狸穴ジャーナル別冊『音楽便利帳』

音源編 《 DTM Navi 》DTMをはじめる(5)

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音源...それで天と地ほどの差が出る。

さて、今回のシリーズ「DTMをはじめる」の機材編最後の記事だが、「MIDI音源」について触れてみよう。

音源とは書いて字のごとく、音の源となるものである

つまり、MIDIデータを「音」にするためにはこの「MIDI音源」なるものが欠くべからざるものなのだ。

ぶっちゃけ言えばMIDI音源とは...これがないとデータを音にできない というもの

譜面作成ソフトで編曲などをした結果を「音」にする。

そのためにMIDI音源が必要なわけだ。

さて、音源にはハードウェア音源とソフトウェア音源がある。

この違いをごく大ざっぱに言ってしまえば、箱付きの機械か、ソフトウエアなのかの違いである。

ソフトウェアMIDI音源は今やOSにしっかり付属しているし、各種楽譜作成ソフトにもちょっといいソフトウェアMIDI音源が付属している。

と、いうことは...Windowsしか私は知らないが、とりあえず、OSが立ち上がる状態ならMIDIデータがあればそれを「音にできる」ということである。

これはこれで便利ではある。

じゃあ、使い物になるか????そこが問題だ。

要は、それなりに聴ける音になるか?である。

結論から言おう。

Windows付属のソフトウエアMIDI音源は使い物にならない。

どの楽器の音も、とうてい実物とは遠くかけ離れた電子音バリバリの音である。(特に管楽器の音はひどい!!)正直、ゲームのBGMにしかならない音だ。

楽譜作成ソフト付属のソフトウェアMIDI音源はどうか?

うーん、Windows付属のものに比べたらまだだいぶマシである。それなりに最近では聴ける音になりつつあると思う。ピアノの音あたりは相当リアルだ。

しかし...

やはりハードウェア音源はひと味違う超リアルな音を作ってくれる。

というのが実感。

狸穴家にあるハードウェアMIDI音源はちょっと古いヤマハのMU50という機種だが、それでもどのソフトウェア音源よりいい音を出してくれる。

特に管楽器のリアルさはハードウェア音源にはソフトウェア音源はぜったいかなわない。

編曲したオケ譜・バンド譜をできるだけリアルにパソコンに演奏させてみたいなら、ハードウェア音源はあった方がいいだろう。

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ま、いきなりハードウェア音源というのも、その分機材コストがかかるしねえ...

...ということで、楽譜作成ソフト付属のソフトウェアMIDI音源に飽き足らなくなったら...

つまり

もうちょっといい音でんのかい?(怒)

と思ったらハードウェアMIDI音源を検討するってのではいかが?

さて機材編は一応終了。

次は楽譜作成ソフトでの遊び方...いや、活用法について。

公開:2010年5月12日
更新:2022年9月11日

投稿者:狸穴猫


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