タヌキがゆく

残響(エコー)が無いと演奏できない演奏家? 【レビュー】2017

カラオケ文化が育んだ、エコー信奉?

過日、グランキューブ大阪(※紹介記事はこちら)メインホールに関するWikipediaを閲覧して、起筆者のカラオケ感覚に唖然とした。

もしもN音響設計の関係者(信奉者)の起筆だとしたら全く呆れかえった提 灯持(ちょう ちんも)ち解説ではある。

20世紀の「補助金を当て込んだおらが町の多目的ホール建設」ブームのおかげで日本津々浦々3000ヶ所にも迫ろうとするホール網?が完成した。

耐震強度不足解消を錦の御旗にしたホール立て替え強要ビジネス

更に、「耐震強度不足を錦の御旗」にお上の後押しも有り第2次ホール建設ブームとでも言おうか立て替えラッシュの兆しが見えだしている。(※関連記事はこちら)

全く懲りもせずに、あの手、この手と品を変えお役所の箱物行政が続く事である。

しかも、2000年以降は文科省もからみ、多目的文化ホールを立て替えコンサート専用ホールの建設に動き出す自治体が多い。

アマチュア音楽家の端くれとして、上質の音楽ホール増産?は歓迎するべきなのかもしれないが...。

この「上質の」と言う言葉が問題なのである

何処でどう間違ったのか、「上質=エコーたっぷり」の風潮が生まれ、お風呂場真柄?のホールが続出してしまった?

ニワカ演奏家・演奏団体が続出しワンワン渦巻くエコーの中、演奏家の微妙な音色(ニュアンス)の変化を伝えられない様なホールでまやかしコンサートを繰り広げている。

「コンサート専用ホールとはこうあるべき」と言う間違った「エコー信奉」が喧伝・吹聴されだしてしまった。

言わせていただけば、小生にとっては自宅の「自慢のオーディオルーム?(※紹介記事はこちら)で音楽鑑賞している方が余程まし」なホールが続出している昨今ではある。

全国にある優れた野外ステージ

(※関連記事はこちら)

全国にある野外ステージでは、「天井から降り注ぐ響き」や、周りの「壁からの反響」も期待できず、ましてや「人為的残響時間2秒」など、とんでもない話である。

しかしどの施設を訪れてもわかることだが、PAなしでも最後列まで殆どのアコースティック楽器の音(但しギタ・マンソロは除く)が到達し、肉声も通る施設である。(実際のコンサートでは大がかりなPAは不可欠ではあるが。)

デッドな施設でもコンサートは成立する!

小生が警鐘を鳴らしているのは、デッドなのでコンサートに不向きと決めつける「エコーマニア」であり「ホール・テイスター?」の「風評(悪評)被害」で有る。

金科玉条の如く残響2秒を唱え、エコーが無いと音学が奏(かな)でられないと思い込んでいる様な「まやかし演奏家共は、風呂屋でリサイタルでも開けば良い!

音楽知らずの自治体3例

とんでもない音楽専用施設の例。

例1、評判の高いホールに似せた、紛い物コンサートホールの例その1。(※ガイド記事はこちら

例2、評判の高いホールに似せた、紛い物コンサートホールの例その2。(※ガイド記事はこちら)

例3、某音響設計の作になる、線路際の騒音(轟音)渦巻くホール。(※ガイド記事はこちら)

ご注意※印は当サイト内の紹介記事リンクです。

但し、その他のリンクは事業主・関連団体の公式サイト若しくはWikipedia等のWEB辞典へリンクされています。

公開:2017年9月19日
更新:2018年4月 9日

投稿者:狸穴猫

このエントリーをはてなブックマークに追加

リビエールホール・柏原市 閉館案浮上? ー狸穴総研・エンタメ研究工房・報告2017TOPリビエールホール/柏原市 蘇生案




▲エンターテインメント・コラムへ戻る

 

ページ先頭に戻る