旅するタヌキ

名古屋市 東文化小劇場 《 ホール 音響 ナビ 》

,

Official Website https://www.bunka758.or.jp/scd14_top.html

名古屋市東文化小劇場のあらまし

地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅と直結した349席の施設。

図書館・スポーツセンター・ギャラリーとの複合施設「カルポート東」にある施設。

名古屋市東文化小劇場のこれまでの歩み

2001年 図書館・スポーツセンター・ギャラリーとの複合施設「カルポート東」として誕生した名古屋市文化小劇場10番目の施設。

名古屋市東文化小劇場のロケーション

ところ  東区大幸南1丁目1番10号 カルポート東4F。

トリップアドバイザーの周辺口コミ ナビはこちら。

アクセス

・地下鉄名城線「ナゴヤドーム前矢田」下車  1番出口南へ徒歩5分
 ・ゆとりーとライン「ナゴヤドーム前矢田」下車 南へ徒歩3分
 ・市バス「大幸」下車 徒歩5分(名駅15号系統、 東巡回系統)

名古屋市東文化小劇場が得意のジャンル

主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられている。

ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会等、小編成の室内楽コンサートなども行われ、オーケストラコンサート以外にも現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

またプロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

クラシック奏者には名古屋市熱田文化小劇場に次ぐ人気のある?文化小劇場である。

名古屋市東文化小劇場の公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら

施設面から見たホールの特色

(詳しくはこちら公式公式ガイドへ)

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

特徴

緩やかなスロープの前半部と比較的急峻なスロープの後部から成る1スロープのプロセニアム形式多目的ホール。

打ち放しコンクリートのプロセニアムと客席周辺が石垣風に表面加工されたコンクリート壁の垂直壁という凄まじい造りの「巨大エコールーム紛い仕様(※1)」

勿論?大向こう席背後の壁面は音響ネットで表装された吸音壁。

大向こう上層部は、両側、背後3方を取り囲むキャットウォーク(犬走)が設けられ、下面を反響板で表装した剥き出しの照明器具ブリッジが配置されている流行デザイン。

客席両サイド「キャットウォーク(犬走)」の最前部には剥き出しの照明コラムが配置されている。

残響(※2)に関しては、カラオケルームでエコー最大ボリュームぐらいの厚化粧が可能。

昔懐かしい?伝統的「ダクト形軽量タイプ」のステージ反響板が設備されているが、地元音楽団体は反響板を使用せずに、背後はホリゾント幕で済ませ、反響をコントロール?しているようである。

3段可動床設備

エプロンステージ(可動床設備;奥行;約4m)を用い奥行約11m(最大幅約14m)のセミオープンステージコンサートホールとなる。(※3)

ホール音響評価点:51点/100点満点
§1 定在波」対策評価;得点23点/配点50点
  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁が ホール床面積の1/3以上に及ぶ範囲を「完全平行な平面壁」で囲まれているときには 配点25点に減ずる。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§2 残響その1 「初期反射」軽減対策評価;得点10点/配点25点
  • 木質パネル等持ち点25点から硬質壁在持ち点12点の間5段階で素材基礎点を与える。
  • 障害箇所1点/1箇所で基礎素材点を減じて基礎点とする。
  • 基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§3 「音響障害と客席配置」に対する配慮評価;得点14点/配点20点
  • ※壁際通路&大向こう通路の有無、天井高さ&バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で配点から減じて基礎点とする。
  • ※基礎点に障害エリア客席数比率を乗じて算出する
§4 残響その2「後期残響」への配慮評価得点4点/配点上限5
  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

総評

名古屋の人は嘗ての瀬戸電が名古屋城のお濠の中を走っていた事例も残されているし、石垣に囲まれる環境がお好きなようである?

客席周辺側壁上層部には山形の音響拡散体が配置されているが...そんなこと(残響創出)より定在波対策(※4)をしっかり行うべきであった!

ご自慢の設備らしいがカラクリにかける予算があったなら、基本(※5)に忠実なオーソドックスな内装処理にお金をかけるべきであった。(※この凝った内装?で十二分に費用は掛かっているだろうが...)

算出に用いた値;

定在波評価

基礎点B1=配点25点ー障害発生エリア数1=24点

定在波障害席数;11席

初期反射対策評価

基礎点B2=素材基礎点12点ー障害発生エリア数1=11点

初期反射障害1壁面障害 17席(大向う席)

初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;17席

客席配置評価

基礎点B3=基礎点20点ー障害発生エリア数3=17点

眺望不良席数;27席/1F平土間中央部座席

音響不良席その1;定在波障害席11席

音響不良席その2 ;初期反射障害1壁面障害 17席

音響不良席その3 ;初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー1席

音響障害席総計;54席

算定式 

評価点V=基礎点X(総席数ー障害座席数)/総席数

練習室

床面積46㎡(約27畳)の本番前の音出しに使える音出し可能な練習室がある。

小さな部屋だが一面にバレエダンスの練習にも使用可能な手すり付きの「鏡壁」が用意されている。

ルーム音響評価点:24点。

内訳

定在波対策評価点:12点/50点満点(ルーム低層部に1対以上のプレーンな並行壁がある場合は持ち点はx0.5と成ります)

残響その1(初期反射)対策評価点:12点/50点満点(ルーム低層部3面以上がプレーンな垂直壁の場合は持ち点はx0.5と成ります)

施設データ

  1. 所属施設/所有者 名古屋市東文化小劇場/名古屋市。
  2. 指定管理者/運営団体 (公財)名古屋市文化振興事業団/名古屋市。
  3. 開館   2001年(平成13年)開館。
  1. ホール様式 、プロセニアム型式多目的ホール。
  2. 客席  1フロアー 収容人員 349席。車椅子スペースx2、可動床、
  3. 舞台設備 プロセニアムアーチ:間口:10.9m 、高さ:6m、舞台奥行:約10m、ステージ高さ;FL+60cm、ブドウ棚(すのこ)、バトン類、鳥屋囲い、オーケストラ平台、金・銀屏風、松羽目、竹羽目、鳥の子屏風ケストラひな壇(可動分割迫り)、反響板、エプロンステージ迫り(可動床)奥行;約4m、
  4. その他の設備 楽屋x2、練習室、ホワイエ
各種図面,備品リスト&料金表

デジタヌの独り言

このホールがどうしてクラシック奏者に人気があるのか判らない?

※参照覧

※1、エコールームに関する「音工房Z」さんの解説記事はこちら。

※但し本物のエコールームは並行面をなくし定在波対策は程化されています、念のため。

※2、直接音、初期反射音、残響音についての(株)エー・アール・アイさんの解説はこちら。

※関連記事「都市伝説・良いホールの条件"残響2秒以上"は本当か?」はこちら

※3、現代の3大迷発明!「珍妙からくり(残響調整装置、可変段床設備、可変吊り天井)」に関する記事はこちら。

※4、定在波の悪影響に関する解説記事はこちら。

※、関連記事ミステリースポットに関する解説はこちら。

※関連記事、「ホール酔い」に関する記事はこちら

※5、関連解説記事「芸術ホール設計のセオリーとは?」はこちら。

※、関連記事「音の良いホールの条件」はこちら

公開:2018年2月 4日
更新:2018年11月 4日

投稿者:デジタヌ

このエントリーをはてなブックマークに追加

名古屋市 千種文化小劇場 《 ホール 音響 ナビ 》TOP名古屋市 瑞穂文化小劇場 《 ホール 音響 ナビ 》




▲このページのトップに戻る
▲愛知県 の ホールナビへ戻る

 

ページ先頭に戻る