『音動楽人(みゅーたんと)』狸穴オーディオ機器調査室報

SONY が切り開くハイレゾオーディオの世界とは...《 ハイレゾ オーディオの世界》第4回

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SONY WH-1000XM4ノイズキャンセリングヘッドフォンで見えて(聞こえて)きたのは「SONYが描くハイレゾオーディオ」の世界ではないでしょうか...

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《 ハイレゾ オーディオの世界》の総合目次

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第2回 ハイレゾオーディオ はWEB配信音楽コンテンツに席巻された!レコード業界の生き残りをかけた敗者復活戦? の目次

第3回 LPレコード「ハイレゾ・ハイファイ説」は"都市伝説"にすぎない! の目次

第1節 ハイレゾの最大の美点は"無圧縮による広大なダイナミックレンジ!

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ご注意;※印は当サイト内の紹介記事リンクです。
但し、その他のリンクは当事者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

ハイレゾの最大の特徴である"無圧縮による広大なダイナミックいレンジ(※11)"環境を(一般家庭では実現不可能な空気再生によるfffの)大音響で実現するのではなくて...

ノイズキャンセリングヘッドフォンで極限まで環境騒音を無くして、ソノリティーを保ったままに"音に芯のある美しい「ピアニッシモ」"を聴取可能限度いっぱいまで絞り込んで、ストレスのない限度いっぱいの最大音量との差で、トータルなダイナミックレンジを確保して、生音源(オーケストラ)の持つ「100dB」オーバーのダイナミックレンジを実現させようとしているのではないでしょうか?

SONY が発売したWH-1000XM4(※12)は真のハイレゾ再生実現のための第一歩「現状最高のハイレゾヘッドフォン」ではないでしょうか!

参※11)第2回第2項 32bit量子化ハイレゾメディアは一般人には「猫に小判?」をご参照ください。

参※12)当サイト関連記事 SONY WH-1000XM4 《 ノイズキャンセリグ・ヘッドフォン購入長期レポート》シリーズはこちら。

第2節 ハイレゾに超広帯域が必要な理由は...

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一般的には、可聴帯域は20Hz~20KHzといわれています。

それなら、なぜBluetoothヘッドフォンの伝送周波数20Hz - 40,000Hz(LDAC 96kHzサンプリング、990kbps 時が必要なのでしょうか?...

第1項 記録波形の入忠実再現

答えは「波形」に対する「トランジェント(忠実度)」にあります!

第1目 一般的言い訳説明?では

『人は基音(可聴音)を聴いて可聴帯域外の"わずかな倍音"を脳内でイメージ増幅できるので「"超高域も必要だ?"』

等と訳の分からない説明がまかり通っていますが...

そんなアホラシイ?屁理屈ではなくて、「波形」の忠実再現には欠かせない要素なのです!

よく電気性能計測に使われる「方形派」はフーリエ分析するとわかるように、非常に多くの周波数成分を含んだ「超広帯域な波形」となっています!

方形波形を再現しようとすると「ハイレゾルーション記録」が不可欠になるわけです。

下側のように高域特性が悪い伝送系(増幅系で)を用いると、

前回触れたように、通常の狭帯域(可聴帯域)では「エッジ部分が鈍って」しまいます!

つまり、山高帽のはずがソフト帽に変形してしまうわけです!

square_wave.gif

上図は概念を表した図なので正確ではありませんが、上側の方形波が「f特」の悪い伝送系では下側の波形のように崩れてしまいます!

つまり楽音が歪められルわけです!

聴感的には一般的に言われる「粒立ちの悪い、不明瞭な楽器音」になってしまうわけで、とくに金・太鼓などの「鳴り物」やピアノ音などの「衝撃音」や、弦楽器などの「擦過音」が鈍ってしまいます!

つまり、記録音源の波形(楽音)を忠実に再現しようとすると「広帯域」の伝送(増幅)系が必要になるわけです!

デジタル処理だと、高域に分布している「ホワイトノイズ(デバイスノイズ)」の影響を受けることなく、演算で波形シェープにより高域のみを増幅することも可能となるわけです(※54)

スタインウェイとベーゼンドルファーの音色の違いを聴くにはハイレゾ・超広帯域が必要なのです。

第2目 結果論(高域特性)を強調するのは...

SONYが結果論(高域特性)を強調するのは、まだまだ多いアナログアンプ崇拝者に対する配慮でしょう!

D.S.P.によるウェーブシェーピング(波形成形)技術を前面に押し出すと、アナログ信奉者から、「インチキ扱い」されて誤解を招きやすくなるので、結果論としての「高域特性改善」を強調しているのでしょう。

SONYが先鞭をつけたD級増幅(デジタルアンプ)も同様で、おそらくノイズキャンセリングヘッドフォンはD級アンプ とデジタルスピーカーのコンビによるものでしょう!

デジタルアンプと言うと前途した階段状のいかにも"ノイジー"なイメージを持ちがちですが、スピーカーのボイスコイルは「リアクタンス」つまり交流信号に対する抵抗値Ωを持っているので「デジタルアンプ」を繋いでも「上図の」ようにエッジ(超高域)はローパスフィルター同様にフィルタリングされて、だから基本直流成分を持っているデジタル波形をコンデンサなどのローパスフィルターを通過させるだけでそのまま入力しても問題ないわけです!

但し、接続相手のSP(振動板)が"特定できない"一般のオーディオアンプでは、SPとのマッチングの問題があり、出来るだけアナログアンプに近い様な波形に成形して出力されているわけですが...、最初から振動板が「特定されている「ヘッドフォン」ではボイスコイルとの「電気的整合性」が織り込めるので、「フルディジタル」増幅が可能となるわけです!

この意味でも、振動板と完全マッチングした専用ドライブアンプと対で開発できるBluetoothヘッドフォンが有利となってきます!

そろそろ(SONYさんあたりが)ハイレゾの本当の存在価値を言わないと、「ハイレゾオーディオ」も「一過性の流行り病?」に終わってしまうかもしれません!...(※55)

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ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WH-1000XM4【ソニーストア】 icon


第3節 一般家庭では ヘッドフォン再生が現実的!

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第1項 現状の高級ヘッドフォンでも耐入力に問題あり...

第1目 現在マニア垂涎のMDR-Z1R

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現在マニア垂涎のMDR-Z1Rでは耐入力2,500mW(IEC)を実現していますが...

このヘッドフォンを「ベース」にさらに耐入力を向上させて「専用デジタルアンプ」で駆動すれば「プログレッシブ・低域補償」(※43)でかなりの低域補償を行っても振動板破壊にいたらない製品が開発できるかも!...

但し現状では、"専用のヘッドフォンアンプ"が発売されていないので...

ゼンハイザー同様にペアを組む相手の"アンプの出力(インピーダンス)特性"に左右されるところもあります。

更に次項のスタックス同様に背面開放型なので、室内に聴取ブースを設置しないと...

静寂感ではWH-1000XM4(ノイズキャンセリングヘッドフォン)にはかなわないでしょう!

今後は、密閉型のMDR-Z1000(※41) で実現した耐入力4,000mWの技術で駆動回路を強化して究極のBluetoothノイズキャンセリングヘッドフォンを実現していただきたいものです。

参※42)当サイト関連記事 SONY MDR-Z1000《 ヘッドフォン購入使用レポート》はこちら。

参※43)当サイト関連記事 《 Public information 》"progressive bass boost compensation technology"についての解説はこちら。

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第2目 専用アンプで理想を追求したスタックスのコンデンサーヘッドフォン

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※スタックスヘッドフォンは、コンデンサー型なので30vバイアス電源が備わった専用の駆動アンプが必要です!

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現状の高級ヘッドフォンなら、スタックスのヘッドフォンがベストセレクトかもしれませんが...

現実的には、「プラシーボ効果?」以外はWH-1000XM4と大差ないでしょうし...

更に、前途の通り百万円近く投資してお部屋の中に一人用の「防音BOX」でも設置しない限りは

そして別項で記した振動板の大振幅が必要な「progressive bass boost compensation」の適用は原理的にかなり難しくなるでしょう...

楽天ビック(ビックカメラ×楽天) でお取り寄せできます。

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公開:2020年12月13日
更新:2021年1月 4日

投稿者:デジタヌ


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