狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

皆楽座 《 伝統的芝居小屋 ナビ 》 各務原市 

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Official Website http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/bunka/bunkazai/17768/toroku-yukei/kairakuza.html

皆楽座のあらまし

中山道鵜沼宿近くの津島神社(各務原市鵜沼羽場町)の境内にある。

各地に残る地芝居ステージの原型

日本全国に残る地歌舞伎(農村歌舞伎)舞台の、典型を今に伝えている。

津島神社の拝殿(神社の知識コムの解説)を兼ねているため、本殿に向かって正面にある。

客席(ホール)部分を持たない形状から、今は屋外ステージとしてサークル活動、ミニコンサートなどのイベント会場等としてとして利用されている。

同じ各務原市にある村国座とは異なり、奉納歌舞伎や子供歌舞伎は行われていない。

皆楽座のロケーション

ところ  岐阜県各務原市鵜沼羽場町1-216

各務原市と周辺にある観光スポットについてのトリップアドバイザーの 口コミ ナビはこちら。

皆楽座へのアクセス

名古屋鉄道各務原線羽場駅より徒歩12分。

施設面から見た皆楽座の特徴

(一般ガイドサイト記事はこちら

地芝居舞台(野外ステージ)

構造は、2階建ての白壁の切妻造である。

小規模な芝居舞台だが、回り舞台、囃子座仮、楽屋、奈落を備えている。

村国神社の拝殿と兼用している施設なので、桟敷席などの客席は設けられていない。

伝統的梁構造屋根

伝統的工法による、立派な建物。

2006年(平成18年)には国の登録有形文化財に登録されている。

各務原市の重要有形民俗文化財。

 

  1. 所属施設(所有者) 岐阜県
  2. 運営団体(指定管理者) 各務原市
  3. 開館   1882年(明治15年)頃完成
  4. ホール様式 伝統的梁構造屋根芝居舞台』。
  5. 収容人員 -名
  6. 舞台設備 回り舞台、ブドウ棚、上手囃子場or黒御簾(くろすみ)太夫座(たいゆうざ)

デジタヌの独り言

改修時に補強の為に設けられた、舞台正面の2本の柱が悔やまれる、次回改修時には、軽量鉄骨製の補強梁などを裏面(舞台側)に配し、この柱は撤去することが望ましい。

又、地元民による、地歌舞伎の再興を願う。

 

公開:2017年10月 9日
更新:2022年9月26日

投稿者:デジタヌ


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