旅するタヌキ

サンポートホール高松 《 ホール 音響 ナビ 》

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Official Website http://www.sunport-hall.jp/

サンポートホール高松のあらまし

高松市の誇る高松港玉藻地区東部ウォーターフロント、浜ノ町の旧・高松貨物駅跡地を再開発したエリアの象徴的建物 「高松シンボルタワー」の低層部分にあるホール群。

サンポートホールのロケーション

高松港玉藻地区東部ウォーターフロントにあたる浜ノ町の旧・高松貨物駅跡地を再開発した地区にJR高松駅、高松シンボルタワー、JRホテルクレメント高松、高松サンポート合同庁舎、高松港旅客ターミナルビルなどの大規模施設が立地する高松市の新たな拠点として建設された。「サンポート」にある。

高松市と周辺にある観光スポットのトリップアドバイザー くちこみ情報 はこちら。

サンポートホール高松へのアクセス

所在地  高松市サンポート2-1

最寄りの駅 

JR高松駅から徒歩3分
ことでん高松築港駅から徒歩5分
高松港から徒歩2分

サンポートホール高松、これまでの歩み

1999年8月27日 - サンポート湾岸整備完了。
2000年3月4日 - 新高松駅舎起工式。
2001年5月13日 - JR高松駅新駅舎・旅客ターミナルビル完成。駅前広場供用開始。

  • 8月9日 - 高松シンボルタワー起工式。

2002年5月9日 - 高松駅北複合商業施設オープン。

2003年4月1日 - サンポートの住所「浜ノ町」から「サンポート」へ変更。
2004年3月30日 - 高松シンボルタワーオープン。

サンポートホール高松がお得意のジャンル

準・レジデントオーケストラ瀬戸フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズ。

高松国際ピアノコンクールメイン会場。
高松国際ピアノコンクール(※ガイド記事はこちら)のメイン会場になっている。

大ホール

オーケストラコンサート以外にもオペラ・バレエ公演、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

第1小ホール

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなどが行われている。

現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショーまでジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

第2小ホール

主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、小編成バンド、のコンサートや落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンスショーなどジャンルに拘らないバラエティーに富んだ催しが行われている。

サンポートホール高松の公演チケット情報

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

第2小ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

複合商業ゾーンサンポート高松の一角、2つの小ホール、リハーサル室(3室防振・防音完備)、練習室(6室防振・防音完備)、会議室、コミュニケーションプラザ等のあるにある複合文化施設。

大劇場

(公式施設ガイドはこちら)

メインホール(大ホール)は収容人員1500名と、他の地方都市の同種会館の中ホール程度の規模ではあるが、木材をふんだんに使用し、収容人員を欲張らずに余裕あるデザインで、四国きっての音響を誇る。

素晴らしいホールであるにもかかわらず、収容人員 最大1500席がが仇となり呼び屋(weblio辞書)プロモーターからは敬遠され、フランチャイズに使っている瀬戸フィルハーモニー交響楽団以外のオーケストラ公演はあまり開催されていない。

但し指定管理者である(公財) 高松市文化芸術財団が積極的に自主公演事業を展開している。

ホール音響評価点:97点

§1,「定在波対」策評価点:40点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:19点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

2階大向こうを通路とせずに客席をびっしり詰め込んだ点と、1階平土間部分は千鳥配列座席では無く眺望の観点からそれぞれ原点させていただいた。

第一小ホール

(公式施設ガイドはこちら)

1スロープの扇形ホール、全面木質の異形壁でかこまれ高い天井と相まって、良好な音響環境を生み出している。

演劇はもちろん、ソリストのリサイタル、アンサンブルのコンサート等にも利用されている。

ホール音響評価点:94点

§1,「定在波対」策評価点:40点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:18点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:16点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

総評

丁寧な設えで箱自体は素晴らしいが、座席を欲張って、両サイド側壁、大向こうまでぎりぎり詰め込んだ客席はいただけない。更に平土間部分中央列が千鳥配置になっていないので減点させていただいた。

第2小ホール

公式施設ガイドはこちら

二階吹き抜けの高い(7.5m)天井を持つ平土間のイベントホール。

ホール2分割可動間仕切りで2分割使用もできる。

浮き構造による完全防音・防振、全周木質異形材による内装、折上小組格風の天井等丁寧な造りで、良好なシューボックスホールとなっており、第一小ホール同様、アンサンブル団体のコンサートやソリストのリサイタルにも利用されている。

ホール音響評価点:75点

§1,「定在波対」策評価点:20点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:18点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:19点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

総評

この手のホール(ロールバックからくり小屋)にしてはよくできている方だが。左右壁面までびっしり詰め込んだ客席はいただけないので原点。

更に縦棧を設けるなど一応の工夫は見られるが低層部がフラットである点で大巾に原点。僅かでいいから両サイド壁面は外傾か内傾スラントさせるべきではあった。

サロンコンサートにも利用できる3つの本格的なリハーサル室

公式施設ガイドはこちら)

3つのホールに対応した3つのリハーサル室はそれぞれ大ホール、第1小ホール、第2小ホールの舞台面積に相当した床面積を持ち、2階吹き抜けの高い天井で十分な容積も確保されており本番真柄のリハーサルができる。

フローティングされた構造で、完全防振・防音の施設では鳴り物(金・太鼓)勿論OKで、

あらゆる舞台芸術の本格的なリハーサルが可能な「真のリハーサルルーム!」となっている。

また椅子を並べての、小規模なサロンコンサートや「お稽古事の発表会」にも利用されている。

完全防音の独立した音楽練習施設群

(公式施設ガイドはこちら)

多くの他都市にある同種施設に見られる様な不完全な付属施設ではなく、「ホール使用時」でも「3つのリハーサル室」「6つの練習施設」それぞれ単独並立使用が可能となっている!

つまり都合11の音楽団体が同時に活動できる!

詳細データ

  1. 所属施設/所有者  高松シンボルタワー・ホール棟高松市
  2. 指定管理者/運営団体  (公財) 高松市文化芸術財団/高松市。
  3. 竣工   2004年2月
  4. 設計  A&T建築研究所 

大ホール

  1. ホール様式 『馬蹄形』三層プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   収容人員 最大1500席、三層バルコニー&フロアー
  3. 舞台設備  プロセニアム開口:14~18m すのこ高さ:26.7m プロセニアム高さ:6~12m 主舞台部寸法:18×18m、可動プロセニアム、可動反響版、オーケストラピット・小迫り
  4. その他の設備  残響可変装置、楽屋X6室、ウォーミングアップ室

第一小ホール

  1. ホール様式 1スロープ『扇形タイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   収容人員  312席(前舞台席78席、車椅子席8席、親子席4席)1スロープ、可変残響装置
  3. 舞台設備 プロセニアム開口:11m すのこ高さ:18m プロセニアム高さ:6~8m 主舞台部寸法:11×12m、可動プロセニアム、可動反響版、
  4. その他の設備  残響可変装置、楽屋X3室、専用ホワイエ

第2小ホール

  1. ホール様式 平土間多目的イベントホール。
  2. 客席    308席(移動観覧席297席、車椅子席8席、親子席3席)(平土間使用時500席)、ロールバックシステム、可動床、
  3. 舞台設備 迫り上がりオープンステージ、
  4. その他の設備 、楽屋X3室、ホワイエ

付属施設・その他

  • 付属施設 共同楽屋4室、リハーサル室X3室、練習室X6室、和室X2室、会議室X12室、市民ギャラリー、コミュニティープラザ、屋上広場、ブッフェラウンジ
  • 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

デジタヌの独り言

讃岐?の本気はスゴイ!

全国の各地方自治体も、中途半端な複合文化施設など増産しないで、高松市を見習うべし!

A&T建築研究所の最高傑作

それにしても、あの見かけ倒しの安普請で醜悪な「愛知県芸術劇場」(※照会したくない記事はこちら)を設計した建築事務所が設計したとは思えない見事な施設群!

施主に当たる自治体の文化施設に対する「見識・認識」は賞賛に値する、多くの痴呆自治体のように「身の程知らずの馬鹿げた要求(仕様)」を設計者に突きつけなかったのであろう。

高松市議会と市の施設課担当者に賛辞を送りたい。

※参照覧

※1-1、定在波の悪影響に関する一般人向けnatuch音響さんの解説記事はこちら

※1-2、定在波に関するWikipediaの(技術者向け)解説はこちら。

※ 関連記事『ホールに潜む ミステリー ゾーン (スポット)とは?』はこちら。

公開:2017年9月 9日
更新:2018年11月 3日

投稿者:デジタヌ

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