佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2018 《 観光イベント ナビ 》
2018年のこのイベントはすでに終了しています。
次回をお楽しみに!
Official Website http://www.sibf.jp/
開催日 2018年10月30日(火)から11月5日(月)
会場 JR 「バルーンさが駅」周辺
佐賀インターナショナルバルーンフェスタのあらまし
昭和53年に福岡県甘木市で『バルーンフェスタ・イン九州』として始まり昭和55年に佐賀に舞台を移しその後毎年11月に大会を開催するようなった。
熱気球競技大会としては日本国内のみならずアジアで最大級の参加機数の大会であり、毎年期間中に100万人以上の観光客が観戦に訪れている、九州でも屈指のイベント。
熱気球競技と並んで、会場となる嘉瀬川河川敷で熱気球の係留やライブ・コンサートなどの併催イベントも行われ、会場から1.6㎞上流にある、特設会場で「モトクロス競技」なども併催されている。
早朝、夕刻に行われる競技
熱気球は文字通り熱した空気と周囲の外気との温度差で飛行(上昇)するので、
競技は、基本的に有視界飛行なので、周囲が明るくなった朝靄の漂う7:00から始まり9:00までの午前の部と気温が下がて来た15:00~17;00の2回に分けられておこなわれる。
夜間の展示係留も見もの
夕闇迫る頃、メイン会場に集まった100機あまりが、プロパンガスで熱せられた空気を気球にはらませ「超巨大灯篭」となって河川敷を埋め尽くす様は、迫力とともに、「幻想的」な光景を生み、バルーンフェスタの呼び物の一つににもなっている。
メイン会場周辺の農地が離着陸場所に
メイン会場の嘉瀬川河川敷を中心にバルーンの離着陸が行われるが、佐賀平野の水田は大会時期には稲刈りが終わって、着陸可能なグランドが広がり一般の田んぼにも多くのバルーンが着陸する。会場外を離陸地点やターゲット(競技を行う地点)に指定したり事前にパイロットが自ら会場外に規定された範囲内で離陸地点やターゲットを定めることになている。
佐賀の空を埋め尽くす熱気球
会場に出向かなくても、佐賀市や小城市など佐賀平野の比較的広いエリアでバルーンの飛行・離着陸・競技を見ることができる。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタのメイン会場のロケーション
ところ 佐賀県佐賀市嘉瀬町大字萩野
佐賀平野を南北に貫き有明海に注ぐ嘉瀬川とJR長崎本線が交差する辺りの嘉瀬川左岸の河川敷が競技の中心になる。
佐賀市と周辺にある観光スポットについてのトリップアドバイザーの 口コミ ナビはこちら。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタのメイン会場へのアクセス
大会期間中はJR長崎本線に臨時駅としてバルーンさが駅が設けられ、協力駐車場から鉄道経由で来場するパークアンドライドも推奨されている。普通列車のほか、特急「かもめ」「みどり」などのうち(8両以下の編成)一部の列車も停車する。
マイカー利用の場合
会場にも臨時の駐車場は設けられるが、会場を通る国道34号は通勤者のアクセス道でもあり、毎日数十万人が訪れるので、主催者は会場から離れた市内に駐車し、JR、もしくは佐賀市中心市街地と会場を結ぶシャトルバスを利用することをすすめている。
またメイン会場東側の土手下に駐輪場が設けられているので市内からレンタサイクルを利用する人も多い。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ2018で行われるイベント
公認:日本航空協会(JAA)・日本気球連盟(NKR)・熱気球グランプリ運営機構(Air-B)公認の熱気球競技大会。
パシフィック・カップ(Pacific Cup)
本大会各競技の総合成績を基に順位を競う。1位の選手には優勝杯が授与される。
熱気球日本選手権(Japan National Championship)
当年の熱気球日本チャンピオンを決定する。優勝もしくは2位で翌年もしくは翌々年の熱気球世界選手権への出場権を得られる。
2018熱気球グランプリ第4戦、2018バルーンファンタジアの4つのイベント。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタこれまでの歩み
1978年 福岡県甘木市にて熱気球大会『バルーンフェスタ・イン九州』としてスタート。
1980年 初めて佐賀で熱気球大会が開催される。
1981年『バルーンフェスタ・イン佐賀』と名称を変更。
1984年 熱気球世界選手権誘致に向け、国際大会となり『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』と名称を変更。熱気球日本選手権も同時に開催するようになる。「パシフィックカップ」を制定。
1989年 アジアで初めての世界選手権「1989第9回熱気球世界選手権」を開催。参加132機(世界選手権102機/国外94機)。観客動員117万人。大会期間中の臨時駅としてJRバルーンさが駅が開業する。
1990年 『熱気球太平洋選手権』を開催。熱気球では唯一の女性パイロットのランキングを決定する「レディスワールドカップ」を制定。
1993年(平成5年) - 佐賀空港着工。
1994年 共存を協議する佐賀空港・熱気球調整研究会が発足。
1993年 『熱気球日本グランプリ』(後の『熱気球ホンダグランプリ』)が初めて開催される。
1995年 佐賀空港とバルーンの共存についてバルーンに警報機能付きGPSとポケットベルの搭載を義務づけ、離着陸を自動管理するシステムを構築し飛行エリアを一部制限して存続していくことで。
1997年 『1997第13回熱気球世界選手権』を開催。参加170機(競技外58機、38ヶ国・地域)。観客動員107.1万人。
2000年 これまで開催されていた大会日程を11月下旬から日程を11月上旬に変更する。
2005年 佐賀での大会開始からの延べ観客数が1500万人を突破する。
2010年 佐賀での大会開始からの延べ観客数が2000万人を突破する。
2016年 10月28日-11月6日 - 『2016第22回佐賀熱気球世界選手権』を開催。大会史上最多の参加186機(世界選手権105機・国外98機/競技外81機 31ヶ国・地域)。大会史上最多の観客動員131万人を記録。
併催イベント
2018年11月3日(土)、4日(日)本田トライアルバイクショー
2018年10月31日(水)から11月4日(日) イベントステージ
※イベント公式ガイドは10月中旬に公式発表予定。
2018年10月30日(火)から11月5日(月)午前7時30分から午後5時までうまかもん市場。
鉄橋上流の憩いの広場で大型テント内なので、雨天も決行(ただし強風時は中止)
2018年10月6日現在主催者からの詳細発表はありません。
主催者
佐賀バルーンフェスタ組織委員会
協賛団体・協力
本田技研工業株式会社 など
後援団体&助成
国土交通省 / 佐賀県 / 佐賀市 など
運営組織/運営プロダクション
佐賀バルーンフェスタ実行委員会
デジタヌのつぶやき
熱気球の飛行法?
高度は周囲の環境気温が十分に低ければ、パイロットはプロパンガスバーナーの火力調整で、飛行高度をコントロールできる。東西南北は、異なった高度で吹いている異なった方向に流れる"気流"を利用する。
したがって、その日の天気図は必須アイテムであると同時に、「気流の読み」が勝敗を決する「頭脳戦」でもある。
グライダー同様に、周囲を飛んでいる野鳥を観察したり、ライバル機の動向を見極めて高度を選択し東西南北の移動方向をコントロールする。
現在「カーナビ」で用いられている「GPS」を用い自機の位置確認は認められているようだが、今後「ビッグデータ」を用いた「AI」ナビが登場するかもしれない。
競技に参加している70機余りでデータを共用すれば、目標点までの可成り正確な高度の選択が可能となるであろう。
レギュレーションがどうなるかは不明だが自動操縦で無ければ、ある程度までは認められる方向になるだろうし、AI・Naviが登場しても、パイロットの操縦技術(バーナー操作、熱気解放弁操作、サンドバラスト投下等)の優劣が、勝敗に影響するのは変わりない。
デジタヌの思い出
小生も、嘗て「トラックヤロー」だったときに、長崎自動車道金立SAのあたりから佐賀の空に浮かぶ気球を眺めた想い出があります。
公開:2017年7月22日
更新:2018年11月 7日
投稿者:デジタヌ
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