音楽・演劇・便利帳

松竹大歌舞伎・2018年夏季特別全国公演と松竹株式会社の公演観劇ガイド

       

松竹株式会社

Official Website https://www.shochiku.co.jp/

松竹株式会社のあらまし

松竹のなりわい

江戸時代の歌舞伎興行に始まる伝統的「エンタテイメントショウビジネス」歌舞伎芝居や、「外来の「レビュー・.ショー」、大衆演劇から発展してきた伝統的「興行主」を原点にしている。

映画・演劇公演の制作・興行・配給を一手に手がける総合プロダクション。

歌舞伎興行の大元締めで、現在ほぼ独占的に歌舞伎興行を牛耳っている。

松竹の歩み

創業以来、歌舞伎興行に留まらず広く、文楽興行や浅草松竹演芸場・道頓堀角座・神戸松竹座等の演芸場、 松竹歌劇団(SKD)、大阪松竹歌劇団(OSK ) などのレビュー劇団の運営、創業者大谷竹次郎・白井松次郎兄弟の実父白井栄吉が「相撲の興行師」であったことから相撲の地方興行にも手を染め、プロ野球球団「松竹ロビンス」を設立しプロ野球界にも進出していた時期もあった。

松竹株式会社と直営劇場がお得意のジャンル
松竹大歌舞伎公演

(東京)歌舞伎座で通年大歌舞伎が開催されている。

新世代の襲名披露が相次ぐ2018年の見所

中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露/中村国生改め四代目中村橋之助襲名披露/中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露など新世代の襲名披露が数多く興行される。

全国で行われる大歌舞伎巡業公演

全国の主要都市で6 月~9月の夏季に特別地方公演が行われている。

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

【夏季特別地方公演の目次】

 

北海道公演 

2018年7月5日 札幌市教育文化会館

※ホールガイド記事はこちら

  • 『近江のお兼/曽我綉侠御所染 御所五郎蔵/高坏』
  • 尾上菊之助 / 坂東彦三郎 / 中村梅枝 / 中村萬太郎 / 中村米吉 / 市村橘太郎 / 市川團蔵。
  • ※一般発売開始 2018/4/6(金) 10:00~(→チケットぴあ

2018年7月12日 幕別町百年記念ホール

(※ホールガイド記事はこちら)

  • 『中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露/中村国生改め四代目中村橋之助襲名披露/中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露/人情噺文七元結/口上/棒しばり』
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 中村梅花 / 中村吉之丞 / 片岡秀太郎 / 中村梅玉 / 他。
  • 於ける
  • ※一般発売開始 2018/4/6(金) 10:00~(→チケットぴあ

東北公演

2018年7月5日 須賀川市文化センター/福島県

(※ホールガイド記事はこちら)

  • 『中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露』
  • ※一般発売開始は2018/4/28(土) 10:00から (→チケットぴあ)

首都圏公演

 

2018年6月30日 江戸川区総合文化ホール

※ホールガイド記事はこちら

2018年7月1日 北とぴあ・さくらホール/北区王寺

(※ホールガイド記事はこちら)

  • 中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露/中村国生改め四代目中村橋之助襲名披露/中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露
  • 人情噺文七元結/襲名披露 口上/棒しばり/
  • 中村芝翫 /中村橋之助 / 中村福之助 / 中村梅玉 / 片岡秀太郎 / 中村吉之丞 / 中村梅花。
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/13(金) 10:00~→チケットぴあ

2018年7月2日 サンシティ越谷市民ホール、

※ホールガイド記事はこちら

  • 近江のお兼/曽我綉侠御所染 御所五郎蔵/高坏」
  • 尾上菊之助 / 坂東彦三郎 / 中村梅枝 / 市川團蔵 / 他
  • ※一般発売開始は2018/3/18(日) 10:00~(→チケットぴあ

2018年7月3日 ウェスタ川越

※ホールガイド記事はこちら

  • 近江のお兼/曽我綉侠御所染 御所五郎蔵」/高坏
  • 尾上菊之助 / 市川團蔵 / 坂東彦三郎 / 中村梅枝 / 他
  • ※一般発売開始は:2018/3/28(水) 10:00~(→チケットぴあ

2018年7月14日 相模女子大グリーンホール

※ホールガイド記事はこちら

  • 『中村橋之助改め八代目中村芝翫・中村国生改め四代目中村橋之助・中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露』
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 中村梅花 / 中村吉之丞 / 片岡秀太郎 / 中村梅玉
  • ※一般発売開始は2018/3/24(土) 10:00~→チケットぴあ

2018年7月29日 鎌倉芸術館

※ホールガイド記事はこちら

  • 『松竹大歌舞伎 中村橋之助改め八代目中村芝翫 親子同時襲名披露』
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 中村梅玉 / 片岡秀太郎。
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/15(日) 10:00~→チケットぴあ

2018年7月31日 よこすか芸術劇場

※ホールガイド記事はこちら

  • 『松竹大歌舞伎 中村橋之助改め八代目中村芝翫 親子同時襲名披露』
  • 尾上菊之助 / 他
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/30(月・祝) 10:00~→チケットぴあ)

2018年8月31日 川口総合文化センターリリア

※ホールガイド記事はこちら

  • 義経千本桜
  • 片岡愛之助 / 中村松江 / 中村壱太郎 / 中村寿治郎 / 市川猿弥 / 上村吉弥 / 市川門之助。
  • ※一般発売開始は:2018/3/18(日) 10:00~(→チケットぴあ

長野県公演

2018年7月25日 上田市交流芸術センター

(※ホールガイド記事はこちら

  • 『松竹大歌舞伎』
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/22(日) 10:00~→チケットぴあ

北陸公演

2018年7月19日 石川県小松芸術劇場うらら

※ホールガイド記事はこちら

  • 『中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露人情噺文七元結 二幕四場』
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 他
  • ※一般発売開始は2018/3/9(金) 10:00~(→チケットぴあ)2018年4月4日現在残り僅か!

2018年7月22日 越前市文化センター

※ホールガイド記事はこちら

  • 近江のお兼/曽我綉侠御所染 御所五郎蔵/高坏
  • 尾上菊之助 / 坂東彦三郎 / 中村梅枝 / 中村米吉 / 市村橘太郎 / 中村萬太郎 / 市川團蔵
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/29(日・祝) 10:00~→チケットぴあ

 

東海(静岡県)公演

 

2018年7月14日 磐田市民文化会館/静岡県

(※ホールガイド記事はこちら)

  • 近江のお兼/曽我綉侠御所染 御所五郎蔵/高坏尾上菊之助
  • 坂東彦三郎 / 市川團蔵 / 他。 
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/29(日・祝) 10:00~→チケットぴあ

2018年9月6日 アクトシティー浜松

※ホールガイド記事はこちら)

  • 義経千本桜「道行初音旅」、「川連法眼館」
  • 片岡愛之助 / 中村松江 / 中村壱太郎 / 市川門之助 / 他
  • ※チケット一般発売開始は2018/6/10(日) 10:00~(→チケットぴあ)

中京(愛知県)公演

 

2018年7月15日 穂の国とよはし芸術劇場PLAT/愛知県

(※ホールガイド記事はこちら)

  • 『松竹大歌舞伎・近江のお兼/曽我綉侠御所染 御所五郎蔵/高坏
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/22(日) 10:00~ (→チケットぴあ)

2018年7月16日 春日井市民会館

(※ホールガイド記事はこちら)

  • 『松竹大歌舞伎』尾上菊之助 / 他。
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/21(土) 10:00~ (→チケットぴあ)

2018年7月18日 知立市文化会館

※ホールガイド記事はこちら

  • 『平成30年度公文協東コース 松竹大歌舞伎』
  • 尾上菊之助 / 坂東彦三郎 / 中村梅枝 / 中村萬太郎 / 中村米吉 / 市村橘太郎 / 市川團蔵 / 他。
  • ※チケット一般発売開始は※チケット一般発売開始は (→チケットぴあ)

2018年7月27日 半田市福祉文化会館

※ホールガイド記事はこちら)、

  • 人情噺文七元結/襲名披露 口上/棒しばり
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 中村梅玉 / 他。
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/9(月) 10:00~ (→チケットぴあ)

三重県公演

 

2018年9月7日 三重県文化会館

(※ホールガイド記事はこちら

  • 義経千本桜「道行初音旅」、「川連法眼館」
  • 片岡愛之助 / 他
  • ※チケット一般発売開始は2018/6/3(日) 10:00~→チケットぴあ) 

近畿地方公演

 

2018年7月20日 和歌山市民会館

※ホールガイド記事はこちら

  • 中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露/中村国生改め四代目中村橋之助襲名披露/中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露
  • 人情噺文七元結/八代目中村芝翫 四代目中村橋之助 三代目中村福之助襲名披露 口上 一幕/棒しばり。
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 片岡秀太郎 / 中村梅玉。※チケット一般発売開始は2018/4/7(土) 10:00~(→チケットぴあ)

2018年7月21日 岸和田市立波切ホール

※ホールガイド記事はこちら)

  • 中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露/中村国生改め四代目中村橋之助襲名披露/中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助 / 中村梅玉 / 片岡秀太郎 / 中村吉之丞 / 中村梅花 / 他。
  • ※チケット一般発売開始は2018/4/15(日) 10:00~→チケットぴあ

2018年7月25日 あましんアルカイックホール

※ホールガイド記事はこちら

  • 『中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露/中村国生改め四代目中村橋之助襲名披露/中村宗生改め三代目中村福之助襲名披露人情噺文七元結/襲名披露 口上/棒しばり』
  • 中村芝翫 / 中村橋之助 / 中村福之助。
  • ※一般発売開始は発売開始:2018/3/29(木) 10:00~ (→チケットぴあ

2018年9月21日 神戸文化ホール

(※ホールガイド記事はこちら) 

  • 義経千本桜 道行初音旅 川連法眼館
  • 片岡愛之助 / 中村松江 / 中村壱太郎 / 市川猿弥 / 中村寿治郎 / 上村吉弥 / 市川門之助
  • ※チケット一般発売開始は2018/5/7(月) 10:00~→チケットぴあ


松竹直営館のガイド

歌舞伎座「大歌舞伎本公演」

(※劇場施設ガイド記事はこちら)

1889年に初代が開場した国内唯一の歌舞伎の常設小屋として知られている。

1993年(平成5年)以降は松竹の方針により「歌舞伎の本拠地」として原則通年で歌舞伎を興行することとなり、現在に至っている。

歌舞伎座の公式サイト&公演チケット情報

Official Website https://www.shochiku.co.jp/play/theater/kabukiza/

新橋演舞場

(※劇場施設ガイド記事はこちら)

1940年(昭和15年)には帝国劇場を焼失した松竹が代替劇場として使用開始。以後は松竹の主要劇場として歌舞伎新派松竹新喜劇新国劇前進座公演・歌手による芝居公演などを上演している。歌舞伎公演、新劇、松竹ミュージカル、歌謡歌手の歌謡ショー等の他、一般貸し出しのアマチュア団体の公演もある。

新橋演舞場の公式サイト&公演チケット情報

Official Website https://www.shochiku.co.jp/play/theater/enbujyo/

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

大阪松竹座

(※劇場施設ガイド記事はこちら

1997年2月のリニューアルオープン以来、松竹制作の歌舞伎・新劇・松竹新喜劇を中心に、歌劇、ミュージカル、コンサート等の自主公演を中心に運営。幅広いジャンルの興行を行っている。

大阪松竹座の公式サイト&公演チケット情報

Official Website https://www.shochiku.co.jp/play/theater/shochikuza/

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

京都四條南座

(※劇場施設ガイド記事はこちら

並松恒例顔見世興行等の歌舞伎公演は勿論、松竹映画のリバイバル上映など幅広い興行を行っていたが、2017年12月現在改装のため休館中です。

2018年年末、恒例の「顔見世興行」で復活の予定!

京都四條南座の公式サイト&公演チケット情報。

Official Website  https://www.shochiku.co.jp/play/theater/minamiza/

本年(2018年)末再開館予定ですが、2018年4月2日現在詳細は発表されておりません。

松竹株式会社の企業データ

社名 松竹株式会社

設立 1937年

従資本金 330億18百万円/2017年現在。

売上高 連結:889億円
単独:532億円(2014年2月期)

業員数グループ全体 連結:1,227人 (単独:535人)

松竹株式会社の歴史

(公式サイトはこちら)

1873年(明治6年) に後に松竹興行(株)に資本参加する明治座喜昇座(きしょうざ)として創建された。

1893年 初代市川左團次が当時幾度の改名で「千歳座」と成っていた芝居小屋を買収して座元となり、これを明治座と改称した。

1895年 松竹創業者の一人大谷竹次郎の父親・白井栄吉が「京都阪井座(※3)」を買収し松次郎を「興行主」として興行界にデビューさせた。

1902年  大谷竹次郎が京都新京極通に京都「明治座」(のちの京都松竹座2001年11月閉館)を開設。

  • 兄・白井松次郎と共に、松竹(まつたけ)合名会社を設立する。

1906年 京都四條南座を買収し松竹合名会社の直営館とする。

1910年 東京・新富座を買収、以降大谷竹次郎が関東兄・白井松次郎が関西を受け持った

1913年 京都四條南座を、定員1436人の木造大劇場に大改築。

1920年2月 松竹キネマ合名会社を設立。映画製作を開始。
1920年11月 別組織として帝国活動写真株式会社(現松竹)を設立する。

1921年  松竹キネマ合名会社と帝国活動写真株式会社を合併し松竹キネマ株式会社と改称した。

1921年7月 - 白井松次郎が南海鉄道系列の1913年4月創業の 千日土地建物(株)の大株主となり事実上松竹グループ傘下に納め千日土地が所有していた「千日前楽天地」を改修して同年10月より松竹の直営施設とした。

1923年5月17日大阪初の洋式劇場として道頓堀に大阪松竹座を開館

  • 9月1日関東大震災で「新富座」焼失廃館。

1925年 新橋芸妓協会が中心となり、新橋演舞場(株)(現松竹直営館)を設立。

1929年1月 「京都四條南座」建替えに着手、同年11月に竣工、25日に開場式が行われた。

1930年3月 「東京劇場」(現東銀座東劇ビル)が演劇場としてが開場。当初歌舞伎や軽演劇が上演されていた。東京大空襲で焼亡した歌舞伎座に代わり、1951年の歌舞伎座再建まで東京歌舞伎の中心だった。

1930年 帝国劇場を取得し「松竹洋画系封切館」として使用。

  • 11月 - 千日土地建物(株)が千日前楽天地を閉鎖・取り壊し。跡地に大阪歌舞伎座を建設開始。

1931年、歌舞伎座(株)、明治座、が出資し新富座・松竹キネマ株式会社が松竹(まつたけ)興行(株)となる。

1932年10月 - 大阪歌舞伎座開場。
1934年8月 - 千日土地建物(株)が大阪劇場(大劇)の興行権も取得、新たに設立した大阪松竹少女歌劇団(OSSK)の本拠地とした。

1937年 映画製作の松竹キネマ(株)と松竹興行(株)を統合し、松竹(しょうちく)株式会社を設立。

1937年9月 - 千日土地建物(株)が(株)大阪劇場を吸収合併

1939年(昭和14年)、帝国劇場の運営会社を東宝に売却。

1940年 帝国劇場の興行権(使用権)契約切れに伴い同劇場を明け渡す。

  • 新たに新橋演舞場(株) の株式を取得し傘下に納める。

1945年(昭和20年)の東京大空襲で歌舞伎座、新橋演舞場、明治座共に消失。

1946年2月 - 白井松次郎は千日土地建物(株)の会長となり、末弟の白井信太郎が社長に就任。

1947年(昭和22年)3月に明治座復興期成会が発足。

  • 12月 - 白井信太郎が公職追放に指定され、千日土地建物(株)の社長を辞職し白井松次郎会長が陣頭指揮を執る。

1948年 新橋演舞場 復興・再開。

1949年 松竹(株)が東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所上場。

  • (株)歌舞伎座が設立され、松竹から建物を譲り受けて復興工事を行った(土地及び歌舞伎興行権は松竹が継続して所有。)
  • 11月 明治座設立発起人準備委員会(※2)が開かれる。

1950年 松竹(株)札幌証券取引所上場。

  • 1950年(昭和25年)5月(株)明治座発足、同時に松竹の劇場運営から離れ自主運営へ。
  • 1950年(昭和25年)11月30日に明治座開場。

1951年 歌舞伎座が復興再開館

1951年1月 -千日土地建物(株) 会長・白井松次郎死去 

  • 12月 - 千土地興行株式会社と改称

1954年8月 千土地興行(株)の経営不振の責任を取り 白井信太郎以下役員が総辞職。松竹創業者大谷竹次郎の要請で雅叙園観光式会社社長・松尾國三が代表取締役に就任し以後松竹(株)本社とは疎遠になる。

1956年8月 - 白井信太郎が千土地興行(株)代表取締役会長、松尾國三が代表取締役社長に就任

  • 9月15日 東京都中央区築地に松竹(株)本社ビル・松竹会館完成。館内に映画館『松竹セントラル』開場。

1958年4月大阪歌舞伎座を閉鎖、

  • 10月 - 千土地興行(株)大阪新歌舞伎座を開場
  • 12月 初代大阪歌舞伎座内部を改装し商業ビル「千日デパート」として開業。

テレビ業界にもいち早く参入したこの頃の松竹


1959年にライバル阪急・東宝グループや当時の「大映」等と共に「フジテレビ」の会社設立・開局時に資本参加し、現在は現「フジ・メディア・ホールディングス」の持ち株を殆どを手放し、競合する「東京放送ホールディングス(TBSHD)」から資本参加を得ている。

現在は通信衛星TVチャンネル「衛星劇場」「ホームドラマチャンネル」を運営し、過去の松竹「自社映画作品」・「テレビドラマ」・「現直営劇場の中継番組」などのコンテンツを有料配信する通信衛星放送事業にも参入している。

1962年 創業者大谷竹次郎が松竹社長に就任。

1963年8月 -千土地興行(株)は 松竹グループから離れ(株)ドリームランドと合併、日本ドリーム観光(株)となる。

1966年6月 -日本ドリーム観光(株)は (株)新歌舞伎座、(株)奈良ドリームランド、(株)横浜ドリームランド、千日興行(株)、(株)神戸ニューポートホテル、千日ツーリスト(株)の現業会社を分離独立させ、事業運営を分割譲渡する。

1967年6月 - 日本ドリーム観光(株)は大阪劇場(大劇)を閉鎖、改装して「大劇レジャービル」とする。
1969年4月 - 千日デパート開業後も地下にあった千日劇場を閉場。これにより日本ドリーム観光は演芸興行から撤退。

  • 6月 - (株)新歌舞伎座会長に就任していた末弟白井信太郎死去
  • 12月 創業者大谷 竹次郎死去享年92

1972年5月 - 初代大阪歌舞伎座「千日デパートが火災の為閉鎖」

1975年11月1日 京都撮影所分離独立「(株)東映京都スタジオ」設立。同時に東映太秦映画村を開場。

1979年 新橋演舞場 - 改築のため閉館。

1982年 - 日産自動車本社新館と一体化した新・新橋演舞場が開館(劇場部分を区分所有)

1984年1月 日本ドリーム観光(株)社長・松尾國三死去

1987年 2月 - 日本ドリーム観光グループが雅叙園観光(株)との提携を解消。

1988年 7月 -日本ドリーム観光グループが 株式会社ダイエーの傘下に入る。

1991年 京都四條南座・改修工事実施。

  • 10月28日に最新設備を備えた劇場として新装開場した。

1993年3月 - 日本ドリーム観光(株)が株式会社ダイエーに吸収合併され、(株)新歌舞伎座などグループ各社はダイエー直属の子会社となる。

1997年2月、大阪松竹座が最新設備を備えた直営劇場としてリニューアルオープン。

1999年  松竹会館の閉鎖・解体に伴い、本社機能を東劇ビル内に移転する。

2000年6月 大船撮影所を閉鎖し敷地を鎌倉女子大学に売却。本社直営事業としての映画製作を停止した。

2005年12月 - ダイエーが(株)新歌舞伎座を有限会社新宿オーフォー((株)リサ・パートナーズSPC)に売却譲渡。

2010年(平成22年) - 歌舞伎座が改築工事に入ったため、2013年まで新橋演舞場が再び「大歌舞伎興行」の常設小屋として使われた。

2011年 3月1日に - 京都撮影所を「株式会社松竹撮影所」として分離独立。同時に松竹本社が映画興行部門を松竹マルチプレックスシアターズに譲渡。直営映画館事業からも完全撤退した。

2013年4月2日 歌舞伎座新開場

2016年1月19日から再度の改修のため京都四條南座は休館となっている

日本の「ショウビジネス界」の二重構造について

まずはじめに、「ショウビジネス界」の二重構造を説明しておく。

一事で行ってしまえば「上下分離方式」そう地方鉄道でお馴染みの「あの方式」である。

土地・建物(場合によっては土地は借地で建物のみ)劇場を所有している劇場すなわち小屋主は「貸し館業」を本業として運営されている(興行権を取得し自主運営を行っている場合もある。)

演じられる「出し物・ショー」の主催は興行権(※1)を持つ「興業主=プロモーター=主催者=印税負担者」。

東京の「歌舞伎座」のばあいは...

東京の先代「歌舞伎座」を具体的にすると、土地は松竹(株)、建物は(株)歌舞伎座、歌舞伎興行権は松竹(株)と三重構造になっていた。

更に2013年2月28日「歌舞伎座」リニューアルオープン以降は土地は松竹(株)、建物の1~4階部分は(株)歌舞伎座、地下4~1階までと5階~29階のオフィス部分は松竹(株)が所有している2重家主で歌舞伎興行は「芸能プロダクション」である松竹(株)が直営で行っている!!!???

従って、以下の説明で「1931年、歌舞伎座(株)、明治座が出資し、新富座・松竹キネマと合併、松竹(まつたけ)興行(株)を設立した」としている部分はそういう意味で有り、戦後の1950年(昭和25年)5月(株)明治座(※2)発足と同時に松竹の劇場運営から離れ自主運営へと成ったのは、1931年設立当時、明治座の興行権のみ引き継いだ松竹(株)が(株)明治座に出資はしたが「興行権」は手放した為であろう。

※1、興行権についての説明はこちら

※2、発起人総代に三輪善兵衛(ミツワ石鹸社長)、副総代に新田新作(新田建設社長)、準備委員に松坂屋の伊藤鈴三郎、松竹の大谷竹次郎などが名を連ね、料亭「玄冶店 濱田家」を営む三田政吉も参加し建設は新田建設が請け負った。

※3、1895年に松竹・創業者大谷竹次郎が興行主となって以来、「歌舞伎座」として運営されたが、1936年に映画館「京極映画劇場」となった。その後1970年に建て替えられ、映画館「SY松竹京映」として親しまれてきたが2001年に閉館し、賃貸商業(雑居)ビルとして運営されていたが2015年8月に閉館され建物閉鎖。2016年末に解体され遊休地になっていた。2018年秋に「京都松竹阪井座ビル」として地上9階、地下1階の複合ビルとして生まれ変わり1階は飲食店などが入る商業施設として、2階以上が東急グループのホテル「東急ステイ」に賃貸される。

公開:2017年12月21日
更新:2018年4月12日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP東宝株式会社 と直営劇場のガイド記事




▲このページのトップに戻る
▲芸能・プロダクションへ戻る

 

ページ先頭に戻る