音動楽人(みゅーたんと)

YAMAHA サブウーファー NS-SW500 購入・長期使用レポート 《最高の音質を求めて 》べリンガー SUPER-X PRO CX2310 V2 導入編

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マルチアンプ化その1 べリンガー チャネルデバイダー SUPER-X PRO CX2310 V2 導入編

第3回セッティング本編 で触れた、べリンガー ステレオ2-Way、モノラル3-Wayクロスオーバー SUPER-X PRO CX2310 V2 を購入してみました。

この製品は、スピーカー自作派には、大変ありがたい製品で、フルレンジスピーカーと、スーパーツイーターの2wayシステムを自作する人などにとっては重宝がられている機材でもあります。

一部の一般サイトでは

『SONYのピュアオーディオ用チャネルデバイダーに比べて、「歪率」が2桁低くて...?』

等と書き立てられていますが...、価格が1桁違う製品と比べても仕方ない話で!

ソニーでも、キリは嘗てのESシリーズに代表されるような高額製品から、ピンは「ウォークマン」に代表されるような「一般庶民向け」の製品まで幅広くラインナップされているように「ベーリンガー」でも10万円以上する高性能デバイダーも多く手掛けています!

べリンガー ステレオ2-Way、モノラル3-Wayクロスオーバー SUPER-X PRO CX2310 V2 ¥12,430

要はあなたが何を期待するか?

要はあなたが何を期待するかにかかっています!

自作派のサイトでは、

『ネットワーク、フィルター回路の自作で、今までは"コンデンサー(C)、やコイル(L)を"とっかえひっかえ"して時定数を変化させて「フィルター特性」を変化させたり「アッテネーター」でレベル差(能率差)を補正する「カットアンドトライ」の苦労が絶えなかった!作業が、超(聴)楽になった!』

とあるように、考え方ひとつです!

スピーカーのトータルでの歪率測定は...

特にスピーカーのトータルでの歪率測定は難しく、測定するにもスピーカー単体に「入力信号」を加えて評判の良い?「コンデンサーマイク」で集音したとしても通常マイクロフォンの周波数特性は「カプラ(音響結合器=密閉された筒!)を用いたカプラ法」で測定されていますが...。

歪率を測定するには「マイクロフォン」の歪率(&周波数特性)がはっきりしないと、測定できないことになります!

つまり「このマイクロフォンは、低音を良く拾う...」などという感覚的な表現では測定できません!

分割振動は解析できても...

スピーカー再生での問題点は「振動板の分割振動」と呼ばれる現象で、入力(通常は振動板中央の駆動コイル)振動が振動板全体を均一に駆動出来ないことに由来する「以上振動?」が原因で生じる正しく「振動板の歪」による「音響の歪が原因」です。

「指向特性」が振動板の直径と波長の関係を示す理論通りにならないのもこのためです!

※ 第3回《最高の音質を求めて 》 セッティング本編参照

スピーカーの音響歪率は真空管アンプどころではない!

前途した「ベーリンガー否定派?の一般サイト」では、昔の「真空管アンプ並みの高歪率」などとけなしていますが...

スピーカーの音響歪率はアンプなどの電気系の歪率とは「比べ物にならないほど大きな」代物です!

だから何百万円もする"コンデンサースピーカー"や特殊な駆動方式の「平面駆動振動板」が製品化されているわけですが...。

振動板の分割振動は「避けられない宿命」で、この世には増幅系の「ピュアオーディオアンプ」に迫る超低歪率を達成したスピーカーシステム(&マイクロフォン)等はありません?

つまり今も昔も「(機械)振動⇔電気信号」を受け持つ"トランスデューサー"と呼ばれる部分が問題となっています!

数千円から数万円のスピーカーユニット等

数万円台の低価格スピーカーユニットや数十万円クラスのスピーカーシステムでは、歪率など問題外?でもっぱら

『聴感が左右する世界?』

となっています!

おそらくは百万円以上するハイエンドスピーカー?でも事情は変わらないでしょう!

つまり「べリンガー SUPER-X PRO CX2310 V2 」を通して電源付きの専用アンプで「スタックスのコンデンサーヘッドフォン」を駆動したり、数十万円する高級ヘッドフォンアンプと「ゼンハイザー」ヘッドフォンの組み合わせの間に「チャネルデバイダー」を入れて音楽を聴く人はいない?訳で、

通常は安価な「D級増幅」のデジタルアンプに繋いで「1万円」前後のスピーカーユニットを組み込んだ「自作スピーカーシステム」に繋ぐわけです!

この場合の問題は安価な中華ACアダプタによる「電源のハムノイズ」混入等というごく幼稚?なレベルのお話で、「歪率がどうのこう」などというレベルの話とは別次元のお話です!

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※スタックスヘッドフォンは、コンデンサー型なので30vバイアス電源が備わった専用の駆動アンプが必要です!

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べリンガー チャネルデバイダー SUPER-X PRO CX2310 V2 の購入レポート本編

というわけで前置きが長くなりましたが、「狸穴ホール」では以下の接続で使用して満足のいく結果を得ています!

システム構成

behringer.gif

CDトランスポート 

GALLERIA AJ AMD Ryzen 7 3700 ※長期購入レポートはこちら

ギガビットイーサネット経由DAC駆動用トランスポート

 LIVAZ-4/32-W10(N4200) ※長期購入レポートはこちら

DAC 

TEAC DSD USD301(生産終了)※長期購入レポートはこちら

チャネルデバイダー

べリンガー  SUPER-X PRO CX2310 V2

セッティングについて
  • SUPER-X PRO CX2310 V2 ステレオ2ウェイモード(ch1→左ch ch2→右ch)で使用
  • Low/High Xover Freq. は目盛り読み44と60Hzの間。
  • Low Phase Invert は未使用( 正相 )
  • サブウーファー専用出力は未使用

behringercx23101.jpg

 PDFファイルはこちら  behringercx2310.pdf

※取説補足1

  • ステレオ2ウェイ設定時についての説明はch1(左ch)についての説明で、ch2はも同様の設定で右チャンネルとして動作します。
  • 各ジャックはXLRコネクタ(キャノンプラグ)を使用していますので、RCApinコードでプリアンプと接続す場合は、変換コネクタが必要です!XLRコネクタは出力側が"オス"、入力(受け)側が"メス"と決まっていますので、ステレオ入力用としてピンメス→入力用端子用オス変換コネクタが2個、出力用としてXMLメス→ピンメス変換コネクタがx4個別個必要となります!(1個800円程度x6=4200円程度)

※補足説明2

変換コネクタを使うと音質が劣化するのでは?と心配する人もいますが「前途した通り」この部分のでの劣化はスピーカーそのものの電気信号→音響出力の変換誤差?よりは格段に小さく、1ユニット100万円以下総額200万円以下のスピーカーシステムでは気にする必要はありません!

Wikipediaの説明にもあるように、「100m以上もケーブルを引っ張りまわす録音現場では」インピーダンスの整合を取らないと

オーディオ機器などで効率を問題としない接続の場合は、接続の簡便性を優先し、いわゆる「ロー出しハイ受け」(機器の出力インピーダンスはごく低く、入力インピーダンスは高めに)とし、信号をもっぱら電力ではなく電圧で伝達する。Wikipediaより引用

つまり、インピーダンスが異なるとそれぞれのインピーダンスの2乗の差に応じて反射が起こり100m以上もケーブルを引っ張りまわすプロ現場ではコネクタでの反射損失も大きくなり「マッチングトランス」で整合するか、受け渡し(入出力)のインピーダンスの整合が取れているコネクタを使うわけです。

つまり、基本「ロー出しハイ受け」で作られている「オーディオ機器」間(数m以内)では変換コネクタでの「インピーダンス不整合」による損出はあまり考えなくても問題ありません!

A520駆動アンプ 

PIONEER VSA-750/ダイレクト(2chSTEREO)モード105w+105w/6Ω

サブウーファー NS-SW500
  • Volume 設定 2/10 目盛り
  • 正相接続(A520逆相)
  • 入力3使用(内部フィルタースルー未使用)(左右ステレオ入力接続)

というわけでスピーカー再生音の聴感テストでは

前々回で説明したような「NS-SW500」の「周波数特性」によるセッティングの難しさが幾分緩和されて、20㏈/octのフィルター特性のおかげで、クロスオーバー周波数帯での「逆転位相成分」による「打ち消し合い」による谷間の影響が改善されて違和感なく「滑らかに」繋がるようになりました!

勿論、「ハム」などのそれとわかるようなノイズも一切増えていません!

むしろ、「低域の強大(大振幅)な重低音信号」から解放されて、プリメインアンプも「A520」も軽やかに動き、より一層メリハリのある、張り出しのきいた音になったのではないでしょうか?

勿論重低音も「もやもや感などのない歯切れがよい」重低音となり大変満足しています!

更に、クライマックスで(オルガン・大太鼓などの)重低音がたっぷり入ったコンテンツでも「中高音域」がつぶされることもなく、「十分以上の大音響」でまるでコンサートホールにいるような臨場感で楽しめます!

但し、一つ目算が外れたのは「NS-SW500」が意外と「偏屈もの?」で予定していた100Hz以上まで「クロスオーバー」周波数を上げると「かえって100Hz周辺が」痩せこけてしまい、「本来は楽をさせてやりたかったA520」にかなり低域まで頑張ってもらわなくなった点です。

ヤマハさんはダクトのチューニングを見直して「もう少し重低音」側にシフトして「さらに」強力な磁気回路と、コーンの強度アップで「重低音」域を補強して「逆に」50Hz以上の低音域?は「減ずる」方向にチューニングしていただきたいと感じました。

つまり、十分な音響出力を得ようとVolume を上げると「必要のない」100Hz前後の低音域もレベルが上がり、先ほど述べたA510の「重低音特性のあばれ?」との兼ね合いで「受け渡しリレー」がうまくいかなくなり逆に不自然な「ドン・スカ」音になってしまい、レベルを下げなくならざるを得ない状況になってしまっていることです!

というわけで今後の計画としては、「より一層」サブウーファーとの受け渡しに問題の生じる「バックロードホーン」の自作はあきらめ、単純な「バスレフ」エンクロージャーに「12cm」程度のシングルコーンをセットして、20cm径程度の高強度振動板のバス用スピーカーを「プッシュプルパラレル逆相」駆動で取り付けた「サブウーファー」を自作して安価な高出力「D級!」増幅アンプで駆動しようと考えています。

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公開:2020年3月20日
更新:2020年3月21日

投稿者:デジタヌ

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