狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

越前市文化センター 《 ホール 音響 ナビ 》

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Official Website  http://www.jigyodan-city-echizen.jp/ 

越前市文化センターのあらまし

複合文化施設・越前市文化センターの中にある。

付属施設として、平戸間講堂形式のプロセニアム形式小ホールを備える。

田舎町によく観られる1スロープ形式の多目的ホール。

越前市文化センターのある越前市のあらまし

武生国際音楽祭が開催される越前市とは
福井市の南隣にある市。

2005年10月1日 - 武生市・今立郡今立町が合併して発足した。

鉄ちゃんにとっては「市内乗り入れトラム路線」福井鉄道本線(福武線)のターミナル駅としても知られている。

大阪府枚方市と東北地方の福島県二本松市と並び日本三大菊人形のひとつに数えられる菊人形が開催される町としても有名?らしい。
推計人口、80,938人/2018年4月1日

武生-福井 19分/¥320/JR/18.9km

武生ー(米原)ー東京 3時間20分/¥14,030ー/在来線ー新幹線

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越前市文化センターのロケーション

ところ 福井県越前市高瀬2丁目3-3

JR武生駅の西方約1.3㎞の武生中央公園の北東角に当たる部分にある。

公園内には武生中央体育館、テニスコート、菊人形館、越前市中央図書館、武生棋院などの文化・スポーツ施設があり周辺には武生税務署、福井違法裁判所、武生支部、越前警察署、などが集まっている。

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越前市文化センターへのアクセス
鉄道・バスなどの公共交通
もよりの駅

JR北陸本線武生駅より JR武生駅から西へ徒歩約17分/1.3㎞

マイカー利用の場合

収容台数約300台の無料駐車場が準備されているので、マイカー利用も可能。

北陸自動車道武生IC.より約11分4.9㎞

越前市文化センターがお得意のジャンル

大ホール

武生国際音楽祭会場

武生国際音楽祭(※音楽祭Naviはこちら)のメイン会場となっている。

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ、

往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、演劇・伝統芸能、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、落語・演芸寄席、トークショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

この施設のポイント

背伸びをしない、身の丈に有った田舎町のホール。

  1. 所属施設 越前市文化センター
  2. 運営団体 公益財団法人越前市文化振興・施設管理事業団。
  3. 開館  -
  4. ホール様式 『扇形タイプ』プロセニアム型式多目的ホール。
  5. 収容人員 1062名
  6. 舞台設備 迫り完備
  7. その他の設備 可動プロセニアム、可動反響版、
  8. 付属施設 小ホール(330席平土間講堂型多目的ホール)、リハーサルルーム、演習室3室他

デジタヌの独り言

1960年代に起こった、第1次ホール建設ブームで当時の武生市が建設したホールで、相当年期の入った施設である。

8万人一寸の人口を考えると丁度良い大きさの「市民会館」である。

但し、耐震強度不足を錦の御旗に補助金で立て替えを検討するなら、

中途半端規模の多目的ホールは狙わず、成人式?に間に合う程度の収容人員900人未満(15歳児886人/2015年国勢調査資料/総務省)程度の、こぢんまりとした、プロセニアム型演劇・公演専用劇場と300人程度のコンサート専用ホールを作られてはいかがか?(※1)

大規模ホール(収容人員1600人以上)でない限り、多目的ホールは、何を開催しても中途半端な施設に成りやすいし、

お隣の福井市に1456席のパイプオルガンを備えたシューボックスタイプコンサート専用ホールハーモニーホールふくいが建設された今、中途半端な中規模多目的ホールでは、歌謡ショーすら興業出来ないであろう。

上質の演劇専用ホールをメインホールに

福井県内切っての900人程度の上質の演劇専用ホールであれば、一躍北陸の演劇のメッカに躍り出れるかもしれない!

専用ホールなら、Magical Design By Nagata Acousticsでなくても、それぞれの目的にあった音響(※1)の良いホールが建設可能である。

但し、見かけ倒しの豪華なシャンデリアや、得体の知れない(効果がはっきりしない)残響可変装置には頼らず、内装には資金を惜しまずに木質ホール内壁、高級シート、高級絨毯を使用すれば、体育館程度の建造物を手がけたことのある地方の設計事務所で有れば設計に不安はない。

参照覧

※1)水戸芸術館(※紹介記事はこちら)など、身の丈にあった規模の公共施設が増えてきている。

※2)演劇には、余分なエコー?のかからない(概ね残響0.5秒以下)滑舌のはっきりした肉声がホールの隅々に届かねばならないし、コンサートでは観客を取り囲むような豊かな響き(概ね2秒以上の残響)が必要となる。

よって両立は難しい。

ご注意;※印は当サイト内の紹介記事リンクです。

但し、その他のンクは当事者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

 

公開:2017年9月10日
更新:2018年11月 5日

投稿者:デジタヌ


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