狸穴ジャーナル・別冊『旅するタヌキ』

あおいホール & 甲山会館/岡崎市民会館 《ホール音響Navi》

,

地域切っての音響特性で、寿命が尽きる30年後に向かって「第2の人生を歩み出した老兵」それが「あおいホール」。

老兵は死なず、そして去りゆきもせず!、栄光ある未来に向かってひたすら歩み続けるのみ!

岡崎市民会館 のあらまし

岡崎市民会館は、昭和42年の開館以来、ほぼ半世紀にわたり岡崎市の文化・芸術活動の拠点として愛されてきました。<公式サイトより引用>

文化の町岡崎市を象徴する舞台芸術の殿堂。

誕生以来半世紀を得て21世紀に「音楽の殿堂」として生まれ変わった「スーパーヒーロー」。

地域切っての音響特性を持って生まれ変わったプレミアムホール「あおいホール」は岡崎市民以外の周辺住人からも「驚愕の眼差し」で見つめられている。

寿命が尽きる30年後に向かって「第2の人生を歩み出した老兵」それが「あおいホール」。

全国の「老兵(ホール)」に「勇気と誇り」を取り戻させるべく生まれ変わった「スーパーヒーロー」である。

岡崎市民会館 のロケーション

所在地   愛知県岡崎市六供町出崎15−1

広大な岡崎市の南西部、岡崎市市外地岡崎市の面玄関名鉄東岡崎駅の真北に当たる「甲山の森」にある。

辺りは静かな住宅地で、すぐ近くに愛知教育大学付属岡崎小学校がある。

又近隣には岡崎市の景観重要建造物でもある、六供配水場配水塔や、国の有形文化財へ登録もされた「旧石原家住居」もあり、歴史的にも由緒ある場所に立地している。

しかし三井住友銀行、岡崎シビコ等がある、市の中心繁華街本町通1丁目からは離れている。

又2002年4月に開館したもう一つのコンサートホールがある「岡崎市シビックセンター」は、岡崎市の裏玄関?JR岡崎駅近くにあり、道のりで4km程の所にある。

岡崎市市民会館の施設データ

Official Website http://shiminkaikan.com/

  1. 所属施設/所有者 岡崎市。
  2. 指定管理者/運営団体 岡崎市。
  3. 開館    1967年6月22日/2016年8月リニューアルオープン
  4. 設計  改修設計 YAMAHA
  5. 改修費 約33億8,400万円

付属施設・その他 

館内付属施設 

施設利用ガイド

『あおいホール』の音響デザイン

(公式施設ガイドはこちら

伝統芸能にも対応できるプロセニアム形式多目的ホール

仮設脇花道、松羽 目 、金屏風、 等が用意され、伝統芸能にも対応できるトラディッショナルなレガシー多目的ホール。

音楽ホールに適さない「6角堂」(※10)と言う大きな障壁を抱えた「あおいホール」をYAMAHAが音響設計を徹底的に見直し、2015年9月より約1年をかけて耐震補強も含めた大改修を行い「見事なコンサートホール」に生まれ変わらせた!(※11)

参※10)当サイト関連記事 多角堂の持つ魔性!はこちら。

※11、YAMAHA公式サイト「天井を取り払って生まれた新たな音と響き、音響設計者が語るホール大改修への道」はこちら

築後半世紀を経過して大改修

YAMAHAの改修プロジェクトレポートはこちら。)

大改修のポイント1:天井反響板撤去!

天井反響板を撤去した事により、客席フロアーとの間で生じる「初期反射(エコー)」を軽減、

天井が高くなった事と、構造材の「クロスメンバー」を「音響拡散体」(※12)として働かせ「心地良い残響創出」を行ったのは「秀逸なアイデア」であり、今後全国に量産された?同時期の建築年度が古い、「ハンペン・コンニャク・タイプ」の薄ぺらな量産・市民会館?の改修に役立つであろう!

参※12)当サイト関連記事 第2項 構造体・剥き出し天井」の音響効果はこちら。

大改修のポイント2:客席周辺壁面木質化と定員削減

改修前1,550席あった座席を1,100席に改め、2階テラス席を高床桟敷タイプとし、テラス席の下部の壁際座席を撤去、床側壁を鎧張り(下見板張り)の木質壁とし、上層部(テラス背後)の壁面は「立て格子」で表装。

フロアー前方側壁(後方側壁対抗面)は機材ガラリーを兼ねたヤマハお得意の音響壁(吸音壁)とした。

これによって耳障りな「初期反射(※13)」を大幅に軽減した。

参※13)当サイト関連記事 ホールでの過大な初期反射による音響障害はこちら。

大改修のポイント3:ステージ前縁反響板の設置

ステージプロセニアム形状を見直し、前縁上部に客席ほぼ前半に至る凸面大型反響板を設置した。

形状を見直したステージ上の並列凸面反響板と合わせ、ほぼホール一体型のオープンステージタイプコンサートホールと同等の音響が達成できた?

大改修のポイント4:ホール後方上部のキャノン砲?

ホール最後列「大向こう」上部に空調ダクトを利用した九本の「キャノン砲?」が砲身を覗かせている。

これはYAMAHAお得意のエア・ウーファー(ヘルムホルツレゾネーター)の技術を用い、低域(20から120Hz)のブーミーな盛り上がりを押さえている。

(能楽堂の床下の埋め込み大瓶と同じ効果)

総評

YAMAHAさんの快心作であるだけに100点満点だと信じていたが...。

1階大向う29列の17席はあまりにひどすぎるし、さらにどうして12列から16列の左右にわざわざ並行壁を新設したのか?凡人には理解できない...何かノウハウでも隠されているのか?。

最もこの部分推定約27m幅は定在波に換算して約13Hzの可聴帯域外低周波振動であり実被害は生じていないが。

元々このホールの定在波対策は"壁面間隔20m超"のセオリーと客席スロープ

元々このホールは正6角形ホール同様に前後軸を含め3対の完全並行壁面で覆われていたが、逆に言えば「ハノ字」壁面を背中合わせにしたフロアー平面形状で"壁面間隔20m超"のセオリー(※14)でデザインされており、割と急峻なスロープとも相まって可聴帯域内の定在波(※15)は生じておらず極端な障害(※16)は発生していなかったはずである。

参※14)当サイト関連記事 第1節 「壁面間隔20m超」のセオリーはこちら。

参※15)当サイト関連記事 定在波とははこちら

参※16)当サイト関連記事 定在波で起こる音響障害『ミステリーゾーン』とははこちら。

問題が多かったのは

問題が多かったのは、ステージ上に反響してくる強烈な初期反響エコーであったはず。

プレーンな客席前後のサイド壁間同士で生じるXクロス反響「初期反射エコー」ではなかったのか、サイドプロセニアム両側壁内装を大胆に撤去し、客席周辺低層部はグルービング材(※17)を用いた波状壁に改修し、中上層部は内壁を撤去した後に、同じく波状壁で再内装し直し表面にキャットウォーク(※18)を何層にも重ね、音響拡散体として「猛烈な初期反響」を抑制し、天井反響板を撤去することにより低い天井からの強烈な初期反響も抑制し、同時に心地よい後期残響を創出したのでははかったのか?

参※17)当サイト関連記事 1/4波長程度の「グルービング(溝)加工」をほどこした壁面用パネル の効果はこちら。

参※18)当サイト関連記事 第2項 近年の音響拡散手法はこちら。

シーリング内装に当たる天井反響板の高さが不足していたのは事実

YAMAHAが指摘したように壁面間距離約30mに比べ天井高さが極端に不足していたのは事実ではあるが基本、定在波障害は発生して無かったハズ!

なので、態々扇形配列部分の両サイドに並行壁を「親切(新設)?」しても可聴帯域外の低周波振動だし問題なしと判断したのであろうが...

オリジナルデザインでは両側壁は並行していなかったので10番列までのように両側「ハノ字配列段床部分」のエリアも広くなく、この部分の段差は小さく「頭一つ飛び出すか」程度の段差であり、「定在波解消に有効な谷間」(※19)は形成されてなく、改悪に繋がっている可能性もある?

参※19)当サイト関連記事 扇状段床座席を用いたホール横断定在波の障害回避策はこちら。

平面図形コンピュターシュミレーション結果を無視?

2階バルコニーの床囲いを「帷子ふう」にして対抗面との並行をキャンセルしたり、細かい神経を使っているのに...。

コンピュターシュミレーションで発生は分かっていたが、可聴帯域外の低周波振動(推定壁間約27m13Hz)なので無視したのか?

現状Z軸(垂直方向)のデータまで入力できる「コンピューターシュミレーション」のアルゴリズム(ソフト)が完成しておらず「立体的」な音圧分布(or 定在波発生状況)までシュミレートできず、「現場を見て問題無」と判断した可能性もある。

デジタヌの推論

問題の12列部分は巾約27mの部分を周波数(定在波)に換算すると約13Hz、可聴帯域外の超重低音である。

オルガンの無い当ホールでは、バスドラムぐらいしか、トリガーになる要素はないし、発生しても可聴帯域外なので問題なしと判断されたのであろう!

しかし聴取(耳の高さ)で発生するのはあまり面白くないのは事実、ホール前半ステージ被り付きき部分の1列から10列の元脇花道部分に設えられた側壁形状から察するに、反響板からの急激な断面積形状の変化を緩和しボックスホール形状に近づける為に、わざと平行部分を設け、ダクト音(籠り音)をさけたのではあるまいか?

しかしながら、頭上はるか上空ならいざ知らず、耳元が定在波発生エリアではいただけない!

たとえ、可聴帯域で無いにしろ、周波数特性に乱れが生じているのは事実で、ホールご自慢の輸入ピアノの「タッチの差による音色の変化」を聞き分けるには少々問題が残るエリアでは?

ホール音響評価点:得点95点/100点満点中
§1 定在波」対策評価;得点50点/配点50点
  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁が ホール床面積の1/3以上に及ぶ範囲を「完全平行な平面壁」で囲まれているときには 配点25点に減ずる。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§2 残響その1 「初期反射」軽減対策評価;得点23点/配点25点
  • ※木質パネル等の素材基礎点25点から硬質壁材基礎点12点の間5段階で素材基礎点を与える。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§3 「音響障害と客席配置」に対する配慮評価;得点18点/配点20点
  • ※壁際通路&大向こう通路の有無、天井高さ&バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で配点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§4 残響その2「後期残響」への配慮評価;得点4点/配点上限5
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

算出に用いた値;

定在波評価

※完全平行壁面部分は存在するが、可聴帯域外の低周波振動なので実被害は0とした。

基礎点B1=配点50点ー障害発生エリア数0=50点

定在波障害席数;0?席

初期反射対策評価

基礎点B2=素材基礎点25点ー障害発生エリア数1=24点

初期反射障害1壁面障害 17席/1F大向う

初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;17席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数1=19点

眺望不良席数;0席/1F平土間中央部座席千鳥配列。

定在波障害席;0?席

音響不良席その2 ;初期反射障害1壁面障害 17席/1F大向う

音響不良席その3 ;初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;17席

算定式 

評価点V=基礎点X(総席数ー障害座席数)/総席数

あおいほーるの施設データ

  1. ホール様式 「6角堂」プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席   1フロアー1層テラス、収容人員 1,100席、、1階平土間中央部千鳥配列、、仮設本花道、
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ;間口:10間(約18.2m) 奥行:9間(約16.4m )高さ:7.5m、仮設脇花道、ブドウ棚(簀の子)可動反響版、オーケストラピット(可動床)、オーケストラひな壇(可動大迫りx2)
  4. その他の設備 楽屋x5、
各種図面,備品リスト&料金表

あおいほーる(大ホール)がお得意のジャンル

主にポップス関係のコンサートやエンタテイナーのワンマンショウ、演芸会などが数多く開催されている。

プロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

あおいほーるで催されるコンサート情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

『甲山会館』の音響デザイン

公式施設ガイドはこちら)

3階吹き抜け相当の高い天井を持つ、ロールバックシステム(105席格納壁)を備えた、平土間の多目的ホール、300脚のパイプ椅子を並べて平土間小ホールとしても利用できる多目的ホール。

客席周囲の壁面はプレーン木質パネルを用いた垂直壁、上層部の壁面は1階平土間部分から段付きで折上げられた同様の設え。

天井は折れ曲がった凸型のセグメント反響板を並べたデザインで後期残響創出にも配慮されている。

天井が高いので、大向こうにも1フロアー相当以上の上部空間が確保されており、シューボックス型音楽小ホールとして、十分な音響特性を有しているが...。

総評

あおいホールとは異なりこちらは推定ホール間口約14,4m定在波周波数に換算して約25Hzと重低音ではあるが可聴帯域でもあり、標準座席配置で5列から最後尾15列迄エリアに含まれ、このエリアには平土間で80席、ロールバック部が270席併せて350人と収容人員の内殆どの聴衆が発生エリアに座っていることになり問題ではある。(詳しくはミステリースポット(エリア)に関する解説をご覧頂きたい)

当分の暫定処置

取り合えず現状のまま間違って?コンサートを開催する場合は、中央部と1/4幅の両袖部分を通路として、定在波の腹に当たるサプライズポイントを避ける座席配置をお勧めする。

次回壁面改修に期待

次回改修時には低層部壁面を内傾スラント処理することをお勧めしておく。

これによって当ホールの定在波障害問題は解決できる!

ホール音響評価点:得点54点/100点満点中
§1 定在波」対策評価;得点20点/配点50点
  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁が ホール床面積の1/3以上に及ぶ範囲を「完全平行な平面壁」で囲まれているときには 配点25点に減ずる。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§2 残響その1 「初期反射」軽減対策評価;得点22点/配点25点
  • ※木質パネル等の素材基礎点25点から硬質壁材基礎点12点の間5段階で素材基礎点を与える。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§3 「音響障害と客席配置」に対する配慮評価;得点10点/配点20点
  • ※壁際通路&大向こう通路の有無、天井高さ&バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で配点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§4 残響その2「後期残響」への配慮評価;得点2点/配点上限5
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

算出に用いた値;

※ホール推奨座席配列259席で評価

定在波評価

基礎点B1=配点25点ー障害発生エリア数1=24点

定在波「節」部席;14席/1階中央部座席5~15列中央部

定在波「腹」部席;28席/両袖1/4幅の座席5~15列

重複カウント ;ー42席

定在波障害実被害席総計;42席

初期反射対策評価

基礎点B2=素材基礎点25点ー障害発生エリア数1=24点

初期反射障害1壁面障害 15席/大向う1列

初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;15席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数1=18点

眺望不良席数;64席/1F平土間中央部座席2列~8列

音響不良席その1;定在波障害席42席

音響不良席その2 ;初期反射障害1壁面障害 15席

音響不良席その3 ;初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;7

音響障害席総計;114席

算定式 

評価点V=基礎点X(総席数ー障害座席数)/総席数

甲山会館の施設データ

  1. ホール様式 平土間プロセニアム型式シューボックス多目的ホール。推定奥行き約25mx推定最大幅約14.3m
  2. 客席   1フロアー 300(移動椅子)、机利用時 210席/平土間、後半スロープ時270席/ロールバックシステム105席含む 
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口10m、奥行8m、高さ5.5m、下手脇花道、ブドウ棚(すのこ)、可動反響版、
  4. その他の設備 、控え室(楽屋)x2、
各種図面,備品リスト&料金表
甲山会館(小ホール)がお得意のジャンル

主に市民団体の集会、有名人の講演会、お稽古事の発表会などに利用されている。


デジタヌの豆知識

独り言

人の手によって生まれ造形物に不可能は無い、やれば出来る!

1967年当時大流行した?音響的に最悪の「がんもどき」タイプの6角堂ホールであったが...。

建て替え案は予算の都合でお流れ。

途方にくれていた時に、予言者「YAMAHA」が現れた、長年ピアノ、管楽器などで培われた「音響工学と木工技術」更には、「プロ用・民生両オーディオ機器」開発の技術力を活かし、箸にも棒にもかからなかった「荒くれ者」を「真人間」に生まれ変わらせてしまった!

従来の「音響設計屋」では思いも及ばない手法と伝統手法の「コラボ」の成果である!

岡崎市民会館へのアクセス

電車JR岡崎駅→名鉄バス乗車→名鉄東岡崎駅
名鉄東岡崎駅→名鉄バス2番線乗り場→篭田公園前→徒歩約5分
愛知環状鉄道中岡崎駅→岡崎市コミュニティバス「まちバス」東西ルート乗車→籠田公園下車→徒歩約5分
タクシー料金:JR岡崎駅   ~ 岡崎市民会館 ¥2,000程度(概算)
      :名鉄東岡崎駅~ 岡崎市民会館 ¥1,000程度(概算)
      :愛知環状鉄道北岡崎駅~ 岡崎市民会館 ¥1,000程度(概算)
徒 歩:名鉄東岡崎駅より北へ約20分 (約1.2Km)※時間は目安。
   :愛知環状鉄道北岡崎駅より南東へ約24分(約1.4Km)※時間は目安。

岡崎市民会館これまでの歩み

戦前は岡崎市立高等女学校(現・愛知県立岡崎北高等学校)が当地にあった。

1930年(昭和5年)に旧甲山会館の前身となる講堂が建設された。

1962年(昭和37年)まで愛知県立岡崎商業高等学校の校舎として利用されたのち、岡崎市立図書館として使用されていた。

1967年(昭和42年)6月22日、岡崎市制50周年記念事業の一環として客席数は1,556席のホールを持つ総合バンク施設として誕生。

2009年(平成21年)3月、岡崎市は同会館を廃止して新しい文化会館を建設する計画を発表。

2012年(平成24年)6月26日、市議会6月定例会において、株式会社セントラルパークビルが所有する「セルビ」跡地約6,153平方メートルを9億5,600万円で取得する議案が可決。
同年11月28日 跡地取得。
2012年12月20日、公共建築物の目標耐用年数を80年とする市の基本方針により改修によって長寿命化することに路線変更。

2015年8月末日閉館 翌月からリニューアル工事を開始。

2016年10月1日、公募により決定した「あおいホール」として1,100席でリニューアルオープン。

 

公開:2017年12月 7日
更新:2022年9月30日

投稿者:デジタヌ


アイリス/刈谷市総合文化センター 《ホール音響Navi》TOP豊田市民文化会館 《ホール音響Navi》


 

 

 



▲このページのトップに戻る
▲愛知県 の公共ホール 音響Naviへ戻る

 

ページ先頭に戻る