狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

八千代座 /山鹿市《 多目的芝居小屋 音響Navi 》

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八千代座のあらまし

活きた重要文化財

明治43年(1910)に建設された芝居小屋・八千代座。
八千代座は開業以来様々な興行を行い、山鹿に賑わいをもたらしたが、昭和には映画館になり、テレビの普及により客足が減り閉館となりました。
人がいなくなった小屋は荒れ果て、屋根には穴が・・・不要といわれた八千代座を救うために立ち上がったのが、老人たちと若者たちでした。
彼らは30年を超える復興活動を実施。
八千代座の国の重要文化財指定を受けて実施された「平成の大修理」を経て、平成13年から現代の芝居小屋として活き続けています。<公式サイトより引用>

八千代座のロケーション

ところ  熊本県山鹿市山鹿1499

八千代座へのアクセス

最寄りの駅 九州自動車道菊水ICより。

八千代座がお得意のジャンル

伝統芸能以外にも、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

積極的な自主公演

2002年3月に地元プロモーターが(有)八千代座倶楽部を組織し、以来積極的に自主公演を行っている。

八千代座で催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

大規模芝居小屋スタイルのトラディショナルホール、としては旧金毘羅大芝居と並ぶ国内有数の施設。

付属施設として小ホールを備えた「八千代座交流施設」がある。

2001年のリニューアル工事完成以来、歌舞伎、伝統芸能以外にも、演劇、コンサートと幅広く活用され、山鹿市のシンボルと成っている。

伝統的芝居小屋

2階テラス?に障子の明かり窓がある伝統的芝居小屋スタイルなので、周囲の環境騒音には強くはないが、国道から1通り入った、旧街道に面しているので、さほど気にはならない。

周辺住人の理解により、鳴り物(金、太鼓)OK!の現役施設として活躍している。

肉声の素晴らしさ

なんと言っても、本格的芝居小屋の魅力は、よく通る肉声!

日本家屋特有の微かな残響が心地よく響き、並の悪声も、当代一の歌舞伎役者に変貌する。

邦楽団体、や和太鼓団体にとってはトランジェント(粒建ち・歯切れ)の良い響きと共に、やみつきになる最高の演奏空間であるように思える。

芝居茶屋

運営団体とは直接関係は無いが芝居茶屋として、近くに桟敷茶屋が有り、予約しておけば、出前をしてくれる。

詳細データ

  1. 所属施設 八千代座。
  2. 運営団体 (一財) 山鹿市地域振興公社。
  3. 開館   1910年 ( 国重要文化財(昭和1988年12月19日)復元修理2001年竣工
  4. 音響設計 --
  5. ホール様式 プロセニアム型式『伝統的芝居小屋』間口29.49m 奥行35.40m (延べ面積1487.4㎡)
  6. 収容人員 約700人
  7. 舞台設備 、プロセニアム 間口13.38m 奥行10.50m高さ4.25m、回り舞台 (廻り舞台直径8.45㎡) 、迫り完備
  8. その他の設備 
  9. 付属施設 八千代座交流施設
  10. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら

デジタヌの独り言

山鹿市には2014年に開館したばかりの

400名収容のプロセニアム型の天井の高い優れた音響設備の立派な多目的ホールである「市民交流センター」と言う立派な施設もあるが、あえて市民会館とは名乗っていない。

市当局にとっても、八千代座が市の看板施設なのであろう。

市にとっては年に1度、本人にとっては一生に一度の成人式は是非この施設で祝ってあげて欲しいと願う。

 

公開:2017年9月30日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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