音動楽人(みゅーたんと)

セイジ・オザワ松本フェスティバル 《 マミニャンのお気楽コンサートNavi 2018》 高原都市"松本"で開かれる「真夏の祭典」

セイジ・オザワ松本フェスティバルとは

1992年に以来毎夏、長野県松本市で開催されてきた音楽祭『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』が、2015年に『セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)』と改称し今年(2019年)で5回目となる夏の音楽祭。

創始者である小澤征爾の呼びかけで、世界中から集まった音楽家たちで構成されたフェスティバル・オーケストラ「サイトウ・キネン・オーケストラ」が、多彩なゲストを迎えオペラやコンサートなどを披露する。

通算第28回目の音楽祭

1992年にマエストロ小澤征爾の呼びかけにより『サイトウ・キネンオーケストラ』が結成され第1回『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』として始まり2015年以来は『セイジ・オザワ 松本フェスティバル(OMF)』と改称して本年(2019年)で通算28回目を迎える歴史ある音楽祭!

音楽祭の主役『サイトウ・キネンオーケストラ』の生い立ち

1984年に桐朋学園創立者の一人斎藤秀雄の門下生小澤征爾と秋山和慶が呼びかけ、国内外で活躍する斎藤の教え子たちが結集し東京と大阪で開かれた「斎藤秀雄メモリアル・コンサート」で特別編成された『桐朋学園斎藤秀雄メモリアル・オーケストラ』が母体となったオーケストラ。

1987年にヨーロッパ演奏ツアー(ウィーン、ベルリン、フランクフルト、パリ、ロンドン公演)を行い、1989年から1991年までヨーロッパとアメリカへのコンサートツアーを行う。

1990年にザルツブルク音楽祭へ出演など活発な活動で「サイトウ・キネンオーケストラ」ここにありを世界に発信し、世界的に高い評価を受けるようになった。

1992年5月に財団法人サイトウ・キネン財団が設立され同年9月に長野県松本市で第一回の「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」が開催され以後フェスティバルに合わせてオペラ・声楽曲の上演、シンフォニーコンサート、音楽塾を開催する他、東京でもコンサート活動を行っている。

日本における『フェスティバルオーケストラ』の走り

サイトウ・キネンオーケストラは常設ではなく、年次更新タイプの期間限定イベントオケである。(※用語解説はこちら

1992年5月に財団法人サイトウ・キネン財団発足後に方向性を見失う?

いわば、「桐朋学園OB」オケから発展した団体ではあるが、財団発足後は「桐朋学園OB色」が次第に薄れ、現在はマエストロOZAWAの下に全世界から集まった「フェスティバルオケ」に変貌している!

1990年に「吉田秀和記念室内オーケストラ」ともいうべき不定期イベントオケ「水戸室内管弦楽団」が結成され、「メンバー殆ど」が重なる水戸室内管弦楽団を母体とするといっても言い過ぎでない多国籍「フェスティバスオーケストラ」となった。

なぜ松本なのか?

サイトウ・キネン財団が発足し音楽祭が始まった1992年5月当時、1973年以来2002年まで30年の長きにわたり音楽監督・常任指揮者をつとめたボストン交響楽団が1960年以来出演していたボストン郊外のバークシャー音楽祭(現・タングルウッド音楽祭)と環境が似通った?松本でタングルウッドや恩師カラヤン(※1)のザルツブルク音楽祭開催と似通った夏の保養地「松本」を選んだのであろう?

※1)1959年カラヤン指揮者コンクールで第1位を獲得している。

2002年1月には日本人指揮者として初めてウィーン・フィルニューイヤーコンサートを指揮し、2002年シーズンからウィーン国立歌劇場音楽監督に就任したが2006年2月1日、病の為にウィーン国立歌劇場音楽監督としての活動を一時休止。

2007年、ウィーン国立歌劇場総監督ホーレンダーの2010年勇退と同時に、音楽監督小澤征爾氏も同時に辞任したのは皆さんご存知の通り。

以後、日本国内に活動の拠点を移し、「水戸室内管弦楽団」や東京春際、サイトウ・キネン・フェスティバル松本などの国内での音楽活動に専念し、2013年4月1日、からは吉田秀和の後任として水戸芸術館の2代目館長に就任し「水戸室内管弦楽団」を世界的レベルにまで導き、2015年からは再出発を遂げた「セイジ・オザワ松本フェスティバル」の芸術監督を引き受け現在に至っているのは皆さんご存知の通り。

セイジ・オザワ松本フェスティバル今後に臨む姿

はっきり申し上げて、現在セイジ・オザワ松本フェスティバルは方向性を見失っているように感じられる。

別府アルゲリッチ音楽祭(※音楽祭Navi はこちら)についての記事でも同様のことを述べたが、旧『サイトウ・キネン・フェスティバル松本』が始まった1992年当時は、脂ののった働き盛りの57才の壮年期、まだまだ「野心もあり、事実上り坂」でもあったように思われる、しかし2019年現在84才となられ指揮界の長老・重鎮になっておられる!

やはり、ご自身会得された芸術(技)を後輩たちに伝授し後継者を育てたいお年になられたのではなかろうか?

小澤征爾国際指揮者コンクールの開催を!望む

1992年以来特任「観光大使」として田舎町長野県と松本市を世界に知れ渡るように貢献し、1998年には多忙なスケジュールを割いて長野オリンピック音楽監督を務め開会式で第九を演奏し衛星通信で世界同時コンサートを開催するなど、十二分に田舎街「長野県」をPRしてくださった。

しかるに長野県とサイトウ・キネン財団のお気楽な理事さん連中は「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に改称などと安直なおべっか?に走っておられる。

嘗てカラヤン指揮者コンクールで一等賞を獲得し「直接カラヤンの指導を仰げた経験」は彼にとって代えがたいものであったろうし、ご自身も「後継者の育成」に晩年をささげたいとお考えになっているのではなかろうか?

指揮者コンクールの優勝者は翌年の「アシスタント指揮者」として小澤征爾氏からご指導を仰ぎ、併せて後述する「SEUJI OZAWAユーゲントシンフォニカーの首席指揮者として最終日のクロージングを飾っていただく。

国際コンクールはいろいろ厄介なことがあり、「莫大な費用」が掛かり「長野県」や「松本市」その外郭団体である「サイトウ・キネン財団」では荷が重すぎるのかもしれないが「人間国宝」にもたとえられる「日本の誇る国際的大指揮者「マエストロ・小沢」の恩に報いるためにも「全県」一体となて是非「小澤征爾国際指揮者コンクール」開催実現に向かっていただきたいと願うのは小生だけでは無い!と確信している。

サイトウ・キネンオーケストラの日本人回帰を望む!

前途したように、マエストロOZAWAは後半生をかけて「吉田秀和記念室内オーケストラ(水戸室内管弦楽団)」の育成に身を投じられている!

しかし、国際的指揮者でなるがゆえに世界最高の室内管弦楽団を目指し世界に門戸を開き彼を慕って集まった「名プレーヤー」で開かれた不定期・非常設フェスティバルオケ「水戸室内管弦楽団」の芸術監督をなさっておられるわけである。

はっきり言って「サイトウ・キネン・フェスティバル松本』始まった1992年ごろには「弦楽器大国日本」ではあったが管楽器特に金管楽器はまだまだの状態で「世界的プレーヤー」と言えばHrの故千葉薫氏、同じく当時バンベルク交響楽団Topの水野氏ぐらいしか見当たらなかったのは事実で「傭兵」としての外国人奏者は必要であったかもしれないが、近年の金管楽器の演奏レベルの向上は目(耳)を見張るもの(※関連記事はこちら)があり、もはや外国人お雇い楽師などは必要なくなったといえる!

マエストロ小澤を慕ってせっかく集まってくれた「海外超一流プレーヤー」の皆様を締め出すのは「気が引ける」であろうが、ゲストソリストとして「ご出演」頂くだけでよいのでは無かろうか。

松本国際芸術月間(国際フェスティバル)への再度の改称と国際化!

現在前途の通り「サイトウ・キネンオーケストラの国際化」は達成できたが、肝心の出演団体がサイトウ・キネンオーケストラだけでは寂しい!

そこで、ここのところ毎夏当地長野県を訪れてくれているVPO有志による」「アンサンブル」そして「古巣のボストン交響楽団」「モントリオール交響楽団」などマエストロの息のかかった団体も招聘し、「新生松本国際芸術月間」に彩を添えていただく...などというアイデアはいかがであろうか?

SEUJI OZAWAユーゲントシンフォニカーへの発展!

現在行われている、サマー・アカデミー「小澤征爾音楽塾」を発展させ「P.M.F.」(※音楽祭Navi はこちら)のように規模を拡大し、前項団体メンバーに特任教授をお願いし「SEUJI OZAWAユーゲントシンフォニカー」を結成し、松本国際芸術月間の2本目の柱として音楽祭のクロージングコンサートを任すというのはいかがであろうか?

このオケの指揮者として、前年度の「小澤征爾国際指揮者コンクール」の優勝者が当たり、塾頭は背後から指導を行う。

以上4つの柱をコンセプトとしてより一層の発展を願う!

セイジ・オザワ松本フェスティバルが開催される松本市とは

推計人口 242,065人/2017年10月1日現在。

JR松本駅-新宿駅 ¥6,896-/2時間55分/225.1km/特急あずさ。

JR松本駅-名古屋 ¥6,030-/2時間3分/188.1km/特急ワイドビューしなの

2つの山脈の間にある松本盆地の中央部、標高約600mの複合扇状地の上にある高原地方都市。

「文化香るアルプスの城下町」、「三ガク都(楽都、岳都、学都の三つのガク都)」などで売り出している観光都市。

世界に広がるスズキ・メソードの発祥の地としても有名?

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら

2018セイジ・オザワ松本フェスティバルのチケット情報

(※2018OMFの公式プログラムは2018年1月19日に発表されました。)

(※2018OMF併催イベント; OMFオペラ、ふれあいコンサートの詳細は2018年04月24日に発表されました。)

2018セイジ・オザワ松本フェスティバルのチケット情報

※チケット一般発売開始; 2018年6月9日(土)AM10:00より

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

会場別チケット情報

「キッセイ文化ホール」(※ホールガイド記事はこちら)公演(→チケットぴあ 

「ザ・ハーモニーホール」(※ホールガイド記事はこちら)公演→チケットぴあ )

「まつもと市民芸術館」(※ホールガイド記事はこちら) 公演(→チケットぴあ )

「ホクト文化ホール」 (※ホールガイド記事はこちら) 公演→チケットぴあ )

「松本市総合体育館」(公式ガイドはこちら)公演

日程別プログラム情報と"豆知識"

※2019年2月13日現在詳細発表されておりません。

※コンサート名の頭についている(コードNo, )はコンサートコードNo,で開催ホールを表します。

 

2018セイジ・オザワ松本フェスティバルの併催イベント情報 

※2019年2月13日現在詳細発表されておりません。

※2018年は1月29日にプレスリリースされています。

企画・制作・運営・オーガニゼーション

セイジ・オザワ松本フェスティバル実行委員会事務局

主催者(興行主・事業主体)

サイトウ・キネン財団、セイジ・オザワ松本フェスティバル、松本市、長野県

Official Website http://www.ozawa-festival.com/ 

後援(パトロン・スポンサー)

  • セイコーエプソン株式会社、株式会社八十二銀行、株式会社長谷工コーポレーション、キッセイ薬品工業株式会社、信濃毎日新聞社、アルピコホールディングス株式会社、ローム株式会社、鹿島建設株式会社、鍋林株式会社


 

公開:2017年9月11日
更新:2019年2月13日

投稿者:デジタヌ

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