旅するタヌキ

岡山シンフォニーホール 《 ホール 音響 ナビ 》元備前国 岡山藩 の誇る音楽のキャッスル

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岡山シンフォニーホールのあらましし

オーチャードホール(※ホール音響ナビはこちら)に遅れること3年、西の分家と言った所か。

収容人数が伯備地域随一とあって、呼び屋(weblio辞書)プロモーターには受けが良く、自主公演以外にも海外有名オーケストラの地方巡業に使用されてもいる。

岡山シンフォニーホールのロケーション

ところ  岡山県岡山市北区表町1-5-1

岡山駅から駅前の電車通りを真東に向かって1.2㎞(約20分)程進んだところの城下電停の真正面交差点の南西角にある。

電車通りを挟んで東川には旧 岡山市立内山小学校(岡山城西の丸跡)、交差点をそのまま東に少し進むと、旭川を挟んで北側に有名な「後楽園」が広がっている。

岡山シンフォニーホールへのアクセス

JR岡山駅より
タクシー 5分
徒歩 約20分

最寄りの駅 市内電車〈東山線〉「城下(しろした)」下車すぐ

岡山シンフォニーホール

(公式施設ガイドはこちら)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

市街地改造による複合施設シンフォニービルの一部となっている。

岡山シンフォニーホール の施設データ

Official Website http://www.okayama-symphonyhall.or.jp/

  1. 所属施設/ 岡山シンフォニービル
  2. 指定管理者/運営団体  財団法人岡山シンフォニーホール/岡山県、岡山市、県開発公社。
  3. 開館   1991年
  4. 設計  芦原建築設計研究所 アール・アイ・エイ設計・監理共同企業体
  5. ゼネコン アイサワ工業・清水建設JV
  6. 付属施設 イベントホール(200席多目的ルーム)、和風ホール( 48畳(畳敷き)大宴会場スタイル)、スタジオ1、スタジオ2その他。
  7. 施設使用料金は こちら。

建築音響工学から眺めた『大ホール』

公式施設ガイドはこちら

3スロープ3段桟敷の馬蹄形プロセニアム形式多目的ホール

1階メインフロアー

最前列から7列目迄(うち4列オーケストラピット)の平土間部分と8列目から19列目までの緩やかなスロープ状に築かれた前半部分と、通路を挟んで20列目から最後列35列迄の扇形段床で構成されたメインフロアー。

中2階サイドテラス席

メインフロアー最後部から左右両側壁に沿って2列の高床式のサイドテラス席がサイドプロセニアム直前まで伸びている。

馬蹄形段床の2・3階バルコニー席

左右両翼から前方に伸びた1列のサイドテラス席を設けた馬蹄形段床の2・3階バルコニー席を持ち、それぞれ前方部分背後迫あがった1列の背後テラスを備えている。

特に3階のサイド背後テラスはほぼ1フロアー相当の段差が有、4階サイドテラス席と呼んでも良いような構成になっている。

可動プロセニアム&可動反響板でオープンステージに

可動プロセニアムと反響板でオープンステージの一体型ホールと成る今流行のデザイン。

大型反響板でステージを一体化する手法は元祖オーチャードホールやその後現れた、「いわきアリオス」(※ホール音響ナビはこちら)等と同じ手法。

2・3階後部バルコニー席以外は定在波無視?の壁面デザイン

2001席の客席は、優れた臨場感の3層バルコニー型式。温かみのある木目調の
豊かな雰囲気の中で、ゆったりと鑑賞していただけます。<公式サイトより引用>

メインフロアーの両側はプレーンな石壁

どう言う分けか中2階に相当する平土間両測・高床桟敷の床囲いが「樹脂製軟質人造大理石紛いプレート?」で表装された垂直なプレーン壁と成っており、左右両側壁が完全並行!している。

つまり収容人員2001席の過半数の1180席が石壁擬きで囲まれている訳である!

明らかに誇大広告!ではなかろうか?

このデザイナーは一体何を考えているのか(勘違いしたのか)?

間違った壁材選択  

通常初期反響(※1)を押さえる目的で「低層部客席周辺側壁」には木材などの音響インピーダンス(※2)の小さい素材を選択し、高層部では後期残響(※3)創出の目的で反射が生じやすい音響インピーダンスの大きい「硬質材」を用いるのがセオリーとなっている。

なのにこのホールは真っ逆さま!

2・3階後部バルコニー席以外は定在波無視?のデザイン

2階の2L2R3階の3L3R部分のバルコニー全席を除き、「大半の客席側壁は垂直でプレーンな完全並行壁!」で「アンギュレーション(屈曲)処理」「スラント(傾斜)処理」等の定在波の発生を阻止する基本的な策は講じられていない。

つまりこのホールでは至る所に定在波(※4)の嵐が吹きまくっているというわけである。

扇形配置客席を用いた定在波障害回避策

このホールにおける「定在波障害」(※5)に対する回避策(※6)は「扇形段床」配置の客席配列と、「壁面間隔20m超のセオリー」(※7)を適用し定在波を可聴帯域(20~20kHz)外の低周波振動に追いやることだけである。

しかも前途した通り「緩やかなスロープ」を用いており扇形配列による「谷間効果」は殆ど期待出来ず、「メインフロアーのかなりの部分」で両側壁間約20mに相当する17Hzの低周波振動が発生している。

想定される定在波と定在波障害回避策評価について

※以下、音速は室温28℃、海面標準気圧1013hPaの時の348.6m/sec で計算してあります。

側壁平行部分(間口方向)
メインフロアー平土間部分側壁平行部分(1~7列)
  • 側壁間約20.2m;約17.2Hz/1λ、約25.9Hz/1.5λ、約34.5Hz/2λ
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※両側壁際通路配置で定在波「節部」を回避。
メインフロアースロープ前半側壁平行部分(8~19列)
  • 側壁間約20.2m;約17.2Hz/1λ、約25.9Hz/1.5λ、約34.5Hz/2λ
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※両側壁際通路配置で定在波「節部」を回避。
  • ※扇形(ハノ字)段床配列座席で定在波層を回避?
メインフロアースロープ後半側壁平行部分(20~35列)
  • 側壁間約20.2m;約17.2Hz/1λ、約25.9Hz/1.5λ、約34.5Hz/2λ
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※両側壁際通路配置で定在波「節部」を回避。
  • ※扇形(ハノ字)段床配列座席で定在波層を回避?
1Fサイドバルコニー平行壁面部(1~2列)
  • サイドバルコニー壁面間24.2m;約14.4Hz/1λ、約21.6Hz/1.5λ、約28.8Hz/2λ
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※両側壁のアンギュレーション処理で高次定在波抑制。
  • ※扇形(ハノ字)段床配列座席で定在波層を回避。
2Fバルコニー・テラス平行部分
2Fサイドテラス部側壁平行部分(1~3列)
  • サイドテラス部壁間24.2m;約14.4Hz/1λ、約21.6Hz/1.5λ、約28.8Hz/2λ、
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※両側壁の壁面処理(細かいピッチの縦桟)で高次定在波抑制?

3Fバルコニー・テラス平行部分
3Fサイドテラス部側壁平行部分(1~3列)
  • サイドテラス部壁間24.2m;約14.4Hz/1λ、約21.6Hz/1.5λ、約28.8Hz/2λ、
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※両側壁の壁面処理(細かいピッチの縦桟)で高次定在波抑制?

奥行き方向想定定在波
1F(ステージホリゾント反響板→1F大向こう壁面)
  • 最大奥行き約49.6m;
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • 客席スロープで抑止。
  • ※高次定在波はステージ反響板のアンギュレーションと、大きくラウンドした大向こう背後壁面処理(波状・吸音構造)で抑制?
2F(プロセニアム前縁→2階大向こう壁面)
  • 最大奥行き約49.2m;
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • 客席スロープで抑止。
  • ※高次定在波はステージ(ホリゾント&上部)反響板のアンギュレーションと、大きくラウンドした大向こう背後壁面処理(波状・吸音構造)で抑制?
3F(プロセニアム前縁→2階大向こう壁面)
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • 客席スロープで抑止。
  • ※プロセニアム前縁コーナー反響板・ステージ上部反響板で平行面をキャンセルし、定在波を抑止。
ステージ床面&・平土間床→天井最高部高さ方向
  • 客席平土間部約21.6m;
  • ※「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニング。
  • ※高次定在波はプロセニアム前縁コーナー反響板・スラントで抑制?

赤字は可聴音域内重低音。

ということで、全フロアーに渡って「壁面間隔20m超のセオリー」適用で1波長定在波を可聴帯域(20~20KHz)外にチューニングしており、1波長定在波の音響障害エリア、実障害座席共に0査定とし、基礎点も50点に据え置いた。

総評

※小生の頼りになる"アシスタントモニター嬢"のメインフロアー前方中央列でのコンサート体験レポートによると何だかわからない不快感があったらしい。

当ホールの完成年1991年頃は、設計手法が確立していなかった時期でもあり、1階平土間部メインフロアーも含め壁際の「初期反響」処理に問題がある。

今後の改修に期待

今後の大改修・設備増強計画に期待する。

1991年開館とあって、今となっては施設全体の企画・デザインが古くさく、サンポートホール高松(※ホールナビはこちら)等に比べると、施設面で相当見劣りがする。

基本的には、天井の高い「良い素顔」を持った美人ホールであるので、以下の項目の改修を重点的に実施すれば、最新のホールと同様の音響に生まれ変わるであろう。

その1)メインフロアー周辺壁面改修

壁面沿いの通路に余裕がありそうなので、「大理石」を撤去し「最新の木質グルービングパネル」(※8)を僅かに内傾若しくは、手摺とセットで外傾(外反)スラント設置すれば、メインフロアーの音響は激変するであろう。

その2)2階サイドテラス背後壁面改修

2階サイドテラスについては、座席背後の余裕(間隙)が無いので、座席間の空間を利用して、「山形パネル」を貼り付け、高次の定在波発生を回避すべきである。

その3)メインフロアー中央部座席の配置変更

メインフロアー中央部座席は19列まで奇数列座席を1席づつ都合10席撤去し千鳥配列座席にすべきである。

1930年開館の名古屋市公会堂(※ホールNavi はこちら)ですら前回の改修時にすでに改修されている。

その4)天井高さの問題

2階バルコニー6・7列80席は撤去し「立見席ないしは補助席」とすると良いであろう。

(※名古屋市の場合は座席を撤去し音響調整室に改修中である。)

1階サイドテラス後部については、多少大掛かりとはなるが、床面を20番~27番席と同一面まで下げ、できればメインフロアー両サイド26列から35列の両側2席程度を撤去し後部39番席の部分を内側に絞りテラスを「ハノ字」型に改修すれば、視界も確保でき「シューボックスホールの難点」ホール後方での定在波発生にも対処できるであろう。

出来の悪い息子(ホール)でも作った以上は育てるのが保護者(所有者)の"責任"というものである!

ホール音響評価点:得点79点/100点満点中

定員2001名のコンサートホールとしての評価。

※音響評価ポイント詳細は「"ホール音響ナビ"に用いた用いた評価法とは」をご参照ください。

§1 定在波」対策評価;得点50点/配点50点
  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※スラント設置されていない「垂直平行側壁部分」と「平土間部分」の処理において、
    音響障害回避策」が3つ以上講じられていない場合は基礎配点50点満点x0.5=25点に減じます。

  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§2 残響その1 「初期反射」軽減対策評価;得点14点/配点25点
  • 木質パネル等の素材基礎点25点から硬質壁材基礎点12点の間5段階で素材基礎点を与える。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点から減じて基礎点とする。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§3 「音響障害と客席配置」に対する配慮評価;得点11点/配点20点
  • ※壁際通路&大向こう通路の有無、天井高さ&バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で配点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§4 残響その2「後期残響」への配慮評価得点4点/配点上限5
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

算出に用いた値;

定在波評価

※障害発生エリアの側壁は総客席数の1/3の以下なので基礎点は50点とした。

基礎点B1=基礎点50点ー障害発生エリア数0=50点

定在波障害顕著席数;0?席

初期反射対策評価

※障害発生エリアの側壁はプレーン木質パネルで表装されているので23点配点とした

基礎点B2=素材基礎点23点ー障害発生エリア数7=16点

初期反射障害1壁面障害 162席(78席/1~39番/1LB・RBの2列席、22席/2L・Rの大向う7列の2~12番席、14席/2LB・RBの1~3列の後列壁際、48席/3LB・RBの1~3列の全席)

初期反射障害2 天井高さ不足128 席(48席/`28~39番/1LB・RBの1・2列全席、80席/2L・Rの大向う6・7列の全席、)、

重複カウント ;ー46席

音響障害席総計;244席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数7=13点

眺望不良席数;33席/1F平土間中央部(平土間部分)2列~4列L6からR6番席

音響不良席その1;定在波障害顕著席0席

音響不良席その2 ;初期反射障害1壁面障害 162席

音響不良席その3 ;初期反射障害2 天井高さ不足 128席

重複カウント ;ー46席

音響障害席総計;277席

算定式 

評価点V=基礎点X(総席数ー障害座席数)/総席数

大ホールの施設データ

ホール型式 

『馬蹄形』プロセニアム型式多目的ホール。

収容人員 


3層構造2,001席(1階席:1,285席、2階席:337席、3階席:379席)
※1,285席より車いす専用スペースとして10席(1階19列左)を取り外しています。
 次の場合は減席となりますので、ご注意ください。
 (1)オーケストラピット使用時:141席(5列まで)
 (2)前舞台使用時:48席(2列まで)、141席(5列まで)
 (3)車いす対応:10席(1階19列右)
 (4)客席に操作卓等設置:22席(1階20列と21列中央)
 (5)フロントサイド・スポットライト等使用時:38席(最大)(2階、3階ボックス席)

舞台設備 

間口:20m(舞台奥 幅14.5m)
奥行:11m(前舞台〈オケ迫り〉使用時最大16m
高さ:15m(反響板時)オーケストラ迫り(2分割 60㎡)
音響反射板(天井部分3分割スライド式、側面部分3分割)

その他の設備 

携帯電話を自動的に圏外にする装置「テレ・ポーズ」

各種・図面・備品リスト&料金表

専用施設

楽屋x7、

岡山シンフォニーホールがお得意のジャンル

準レジデントオーケストラ岡山フィルハーモニック管弦楽団が定期演奏会のフランチャイズとして使用している。

岡山国際音楽祭のメイン会場

同館開館3周年記念行事として始まった、ローカルイベント「岡山国際音楽祭」(※フェスティバルナビはこちら)のメイン会場でもある。

オーケストラコンサート、オペラ・バレエ公演以外にも、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

岡山シンフォニーホールの公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

建築音響工学から眺めたその他の付属施設

イベントホール

(公式施設ガイドはこちら)

充実した音響設備と、可動式の舞台、照明、客席。 コンサートをはじめ、講演会、研修会や展示会、パーティーなど 様々なイベントに応じて自由に使用できます。 ※催物により、パテーションの取り外しが可能です。<公式サイトより引用>

天井高3m、床面積150㎡(90畳)定員200名の平土間多目的イベントルーム、

壁紙で表装された一般建築用石膏ボードの壁面を持ついわゆる宴会場形式の多目的スペース。

仮設ポータブルステージ用平台(180X90X30X15枚)は用意されているが、美術バトン類もないただの宴会場?

公式備品リスト&使用料金表はこちら

ルーム音響評価点:40点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1,「定在波対評価点:20点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:20点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。
総評

この設えでは、とてもホール側の言うようにクラシックコンサートなどには使えなく、せいぜいジャズボーカルライブかアコースティックギターのリサイタル程度が限度であろう。

スタジオ1(リハーサル室)

公式施設ガイドはこちら

巾9.4m長さ13.9m床面積130㎡(約48.5畳)のスタジオ1はやや小ぶりではあるが。音響設計も充実している

ルーム音響評価点:96点

内訳

定在波対策評価点:48点/50点満点(ルーム低層部に1対以上のプレーンな並行壁がある場合は持ち点はx0.5と成ります)

初期反射対策 評価点:48点/50点満点(ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は持ち点はx0.5と成ります)

総評

おそらくはこの施設の中では最もまともな音色が奏でられる唯一のスペース。

スタジオ2

長さ11m巾6m床面積60㎡(約36畳)の手摺りのついた、長手壁片面が鏡張りのバレエ・ダンス練習にも使える練習室がある。

ルーム音響評価点:36点

内訳

定在波対策評価点:18点/50点満点(ルーム低層部に1対以上のプレーンな並行壁がある場合は持ち点はx0.5と成ります)

初期反射対策 評価点:18点/50点満点(ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は持ち点はx0.5と成ります)

豆知識

岡山シンフォニーホールのある岡山市とは

旧令制国備前国に当たる都市。

推計人口、721,294人2017年10月1日。

岡山-品川(東京) 3時間14分/17140円/新幹線/726.1km

広島市に次ぎ山陽瀬戸内・地区第2の都市として発展を続けている。

(東京都区部除く)人口増加率(平成22年国勢調査ー平成27年国勢調査)で政令指定都市20市中8位(1.40%増)となっており現在も増加傾向にある。

近年1988年瀬戸大橋開通以来の旺盛な企業進出で「若い活気ある企業」が多く若さあふれる活気ある町と成っている。

※参照覧

※1、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

※2 音響インピーダンスと音圧反射率はこちら。

※3、第1章 初期反響エコーと後期残響は別物 はこちら

※4、定在波に関する解説記事 『定在波』とはこちら

※5、定在波で起こる音響障害『ミステリーゾーン』はこちら。

※6 第4章 副則「定在波による音響障害」の回避・緩和策

※7、関連記事 副則1 「壁面間隔20m超のセオリー」はこちら

※8 手法1 1/4波長程度の「グルービング(溝)加工」をほどこした壁面用パネル の効果 はこちら。

 

公開:2017年9月 9日
更新:2019年6月27日

投稿者:デジタヌ

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TOP倉敷市民会館 《 ホール 音響 ナビ 》 有名な倉敷美観地区の倉敷アイビースクウェアに面したホール


 

 

 



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