タヌキがゆく

【非営利団体紹介】2017 呑兵衛の俱楽部 紹介

日本には、酒税法で定められた、業界の正規団体(組合)以外にも、協会・連合会を名乗った数多くの呑兵衛達の団体があります。

呑兵衛達(と一部のメーカー)が集まって作った親睦会であったり、個人的嗜好を共有する同好会であったり、その他多少怪しげな団体まで色々です。

NPO日本地ビール協会について。

1994年発足のこの団体は「各国のクラフトビア・アソシエーション」とは違い、発起人であり前理事長であった故小田良司氏(元プロヨットレーサー)が自らのエッセイ(読売新聞関西版夕刊に連載)で

『名称が名称なので間違われても仕方がないが、日本地ビール協会は地ビール会社の団体ではない。......』<エッセイより引用>
と表明しているように、ビアテイスター(ワインのソムリエの様な資格者)を育成・資格認定する目的で生まれた団体で「NPO法人漢字検定協会」と同じように個人会員主体の団体です。
従って業界団体である『全国地ビール醸造者協議会』とは何ら関係はありません!
この団体の現在の活動としては。
1)地ビールに関する講習会と認定試験
ビアテイスター以外に、ビアジャッジ、ビアコーディネーター、醸造学基礎講座、等の協会独自の資格認定&講習会を行っています。
2)「アジア・ビアカップ」「インターナショナル・ビアカップ」
毎年開催されているこれら2つのコンペはこの団体が主催しています
同協会認定・所属の「ビアテイスター・ビアジャッジ」と海外より招聘したビアテイスターによる審査で、団体が制定した金・銀・銅、の各賞を授与しています。
3)「ビアフェス」(※1)
の通称で沖縄・東京・大阪・名古屋・横浜の5都市で開催されている、クラフトビール・フェスティバル。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会

【個人のサイトやブログの中にはビールのスタイルも把握しないまま、「このIPAは苦いので良くない」などと評したり、ベルギービールをUSパイントグラスに注いだ画像とともに「香りが弱い」といった酷評を掲載しています。これらは思わぬ風評被害をもたらすことに繋がっています。

私達「伝え手」は「造り手」と「飲み手」の進化に追いつき、その両者を公平かつ正確に、責任を持って繋ぐ伝達者にならなければなりません。
そのためには何が必要なのか?
それは、『ビールに対する高い知識』を得、『伝えるための能力』を高めることだと考えています。『ビア・ジャーナリストとしての勉強を常に重ね、オピニオンを発する責任を持ち続けること』が必要だと考えています。
それを実践するために、私達は「日本ビア・ジャーナリスト協会」を設立しました。】<同協会代表 藤原ヒロユキ氏の挨拶文より引用>

ビア・ジャーナリスト養成の「ビアジャーナリスト・アカデミー」(※2)の他に「ビール検定試験」「JAPANBREWERSCUP」を主催するなどの活動も行っている。

同協会ホームページには全国各地の2017年 ビールイベントカレンダーも掲載されております。

※1)尚この催しについては開催要領について、小生が賛同いたしかねる点が多々あるので、『酒房 狸穴亭』では今後とも一切記事としては取りあげません。
レジストレーションは読者諸氏の自己判断で行って下さい。
これ以外の九州ビアフェスティバルビアフェス福島などは各地の実行委員会が主催しているイベントでこの団体も後援もしくは特別協力というかたちで絡んではいますが地元の幹事企業や商工会がプロデュースする地域イベントです
これらの地域イベントは地域振興の色合いの強いイベントなので、これからも積極的に取りあげたいと考えています。

※2)日本地ビール協会の構成メンバーと殆ど同じ顔ぶれで構成されている団体。

でメイン事業の「ビアジャーナリスト・アカデミー」は日本地ビール協会の行っている「ビアテイスター養成講座」「ビアジャッジ養成講座」「ビアコーディネーター養成講座」に継ぐ「資格・養成講座シリーズ第4弾」として日本地ビール協会の派生兄弟団体?として発足した団体と思われます。

※3)尚、現在の処同様(業界以外)の団体はワイン以外のジャンル、日本酒、ウィスキー、スピリッツには見当たりません!

2017/07/28 狸穴工房 代表 出路樽狸

公開:2017年7月28日
更新:2017年9月17日

投稿者:デジタヌ

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