旅するタヌキ

マツダ三次試験場

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※ご注意、この施設は非公開施設です!、社外の一般人は特別イベントが開催される時以外は見学できません!

三次市にあるマツダの開発拠点

(公式ブログサイトはこちら)

中国自動車道三次ICの北側国道375号沿いにある施設。国道375号線とJR芸備線に囲まれた3角地帯にあり、高速周回路もNASCAレーシングコースのようなお「むすびがた」となっている。

当初はテストコースのみが開場したが10年後の1975年5月にインフィールドにガソリンレシプロエンジン製造工場として三次事業所が開所している。

変形三角おむすびがた周回路

一般にはヴァンケル・ロータリーエンジンにちなんだとされているが、これは敷地の問題の方が大きかったと思われる。

実際は直角3角形に近いおむすび型の頂点を300Rで丸めた周回コースと考えた方が正しい。

現在工場が建っている375号沿いのメインストレッチが約900m、試験場管理棟や屋内試験施設のある中国道側のサブストレッチが約740m、そして芸備線八次駅側のサブストレッチが約690mでそれぞれの直線路を緩和曲線を持つ最小半径300mRの3つのコーナーで結んで全長約4.4kmの高速周回路としている。

又開所以来、付帯設備のある中国道側のストレート部にピットロードが設けられ緊急時以外はここからバンクに出入りしている。

なをこのコースは『左回り』で運用されている。

インフィールドにあるサーキット?

現在1974年当時はなかった本格的クローズドサーキット(ワインディングロード)がインフィールドに設けられている。

三次工場側にあるため池、八次駅側のため池、北側バンク内周を通り、工場側に戻ってくる全長約3.6Kmの2車線の周回路が設けられている。

さらに本館側(中国道側)にヘアピンコーナーが設えられており、最終コーナー(北バンク側)出口付近はアウト側に大きく広がりセーフティーゾーンとかなりのバンクがつけられている。ホームストレッチは工場側で約590m。

この周回路は工場付近にピットロードが設けられ、高速行コーナーにはセーフティーゾーンが設けられている。北バンク付近に風洞設備らしき建物が有り、たぶんマツダスピードなどの団体も貸し出されレース車両(かつての782Bなど)の開発にも利用されていると思われる。

本館側のその他のコース

本館裏に(内側)に助走路付きの大スキッドパッド、石畳を含めた、各種舗装炉直線路、ブレーキ試験路と思わしき直線路、駅側ストレートの内側に波状路などが設けられている。

アウトサイド施設

周回路と中国自動車道に挟まれたエリアに両端にターンエリア(スキッドパッド)を設けた全長約1.7km幅員25m(路側帯含む)の往復2車線コンクリート舗装の直線路(一部アスファルト舗装)が設けられている。

通常は右側通行(左周り)で運用されている様だが、主に市販車の加速性能や最高速チェックに使用されているようである。

南バンク(正門側)にあるミニクローズドコース

この試験場にしては珍しく右回りのショートコース。

一般市販車のハンドリング評価などに使われているモノと思われる。

通常一般非公開施設

残念ながら通常は一般非公開施設となっているが、2017年9月17日にマツダ車オーナー対象に、ロータリー車登場50周年アニバーサリーイベントとして、オーバルコースが公開され、ペースカー先導で参加者によるパレード走行会が開かれて、全国から訪れた参加者で1日中賑わった。

三次試験場の施設データ

  1. 所在地  広島県三次市東酒屋町556
  2. 所属施設/所有者 三次試験場/マツダ。
  3. 指定管理者/運営団体  三次試験場。
  4. 開設 1965年5月 -
  5. 設備概要 左回り一周約4.4Km 幅員約15m(曲線部外・内周安全帯1レーン含む)異形コース
  6. 直線部 長さ 約900m,約740m、約690m
  7. コーナー半径 約300m 
  8. 曲線部最大バンク角 約?度
  9. バンク設計速度 ?km/h
  10. 安全帯)
  11. 舗装 アスファルト、コンクリート、煉瓦、
  12. 付帯コース スキッドパッド、ダートトラック(未舗装路)、各種舗装路(コンクリート、各種アスファルト、煉瓦舗装路、石畳舗装路、など)
  13. 付帯設備 、管理棟、食堂、社員宿舎、パドック(試験路整備場&スタッフ控え室)、整備工場、給油所、屋内試験設備など。

三次市周辺の観光ガイド

じゃらんの周辺観光ガイドはこちら。

アクセスの変遷

1965年5月の開設当初はすぐ近くを走る中国自動車道もアクセス道路の国道375号線も整備されていなかった。

1971年3月22日 国道54号全線完成により本社工場と繋がる。

1978年10月28日 北房IC-三次IC間が開通し中国吹田IC、名神吹田IC乗り継ぎで東京IC

と繋がる!

1979年5月15日 吹田JC完成で乗り継なしで東京ICと直結する!

1983年3月24日三次IC-鹿野IC間開通と同時に広島北JCー広島北IC間の広島自動車道開通により本社工場と繋がる。

1985年3月20日 広島自動車道  広島北IC - 広島JCTが開通し全線開通

1988年12月7日 山陽自動車道 広島JCT-広島IC間の開通により先に開通していた広島自動車道とともに広島本社とさらに近くなる。

2010年4月26日の広島高速及び大州出入り口完成で全線高速道路で本社工場と直結!

※1 プルービンググラウンドについて

「テストコースは和製英語」なので英語圏ではproving ground が正しい呼び方に成ります。

性能試験場、実験場のことで、動詞のprove(※1)には単なる試験ではなく『証明する・検証する』意味も有り自動車の実験場には最も適している表現になります。

また自動車試験場は運転免許試験場とも紛らわしいので、最近の施設は各メーカーともプルービンググラウンドと呼ぶ傾向にあり、トヨタ、ホンダ、日産などもアメリカの現地施設はproving groundと称しています。

言語は独語のprobe(女性名詞)英語もprobe(名詞)でtestと同義語になり他にtrial,testing(名詞)sampleなどの意味も包括し語尾が変化veに変化し証明する・検証するの意味を持つ「動詞」に変化したモノと考えられます。

小生の様な元超音波探傷器(非破壊検査の一種)屋は「probe」といば日本語の「触手」を真っ先に思い浮かべたりします。

公開:2018年8月11日
更新:2018年8月16日

投稿者:デジタヌ

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