旅するタヌキ

【ホール 音響 ナビ】名古屋市公会堂

,

名古屋市公会堂

Official Website https://nagoyashi-kokaido.hall-info.jp/

名古屋市公会堂のあらまし

地下1階・地上4階、大ホール(定員1,994名)と四階ホール(定員780名)、9室からなる集会室等で構成され、緑豊かな鶴舞公園の一角に位置している。

大阪市中央公会堂(1918年完成)、日比谷公会堂(1929年完成)と並び、名古屋市公会堂は当時の代表的な建物のひとつとして知られている。

現在(平成29年4月1日~平成31年3月31日)は改修工事のために休館となっている。

名古屋市公会堂のロケーション

ところ  古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号

鶴舞駅東側に広がる鶴舞公園の北端に位置している。同公園内には名古屋市鶴舞中央図書館、総合運動グランド「テラスポ鶴舞」名古屋市立鶴舞小学校などの施設が建っている。

北正面は名古屋大学鶴舞キャンパス&医学部付属病院の建て屋が足り並んでいる。

名古屋市公会堂へのアクセス

鉄道・バスなどの公共交通

JR中央本線・地下鉄鶴舞線 鶴舞駅下車徒歩2分

マイカー利用の場合

(※駐車設備が少ないので公共交通機関利用がおすすめ)

名古屋高速2号東東山線吹上西行き出口3分/800m。東行き出口5分1.4km

名古屋市公会堂がお得意のジャンル

大ホール

  • オーケストラコンサート、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなども行われ、ミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡歌手の歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
  • またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体も利用している。

4階ホール

  • 主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、落語・演芸寄席、着ぐるみヒーローショー、大道芸、パフォーマンス・ショーなどの色物などジャンルに拘らないバラエティーに富んだイベントが行われている。
  • またパーティー・レセプションなどの会場としてもつかわれている。

施設面から見たホールの特色

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

(公式施設ガイドはこちら。)

鉄骨・鉄筋コンクリート造、地上4階・地下1階

外壁はこげ茶色のタイルで仕上げ、直線を基調としつつコーナーは丸みを帯び、全体として調和のとれた重厚で落ち着いた感じを与えています。

また正面入口両脇の塔屋上部には、鶴舞公園にふさわしく鶴の羽根をデザインした模様が浮彫りされている。

すぐ近くを中央本線の高架が走っているが、間に樹木が生い茂る緑化ゾーンが有り「轟音」は無い。

大ホール

公式施設ガイドはこちら。

緩やかなスロープを持つメインフロアーとステージ直近まで両翼が伸びた2階バルコニーと3階にもバルコニー席を持つ3層3スロープの多目的ホール。

前回の改修時に一階メインフロアーの中央2列が「千鳥配列」になり客席からの眺望が改善されている。

内壁は1930年開館当初は大隈講堂や一橋大学講堂のように、漆喰の表層を基本とされていたであろうが、現在は昔の映画館のように塗装仕上げのモルタルで表層されているようである。

但し各フロアーともに低層部(人の背丈位)は格子で縁取られた木質パネルを巡らせている。

天井はも壁面同様に昔ながらの工法で設えた木質パネルで基板を造り、モルタルで仕上げた天井のようである。

形状自体は大きく弓形にしなった天井を波状にアンギュレーションをつけてある。

3階バルコニーの造りが、建設当時の巨大劇場・映画館的で天井が迫っているのが惜しまれる。

モダン歌舞伎小屋の前後を伸ばした様な造りのホールである。

尚、旧館(改修工事)に入る前は収容人員1,994席であったが、改修後は1,550席と大巾(444席)に定員を削減しゆとりある客席配置となる予定である。

一階部分の最前部と数列を撤去し、現脇花道部分いっぱい迄ステージを拡張(+1.8m)し、両側壁上層部は最新の「グルービング材」で表層される予定。

更に現在のプロセニアム上部前縁にあるコーナー反響板も新形状の物に換装される予定。

以下は改修後の仕様に基づいて採点しました。

ホール音響評価点:90点

§1,「定在波対」策評価点:35点/40点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、天井形状、天井高さ、等の要素をそれぞれ減点法で算出。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で「完全平行・平面」の場合は、満点x0.5=20点をベースに算出。

§2、残響その1 「初期反射」対策評価点:19点/20点満点

  • ※壁面の素材・形状、客席配置、その要素で減点算出。
  • ※(コンクリート、人造大理石、タイル・陶器製などの)硬質材の客先周辺壁材仕様は、満点x0.5=10点をベースにして減点算出。

§3,残響その2「後期残響」への配慮評価点:19点/20点満点

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で減点算出。

§4,客席配置への評価点:17点/20点満点

  • ※壁際席、大向こう席、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で減算。
  • ※客席周辺壁材が硬質壁の場合は、満点x0.8=16点をベースに減点算出。

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

4階ホール

公式施設ガイドはこちら。)

講堂スタイルの平土間多目的スペース。

壁面は漆喰仕上げだが、一部プラスターボード製の反響板に置き換えられている。

ホール後方壁面は有孔石膏ボードで表装した吸音壁に改修されている。

天井は梁構造(左右ブリッジ)のアーチ天井で、空調ダクトを縦方向に配し間をヴォールト天井とし,新たに内装した天井面に今風のセード付きの照明器具をランダム配置してある。

サロンホールというよりは「中規模講堂」と言った施設で講演会、会議、展示スペース、レセプション会場として使用される前提のようである。

ルーム音響評価点:32点

※会議室、宴会場、展示会場などがメイン用途のためルーム音響評価を適用しました。

§1,「定在波対評価点:12点/50点満点

  • ※ルーム低層部に1対以上の並行したプレーンな垂直壁がある場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

§2、「初期反射」対策評価点:20点/50点満点

  • ※ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は、満点x0.5=25点をベースに減点算出。

名古屋市公会堂の施設データ

  1. 所属施設/所有者 名古屋市公会堂/名古屋市。
  2. 指定管理者/運営団体  KNS共同事業体/名古屋市。
  3. 開館   1930年9月30日完成 同年10月10日開館
  4. 設計   名古屋市建築課
  5. ゼネコン 大林組、清水組、大阪鉄工所
  6. 内装(音響マジック) 

大ホール

  1. ホール様式 公民館様式・平土間(一部スロープ)プロセニアム型式舞台付き多目的ホール。
  2. 床面積 建物設置面積約2,670㎡、
  1. 客席  
    • 収容人員1,540席、
    • 内訳;1階固定席X842席、車椅子用スペースX10、中央部客席千鳥配列。
    • 2階席X388席、3階席X310席、
    • 絨毯敷き詰め、
  1. 舞台設備  奥行約11.8mプロセニアムアーチ:間口約15.2m、高さ約5.4mステージ高さFL+120cm、床面積約179㎡(約108畳)バトン類高さ、スクリーン。
    • 脇花道、所作台、平台、合唱台、指揮台、金屏風、天井反響板
  1. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイド:(舞台図面
  2. 付属施設 
    • 主催者控室、東控室、西控室、洋室楽屋X4、和室楽屋x1、楽屋3室(増設)
  3. その他の備品 フルコンサートピアノ(STEINWAY D、YAMAHA CF)セミコンYAMAHA CSⅡ

4階ホール

  1. ホール様式 講堂様式、平土間オープンステージ付き多目的イベントスペース。
  2. 床面積 24.2mx30.97m、床面積約833㎡(約503畳)最高部天井高さ約5.5m
  1. 客席   天井高さ(最高部)約5.5m 1フロアー 
    • 収容人員576席、
    • 内訳;スタッキングチェアーX576席、
    • 木質パーケット床、
  1. 舞台設備  幅約12mx奥行約4.68m、ステージ高さFL+60cm、床面積約55㎡(約33畳)バトン類、スクリーン。
  2. 舞台仕様・詳細寸法などに関する仕込み図面集はこちら公式ガイド:(舞台図面
  1. 付属施設 主催者控室、
  2. その他の備品 アップライトピアノYAMAHA U3H(主催者控室常設・移動不可?!)

付属施設・その他 

  • 付属施設 
    • 集会室x7、特別室
    • 和室x、
    • 喫茶スペース(新設)展示コーナー(新設)

デジタヌの独り言

デジタヌの知っておきたい豆知識

名古屋市公会堂のこれまでの歩み

昭和5(1930)年10月10日に昭和天皇のご成婚を祝し名古屋市の記念事業として開館し、以後、国内有数の文化と社交の殿堂として広く市民に親しまれていた。

第2次大戦中には防空部隊の司令部がおかれ、戦後は米国空軍に接収され娯楽・厚生施設となり、この期間「公会堂の機能は全面的に停止していた。」

1956年2月に戦後11年あまりを経てやっと名古屋市に戻り、市が施設の整備拡充を行い、再び市民の利用施設として活用されだした。

1980年 戦災は免れたものの老朽化が激しく大改修を施す、現在に至っています。

1989年には名古屋市都市景観条例に基づき、都市景観重要建築物に指定された。

2017年4月1日 大規模改修工事のために休館。

2019年4月1日 再開館予定。

名古屋市公会堂の周辺観光ガイド

じゃらんの周辺観光ガイドはこちら。

愛知県で行われる観光イベント&名物ガイド

全国お祭りガイドはこちら愛知県の特産品ガイドはこちら愛知県の銘酒ガイドはこちら愛知県の地ビールガイドはこちら

名古屋市公会堂の愛知県の劇場ガイド

『愛知県下にある公共ホールのまとめ』ページはこちら。

公開:2018年5月23日
更新:2018年8月14日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

【ホール 音響 ナビ】半田市福祉文化会館・雁宿ホール -松竹大歌舞伎の知多地方公演の舞台ともなっている施設TOP【ホール ナビ】名古屋国際会議場 ー中京地区有数のコンベンションセンターの施設ガイド




▲このページのトップに戻る
▲愛知県 の ホールナビへ戻る

 

ページ先頭に戻る