旅するタヌキ

和歌山市民会館 《 ホール 音響 ナビ 》松竹大歌舞伎地方公演の舞台の一つともなっているホール

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Official Website http://www.qualia.ne.jp/civic-hall/

和歌山市民会館のあらまし

大ホール棟、小ホール棟、市民ホールと会議室などがある本館との3棟からなる複合文化施設。

和歌山市民会館のロケーション

ところ  和歌山市伝法橋南ノ丁7番地

市堀川と北大通りに面しており周辺には和歌山市立博物館や和歌山市民図書館など、市の施設が集まっている。

和歌山市民会館へのアクセス

公共交通機関

南海和歌山市駅より徒歩5分
南海本線・和歌山港線・JR紀勢本線

マイカー利用の場合

阪和道(国道26号線)北新橋交差点より国道24号線・県道15号(北大通り)沿い。

和歌山市民会館がお得意のジャンル

大ホール

松竹第歌舞伎の地方公演の舞台となっている。

オーケストラコンサート、オペラ・バレエ公演ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、

演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席、などの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

小ホール

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能(能狂言)、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、大衆演劇、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

市民ホール

主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、大衆演劇、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物など大衆芸能に特化した興業を行っている。

またパーティー・レセプションなどの会場としてもつかわれている。

和歌山市民会館の公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら



施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

3棟とも北大通(県道15号)と市道に面しているがいずれも裏側が市堀川に隣接しており良好な立地となっている。(※立地条件に関する記事はこちら

大ホール

 変形6角形のプロセニアム型式多目的ホール。

この時期の建設にしては千葉県文化会館(1967年完成※ガイド記事はこちら)同様に地元(和歌山県産)木材をふんだんに使用した丁寧な設えのホール。

1スロープのホールであるが天井の高い余裕あるデザインの良質のホールである!

変形6角形を採用しているが並行する対抗面はステージとホール後方壁面(大向う背後面)の2面だけで、しかもこの面は凹面状に大きくラウンドしており、ステージ反響版、プロセニアㇺ上縁大型コーナー反響板とは並行面にならないように配慮されている。

客席周辺低層部(人の背丈程度)はプレーンなパネル、中上層部は立て桟をあしらい「グルービング材」と同等の効果を持たせた丁寧な設え。(※米国伝来の音響グルービング材をいち早く用いているのもすごい!デザイナーは相当音響に詳しい方だとお見受けする!)

天井は大きな凸面形状を持った木質半響板を横方向に渡して前後方向に4列並べてある。

今後『新和歌山市民会館』計画を取り下げ...

千葉県県同様に公共施設長寿命化策に転じ改修を行うのであれば、建設当時には一般的概念として定着していなかった『音響拡散体』を壁面にランダム配置するだけでより一層素晴らしいホールとなるであろう!

ホール音響評価点:91点

§1,「定在波対」策評価点:39点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:15点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:17点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

小ホール

変形6角形のプロセニアム型式多目的ホール。

大ホールとほとんど違わない同様の丁寧な設えのホール。

天井半響板&プロセニアㇺ上縁コーナー反響板のみ、大ホールとは違いプラスターボード(※1)製となっている。

ホール音響評価点:93点

§1,「定在波対」策評価点:39点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:20点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:15点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:18点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

千葉県同様の英断でホール存続が決定するように願って狸穴総研・音響研究工房厳選『後世に伝えたい・真の銘ホール50選』に選ばせていただく。

市民ホール

ルーム音響評価点:33点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1,「定在波対評価点:13点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:20点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

リハーサル

2室のリハーサル室を備えている。

大ホール・リハーサル室;床面積219㎡(約132畳)天井高さ?m 

小ホール・リハーサル室;床面積117㎡(約70畳)

和歌山市民会館の施設データ

  1. 所属施設/所有者 和歌山市民会館/和歌山市。
  2. 指定管理者/運営団体 和歌山市。
  3. 開館  完成 1979年

大ホール

  1. ホール様式 変形6角形プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   1スロープ2フロアー 
    • 1,406席 (固定席 1,243席・可動席 155席・車椅子用席 8席)
    、可動床、
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口:18m  高さ:9.0m、ステージ奥行:約12.6m、、ブドウ棚(すのこ)、バトン類、、脇花道、、大・中・小迫り、鳥屋囲い、オーケストラ平台、金・銀屏風、松羽目、竹羽目、鳥の子屏風、反響板、オーケストラピット&エプロンステージ迫り(可動床客席収納)、
  4. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイドへ
  5. その他の設備 、フルコンサートピアノ、楽屋x5、、リハーサル室
  6. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイド

小ホール

  1. ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   1スロープ1フロアー 収容人員 656席 (固定席 537席・可動席 111席・車椅子専用席8席)
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口:14.4m  高さ:7.2m、ステージ奥行:9.0m、ステージ、ブドウ棚、バトン類高、脇花道、仮設花道、仮設能舞台セット、オーケストラ平台、金・銀屏風、松羽目、竹羽目、鳥の子屏風、反響板、オーケストラピット&エプロンステージ迫り(可動床客席収納)、
  4. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイドへ
  5. その他の設備 フルコンサートピアノ、楽屋x5、リハーサルルーム、
  6. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイド。

市民ホール

  1. ホール様式 平土間プロセニアム型式舞台付き多目的イベントスペース。
  2. 床面積 24mx16.5m、床面積396㎡(約239畳)天井高さ?m
  3. 客席  収容人員500名 (椅子のみ350名、椅子・机150名)ビニタイル張り。
  4. 舞台設備  幅約17mx3.6m床面積約64㎡(約38畳) プロセニアムアーチ:間口:9m 奥行:3.6m 約32㎡(約19畳)高さ:2.7m、ブドウ棚(すのこ)バトン類、スクリーン。
  5. その他の設備 控室、フルコンサートピアノ
  6. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

付属施設・その他 

  • 付属施設 、和室x3、音楽実習室x3、練習室x3、特別会議室会議室x3、展示室、レストラン
  • 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

ほろ酔い狸の独り言

建て替えビジネスのターゲットに!

1979年完成と微妙な時期(1981年新耐震基準施行前)に完成しているので、(被災より人災に)不安要素はあったが...。

襲来が予告だれている?南海トラフ大震災を口実に、金もないくせに(ほんとのこと言ってすみません?)「和歌山藩士の再就職先確保と地元民党の献金先確保」のため市民そっちのけで『新和歌山市民会館』建設計画を打ち出し市民から大反発を食らって計画が頓挫しているらしい?

2017年5月28日2017年6月17日毎日新聞地方版より)

ホールとは直接関係ないが...

イベント開催者にとっては、和歌山市のアクセスの悪さは致命的でもある?

和歌山市衰退の原点・原因は首都圏からのアクセスの悪さ(動脈硬化)と県・市当局の幹部(患部)の生前硬直化?にある!

とにかく行政(地元民等議員団・市当局者)の「頭がお堅い考えが古い!」。

県南部の白浜町が躍進を続けている中、和歌浦などの景勝地を持ちながら首都圏からのアクセスの悪さ故に資源活用されいない!

ストロー現象?による大阪市都市圏への人口流失ばかりに気を取られ、「公共交通機関」の(新大阪への)アクセスの悪さに気が回っていない!

関西国際空港に頼った外国人観光客の誘致ばかりに気を取られるより、「新幹線利用客(国内観光客)」にも目を向けるべきである。

大阪市民にとっては金ばかりかかり(建設費・維持管理費)余りありがたくない地下鉄・なにわ筋線計画ではあるが(※関連記事はこちら)観光客誘致・企業誘致の決め手であることはだれが考えても「自明の狸(理)」!

大阪府・大阪市をライバル視ばかりしておらずに(元堺県地域)(大阪府の阪南地域&奈良県)と協調して『なにわ筋線・建設推進期成同盟』でも立ち上げてみられてはいかがであろうか?

※1、アクリルエマルションペイント仕上げのプラスターボードについての建材メーカーの解説記事はこちら

公開:2018年4月 4日
更新:2018年11月 3日

投稿者:デジタヌ

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