狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

中電ホール 《ホール音響Navi》

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Official Website  http://www.chudenfudosan.co.jp/bunka/chuden-hall/hall

中電ホールのあらまし

中電不動産が運営する「兄弟ホール」の長男である。

1964年に誕生し、1986年誕生の「ザ・コンサートホール」395席(※ガイド記事はこちら)建設のきっかけとも成ったホール。

中電ホールのこれまでの歩み

1964年中電最初のホールとして開館。

1989~1994年の5年をかけて 第一次改修を行い、耐震補強、設備更新を行った。

2018年1月~12月まで 天井補強工事の為休館。

中電ホールのロケーション

ところ  名古屋市東区東新町1

名古屋のメインストリート「錦通」と空港線戸の交差する東新町交差点の南西角にある「注意部電力本店」の西側に付属する施設。

西側の「東栄通」を南に辿り広小路通を渡ったところに「宗示ホール」がある。

辺りは名古屋の「丸の内界隈」ビジネス街である。

トリップアドバイザーの周辺口コミ ナビはこちら。

アクセス

・地下鉄東山線「栄駅」5番出口から東へ徒歩約5分。
・地下鉄桜通線「高岳駅」4番出口から南へ徒歩約8分。

中電ホールが得意のジャンル

  • ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなどが行われており、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、等も行われている。
  • またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

中電ホールの公演チケット情報

※2018年中は改装の為休館中。

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

特徴

平土間に近い緩やかな傾斜の前半部と幾分急峻な後半スロープで構成された1フロアーのプロセニアム型多目的ホール。

全面木質パネルの内装

ホール客席周辺壁面は全面木質パネル。

上層部一面には山形の音響拡散体が配置されている。

ホール大向こう通路背後の壁面は立て格子で表装された吸音壁。

天井はアンギュレーションを持たせた木質パネルの片面に面照明器具がほぼ全面に亘って設置されている。

準コンサートホール仕様

固定設備としてスィングタイプの側反響板が設置されており、天井反響板をセットするだけで、音楽ホールに転用できるデザイン。

ホール音響評価点:78点

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

内訳

定在波対策評価点:20点/40点満点(※客席周辺がプレーンな平行壁はx0.5が持ち点と成ります)

残響その1(初期反射)対策評価点:18点/20点満点(※客先周辺石材壁の場合はx0.5が持ち点と成ります)

残響その2(後期残響)への配慮評価点:20点/20点満点

客席配置 20点/20点満点(※客席周辺石材壁の場合はx0.8が持ち点と成ります、)

施設データ

  1. 所属施設/所有者 中電ホール/中電不動産。
  2. 指定管理者/運営団体 中電不動産
  3. 開館   1964年 (1989から1994年に第一次改修)2018年1月より再休館。
  4. ホール様式 プロセニアム型式多目的ホール。
  5. 客席    1フロアー、収容人員 444席、
  6. 舞台設備  プロセニアムアーチ:間口:12.5m 奥行:6.19m 高さ:7.45m、ブドウ棚(すのこ)、下手脇花道、反響板、
  7. その他の設備 
  8. 付属施設  楽屋x4、エントランスロビー、
  9. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら公式ガイドへ。

デジタヌの独り言

ウーン惜しい...、客席周辺内壁を外傾スラント処理かアンギュレーション設置、すれば満点だったのに。

 

公開:2018年2月 4日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


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