旅するタヌキ

レグザムホール 《 ホール 音響 ナビ 》香川県内トップの音響を誇る小ホールを備えた文化施設

,

Official Website http://kenminhall.com/

レグザムホールのあらまし

香川県が事業主体となって香川県県民ホールとして誕生した、2011年に5年契約の命名権が売却され、2016年4月再度の命名権入札で大阪の企業レクザムが命名権を落札現在の通称になった。

レグザムホールのロケーション

所在地  香川県高松市玉藻町9番10号

高松市と周辺にある観光スポットのトリップアドバイザー くちこみ情報 はこちら。

レグザムホールへのアクセス

最寄り駅 

JR高松駅より徒歩8分
琴電高松築港駅より徒歩8分

レグザムホールがお得意のジャンル

大ホール

ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

小ホール

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなどが行われている。

ジャズコンサート、小編成バンド、のコンサートや落語・演芸寄席、大道芸、

レグザムホールの公演チケット情報

大ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

小ホールで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設面から見たレグザムホール の特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

大ホール

公式施設ガイドはこちら。

平土間(オーケストラピット部)に続く緩やかなスロープのメインフロアーと、

両翼から前方にサイドテラスが張り出した2・3階バルコニー席を持つプロセニアム形式の大ホール。

平面形状は変形6角形を基本としており、低中層部の壁面はアンギュレーションを持たせ、上層部壁面にはエアダクト開口部のような開口部(マジックボックス可変シャッター)(※1)を持たせてある。

大向う背後壁面は音響ネットで表装した吸音壁(防音壁)

天井はプラスターボード製の前方に開口部をもつこれまた「レーシングカーのエアダクト」状のブリッジタイプの大型セグメント反響版が後方に3か所設置されている。

開口部は照明器具コラムと側壁同様にマジックボックスシャッターとなっている。

壁面表装は全面石材で表装された「エコールーム紛い仕様!」(※2)

すっぽん迫り付き脇花道、大迫(道具迫り)小迫を完備しており、農村歌舞伎の盛んな香川県らしい配慮もある。

ホール音響評価点:84点

§1,「定在波対」策評価点:36点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:10点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:18点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:20点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

壁際・大向うが通路になっているのと、天井が高いのが美点の「定在波対策」(※3)も完ぺきに近い、理想の大型エコーチャンバー?に仕上がっている。

カラオケファン垂涎の「香川県のエンタテイメントショービジネスのメッカ?」といったところか。

とりあえず「上品で心地よい韻き」が要求される「クラシックコンサート」には向かない!

ホール施設管理者の方へ

とりあえず、マジックボックスシャッターはフルオープン(最大吸音)をイニシャル位置とし、常に余分な残凶(残響)を排除することをお勧めする!

小ホール

(公式施設ガイドはこちら。)


大ホール同様の造りの2フロアー2層の変形6角形の可動プロセニアム形式多目的ホール。

こちらはハイテク?の残響可変装置等に頼らず、ホール側壁面がプレーンな木質パネルに山形の横桟をあしらった内装材をアンギュレーションを持たせて表装されており、中層部2階テラス席と最上層部の間には音響拡散体として装飾梁があしらわれている。

さらに大向う通路背後壁は立て格子で表装された吸音壁になっている。

天井も大ホール同様のブリッジタイプの大型半響板。

床面は木質パーケット材で仕上げてあり、上質の木製フレームの椅子が配置されている、プレミアムホールである。

全ての点において大ホールを凌ぐ丁寧な設えで「心地より余韻」(※4)にしたれる名ホールである。

もちろん大ホール同様に、すっぽん迫り付き脇花道、大迫(道具迫り)小迫を完備しており、農村歌舞伎の盛んな香川県らしい配慮もある。

ホール音響評価点:99点

§1,「定在波対」策評価点:40点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:20点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:19点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

総評

とにかく「素晴らしい」の一語に尽きる。平土間部分の可動席が「千鳥配置になっておらず、眺望の点から一点減点させて頂いた。

存続が危ぶまれている「高松テルサホール」(※オールナビはこちら)とともに、高松を、否四国を代表するコンサートホールといっても過言ではないであろう!

と言う事で文句無しに狸穴総研・音響研究工房厳選『後世に伝えたい・真の銘ホール50選』に選ばせていただく。

リハーサル室

公式施設ガイドはこちら。)

187㎡(113畳)の第1リハーサル室と110㎡(66畳)の第2リハーサル室 の2つの音響に配慮された「使えるリーハー室」を備えている。

多目的大会議室「玉藻」

489㎡(300畳)の2階吹き抜け相当の5.7mの高い天井の平土間多目的イべントルーム。スクール形式:273人 、 ディナー形式:200人 立食形式:400人、定員500人のホールとしても使用出来る。2つの楽屋を備える。

レグザムホール の施設データ

  1. 所属施設/所有者 香川県県民ホール/香川県。
  2. 指定管理者/運営団体 穴吹エンタープライズ/香川県。
  3. 開館   1988年

大ホール

  1. ホール様式 、『変形6角形』プロセニアム型式多目的ホール。
  1. 客席仕様 3スロープ3フロアー 
    • 収容人員2001席、
      • 1階固定席X1359席、(オーケストラピット部可動床・可動席X176席、車椅子用スペースX7台分含む、)
      • 2階席392席、親子席X10席、
      • 3階席250席、
      • Pタイル張り、
      • ※マジックボックス(残響可変装置?)付き。

  1. 舞台設備
    • 基本仕様A可動プロセニアム形式;有効幅約29mx有効奥行き約19.5m(最大奥行き約20m)有効面積約565㎡(約341畳)2面舞台相当、プロセニアムアーチ:間口約14~20m、高さ約7~10m、実効面積;約273㎡(約164畳)ステージ高さ;FL+約100cm、ブドウ棚(すのこ)高さStL+25m、バトン類(電動8本、手動13本)
    • 反響板設置時;プロセニアムアーチ:間口約20m、高さ約10m、最大奥行き約12.75*m、実効面積;約204㎡(約123畳)ステージ高さ;FL+約100cm、
    • 付属舞台;可動床可動客席床下収納システムオーケストラピット&エプロンステージ迫り;最大幅約21.3m最大奥行約6m有効面積約114㎡;約69畳、演奏面レベル設定;Gl+約ー1.1m~+1m、脇花道(すっぽん迫り付き)、
    • 舞台設備(装置&設備);奈落、大(道具)迫り・小迫り、脇花道、、
    • 伝統芸能幕:緞帳X2、地絣、大黒幕、紗幕、
    • 洋式幕装備;袖幕、暗転幕、大ホリゾント幕、中ホリゾント幕、
    • スクリーン;常設スクリーン(14.4mX5.3m)、
    • 投影設備;、液晶プロジェクター(panasonic PT-DZ13K)、BDプレーヤー・DVDプレーヤー・、16mm&35mm映写機、
    • コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
  1. 専用施設 
    • 更衣室・ロッカー付き洋室楽屋X5、更衣室・ロッカー付き和室楽屋X1、シャワールーム男女別x2室
    • アーティストロビー、レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、

小ホール

  1. ホール様式 『変形6角形』プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   2フロアー 収容人員807人(オーケストラピット利用時は711席)

    1階席 : 585人 (車椅子席3席含む)
    2階席 : 222人 (親子室6席)

  3. 舞台設備
    1. 基本仕様A可動プロセニアム形式;有効幅約14.2m(ステージ最大幅約32.6m)x有効奥行き約14m(最大奥行き約16.2m)有効面積約199㎡(約120畳)プロセニアムアーチ:間口約14.2m、高さ約9m、実効面積;約199㎡(約120畳)ステージ高さ;FL+約100cm、ブドウ棚(すのこ)高さStL+約21m、吊物バトン(電動5本、手動5本)
    2. 反響板設置時;プロセニアムアーチ:間口約14.2m、高さ約9m、最大奥行き約9.4m、実効面積;約104㎡(約63畳)ステージ高さ;FL+約100cm、
    3. 付属舞台;可動床・可動客席(床下収納システム)オーケストラピット&エプロンステージ迫り;最大幅約14.95m最大奥行約4.5m有効面積約58㎡;約35畳、演奏面レベル設定;Gl+約ー1m~+1m、脇花道(すっぽん迫り付き)、
    4. 専用大道具;演台
    5. 舞台設備(装置&設備);奈落、大(道具)迫り、小迫り、
    6. 伝統芸能幕:緞帳、地絣、紗幕(白&黒)大黒幕、紅白幕、浅黄幕,
    7. 洋式幕装備;袖幕、定式幕、暗転幕、ホリゾント幕、中ホリゾント幕、
    8. スクリーン;常設スクリーン(10.5mX4.5m)、
    9. 投影設備;、液晶プロジェクター(panasonic PT-DZ13K)、BDプレーヤー・DVDプレーヤー・、16mm&35mm映写機、
    10. コンサート対応設備;反響板、
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集等
    1. 舞台図面はこちら。
    2. 舞台設備一覧はこちら。
    3. 舞台設備使用料金表はこちら。
  1. 専用施設 
    • その他の設備 ;アーティストロビー、更衣室・ロッカー付き洋室楽屋x5、更衣室・ロッカー付き和室楽屋ZXⅠ、シャワー室X2(男女各々x4)
    • レジストレーションカウンター、クローク、ロビー、ホワイエ、、コインロッカー、

付属施設・その他 
  • 共用備品
    • 仮設資材;能舞台セット、平台、バレエ用シート
    • 大・小道具:松羽目、竹羽目、金・銀屏風、鳥の子屏風、仮設鳥屋囲、雪かご、
    • 仮設伝統芸能幕;紅白幕、
    • コンサート対応設備;反響板、オーケストラ平台、ひな段用けこみ、指揮台/指揮者用譜面台、ピアノ椅子、コントラバス用椅子、奏者椅子(スタッキングチェアー)譜面台、
    •  フルコンサートピアノ(メーカー不詳)X2台、セミコンサートピアノX1、アップライトピアノX1、和太鼓(口径不詳)、ティンパニセット、チェレスタ、電子オルガン、バスドラム、
    • 特殊効果;ミラーボール、効果マシン、ドライアイスマシン、その他
    • 会議室用仮設スクリーン;サイズ不明
    • 投影装置(設備);液晶プロジェクター(8k.4k,UHD、HDなどの対応解像度不明)、スライド、OHP
  • 付属(共用)施設 
    • 大・小ホール共用洋室楽屋X2(更衣室、ロッカー付き)、
    • 付属施設 リハーサル室x2、練習室x3、展示室、多目的大会議室x、会議室x3、レストラン。
  • 施設利用(付帯施設利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。
  • 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

デジタヌの独り言

大ホール

丁寧な設えで音の良い小ホールに対して、残響可変装置等など当世流行の小手先の設備増設で音楽ホールを目指したようだが、基本デザインが対応しておらず、内装一新、反響板新造などの抜本的改装を行わないと、「心地よい響きのホール」にはならないだろう。

高松市内きっての収容人員で、呼び屋(weblio辞書)、プロモーターにはウケがよいようであるが、市内にサンポートホール、など音楽演奏に相応しい、芸術ホールが誕生した今となっては国際音楽コンクール(※高松国際ピアノコンクールのガイド記事はこちら)開催都市高松の恥になりかねない?

※参照覧

※1、現代の3大迷発明!「珍妙からくり(残響調整装置、可変段床設備、可変吊り天井)」に関する記事はこちら。

※2、エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。※本物のエコールームでは定在波対策(平行壁面対策)はしっかり施されています。

※ 関連記事『ホール酔い 現象 とは?』はこちら

※3-1、定在波の悪影響に関する一般人向けnatuch音響さんの解説記事はこちら

※3-2、定在波に関するWikipediaの(技術者向け)解説はこちら。

※ 関連記事『ホールに潜む ミステリー ゾーン (スポット)とは?』はこちら。

※4、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

※ 関連記事『都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?』はこちら

公開:2017年9月 9日
更新:2018年11月 3日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

サンポートホール高松 《 ホール 音響 ナビ 》TOP高松テルサホール 《 ホール 音響 ナビ 》 香川県民が誇るプレミアムホール




▲このページのトップに戻る
▲香川県 の ホール ナビへ戻る

 

ページ先頭に戻る