置で使用していましたがこの位置でも65㏈と同等の感じ十分演奏が聴けるというよりやや煩い感じ、「2時間のコンサートで気分が悪くなってきて音楽に浸れるような気分にはならなかった」
参※1)騒音に関する一般サイトの記事はこちら。つまり常時70dB以上の騒音にさらされるとうるさくて「神経障害も含めた健康障害」が起こる。
ノイズキャンセリングヘッドフォン共通の特徴的な音作り
実は小生は30年ほど前に「初代国産ノイズキャンセルヘッドフォン」として登場したSONYの「MDR-NC20」を所有していたことがあり、「当時からノイズキャンセリングヘッドフォン」のファンでもありました。
このヘッドフォンは「当時最高性能」を誇っていたDD Quartz WALKMAN (※2)とともに大活躍してくれていましたが、「DATウォークマン WMD-DT!」(※3)の登場で引退。
「以後」は初代MDR-1000 とコンビを組んで「小生の行商のお供として全国行脚に大活躍してくれていました。
もちろん聞く曲は「ブルックナーのシンフォニー!」
(※2)DD Quartz WALKMAN の主な仕様
- 周波数特性 20~20,000Hz!/Dolby off(日本電子機械工業会規格による)
- ワウ・フラッター 0.07%!/WRMS
- S/N 48dB(Dolby off)
- 重量 乾燥重量(バッテリー、テープ含まず)約330g(ズッシリ重い!)
- アルミダイキャストケース!
- 最大音声出力 5mW+5mW/16Ω負荷(日本電子機械工業会規格による)
- Dolby NR B&C装備
※出力は小さいが、「MDR-NC20」の内部アンプにより大迫力
(※3)「DATウォークマン WMD-DT!」の主な仕様
- 標準モード(48kHz、44.1KHz 16bit)、LPモード(32KHz、12bit非直線量子化)
- ワウ・フラッター(ジッター):測定限界値 0.0001%以下
- 最大音声出力 5mW+5mW/16Ω負荷(日本電子機械工業会規格による)
※DD Quartz WALKMAN 同様に出力は小さいが、初代MDR1000の能率の高さとクリアーな音で重低音もばっちり!
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チープなノイズキャンセルヘッドフォンは電源が切れるとダイソーの中華ヘッドフォン以下!
前置きが長くなりましたが、近年ワイヤー接続タイプのMDR-ZX110NCを購入してみましたが、"電池切れ"を起こした時の音は最悪!ダイソーで買った300円ヘッドホン以下の音?。
おまけに、密閉型とは言うものの、「耳殻」に乗っけるタイプ!
薄い「耳殻」から容赦なく「外界」の騒音が飛び込み「ノイズキャンセル効果」もいまいち!
安いからこんなもんか...、とあきらめて「嗚呼あの時の感動は何だったんだろう?」と今は亡きMDR-NC10を懐かしみつつも、ほとんどお蔵入り状態に...。
電池さえ切れていなければ...まあまあ聞けるジャン!
楽天ビック(ビックカメラ×楽天) からのお届けになります。
今回、MDR-Z1000 を購入したので比較?のために持ち出してみて、「電池さえ切れていなければ...まあまあ聞けるジャン?」
こちらは"お安い"ので「Bluetooth」などという「飛び道具」は備えていませんが、内部(ノイズキャンセル)アンプSW ONでTEAC USD301につなぐと、意外と結構な音が!
但し、この値段(の内蔵アンプ)ではさすがに耐入力不足で「迫力満点の耳をつんざくような大音響」は無理!
但し思いのほか伸びた低域で「弦楽四重奏」程度の室内楽ならそこそこ...。
さらに前途したように「単4電池」駆動内部アンプの助っ人!のおかげでMDR-Z1000 並みの迫力ある音量も可能!(但し電池切れにはくれぐれもご用心!)
参※11)主なスペック
ドライバ(スピーカー)系30㎜Φ
能率 115dB/mW
最大入力28mW!(これじゃだめだよネ..でも単4電池駆動内部アンプのおかげでをSW-ONすると...相当な音量に!.)
公称再生周波数帯域 は 10Hz - 22,000Hz(-10dB)となっていますが、前途したカプラ法による測定なので実際には30Hz/-3dbB程度の低音特性で、25Hz付近の重低音は今一?コンテンツによる重低音のあるなしの差もあまり明確には...
更に総騒音抑制効果(キャンセル効果)は 約13dB(実数比約1/4以上)あることになっていますが、耳をスッポリ覆うタイプではないので「耳殻」を通して騒音が伝わり、実際には-6dB(実数比1/2)程度しか効果がなく、この点もがっかり!
耳栓はやはり耳に突っ込まないと?
その2 重低音チェック 編でも述べましたが人間の耳の構造上昔から騒音対策は「空港の地上員」が使っているような耳をスッポリ覆う「イヤーマフ」か、製鉄会社で使っているような耳に突っ込む「耳栓」と相場が決まっています。
中途半端な耳たぶ(耳殻)乗っけタイプの耳栓なんぞMDR-ZX110NC以外は見当たりません!
「耳たぶのっけ型密閉型」より「耳の穴に突っ込んだほうが」外部騒音の遮断効果が大きいのは、皆さんよくご存じの通りで(それにノイズキャンセルがついてこの価格なら「失くして」も、どおってことないし?...。
"かさばる"!だけで役立たず?の"MDR-ZX110NC"は現在も販売されていますが"本気?"よりカナル型(耳穴突っ込み型?)のソニー SONY イヤホン MDR-NWNC33が安くてお勧め!
事実デジタル耳栓も含め"耳栓は大概この方式!"
但しノートパソコンでない限りは「スマホ」ではイヤホンジャックがないのでアウト!です...。
SONY イヤホン MDR-NWNC33 : ノイズキャンセリング機能搭載ウォークマン専用 カナル型 ¥4,061-
![]() キングジム/デジタル耳せん/MM1000シロ |
JET PRICE で販売しています。
騒音に弱い発達障害の方にうってつけ
それにわざわざ更に7千円も出して尻尾(USB・DAC)をつけて聞くほどの「代物」でもないし?
ここは奮発して「WH-1000XM4」を購入したほうがお得?!
通勤・通学電車のロングシートが「グリーン席」に変貌すること請け合い!
毎日の通勤が「至福のひと時」に変貌するでしょう!
※マミニャンは外出時には「弁当忘れてもBOSE忘れるな?」で年甲斐もなく巨大な「BOSE]ですっぽり耳を覆って!大好きな「パバロッティーや藤山一郎」の懐メロ?で都会の騒音を遮断して「耳にやさしい音量」で「静寂?」を楽しんでいるそうです!
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2020年12月8日更新版・公開
要約
当代一流の内蔵ヘッドアンプの実力を備えるWH-1000XM4 のDAC(Bluetooth)の実力とは...
結論から言えば「拙者(せっしゃ)の伝家の宝刀TEAC USD301を通したワイヤー接続と区別がつきませんでした! いやー恐れ入りました。 /(υωυ)\
公開:2020年1月20日
更新:2021年1月 4日
投稿者:デジタヌ
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