旅するタヌキ

彩の国さいたま芸術劇場 《 ホール 音響 ナビ 》

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建築音響デザイン面から眺めた彩の国さいたま芸術劇場

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

デジタヌの所見

ハッキリ言ってこの施設は、さいたま市民、埼玉県民、両方から余り支持を得ていない!? 

歴史的経緯(デジタヌの知っておきたい豆知識)を参照頂けばご理解いただけると思うが、武蔵国のうち浦和宿の属する足立郡などで大宮県となり浦和宿に県庁が設置され、「浦和県」に改称され 其の後、浦和県、忍県、岩槻県が合併し、埼玉県となり暫定的にそのまま「浦和宿」が県庁所在地となり、岩槻城は取り壊され、入間県(旧川越藩)と合併し旧浦和県庁舎が埼玉県庁舎となった。ああややこしい!

で「彩の国さいたま芸術劇場だと...ざけんじゃネエゾー!」である。

やっぱり、さいたま市(旧・浦和宿)が中心かヨ!「さいたま芸術劇場」なんて名前つけるんだったら、埼玉県の予算(予Xと言っても決して余っていません!)使わずに、さいたま市に作らしゃいいじゃないか! ...である。

旧埼玉県戸田市民 デジタヌ

花道、回り舞台が無いモダン芝居小屋?

はじめから故蜷川幸雄芸術監督を迎えるつもりで気をつかったのか?、2面舞台、スライディングステージを持つ大ホールに、花道類(本花道、仮花道)が無い。

「da埼玉」で伝統芸能を無視するとはどういうこと?

関東一円で、800席前後の適当な規模のモダン芝居小屋が殆ど無い現状で、せめてここには伝統芸能対応のモダン芝居小屋が欲しかった、惜しまれる点ではある。

ホール3つと試写室?は欲張りすぎたのでは?

何れも、アマチュア団体や、小劇団からは要望の多い規模のホールだが、プロモーター、呼び屋(weblio辞書)からは敬遠される規模。

さいたまスーパーアリーナが有るので、あえて小規模ホール群を作ったのであろうが...。

まあ「da埼玉」にサントリーホール並みの施設を作っても、わざわざ都内からは出かけてこないだろうし(所沢さん御免なさい?)。

いっそのこと、呼び屋の喜ぶ「4000人収容規模の超巨大オペラハウス」1館だけ作るとかで良かったのでは?

音痴揃いの評議員で当てにならない事で有名な優良ホール100選にも選ばれてはいる...。

大ホール

(公式施設ガイドはこちら)

舞台総合芸術劇場として、2層の桟敷席(テラス席)と、緩やかなスロープのフロアー席を持つ。

2面舞台

前後2面舞台となっており、それぞれに大型迫りが有り、沈床式のオーケストラピット機構も装備され、回り舞台、と花道は無いが、伝統芸能以外の演劇、オペラ、ミュージカルの公演に最適な造りとなっている

ホール音響評価点:88点

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

内訳

定在波対策評価点:39点/40点満点

残響その1(初期反射)対策評価点:19点/20点満点

残響その2(後期残響)への配慮評価点:18点/20点満点

客席配置 12点/20点満点

音楽ホール

公式施設ガイドはこちら

2階テラス席を持つシューボックス型の伝統的デザインのコンサートホール。

明かり取り窓を持つ、段付きの公会堂形式の天井とオープンステージ、後方に向かって傾斜のきつくなる殆ど傾斜のない平土間に近い1階フロアー席。

1階フロアー席をとり囲む木質壁、クラシカルな雰囲気を醸し出すホール随所に設えた装飾模擬柱、装飾梁と取り窓コーナーアングルをあしらった折上テラコッタ風のデザイン上部壁、同じく変形飾り張りを足あしらった折り上げ天井、コンサートホールと言うより上質な「伝統的公会堂」の趣。

因みな壁面(並行面対策)処理の

シューボックス型の難点、対抗並行面対策として、上部に向かって僅かに絞り込まれた1階客席両サイドの木質壁や、前項に挙げた装飾の数々が対抗面(並行面)対策となり、

残響数値だけでは現れない「心地良い響き」の良好なリスニング環境を与えてくれている。

さすが、アクースティック楽器やオーディオ機器に精通している「音響のヤマハ」の作品だけのことは有る。

ホール音響評価点:98点

内訳

定在波対策評価点:40点/40点満点

残響その1(初期反射)対策評価点:20点/20点満点

残響その2(後期残響)への配慮評価点:20点/20点満点

客席配置 18点/20点満点

小ホール

(公式施設ガイドはこちら)

平土間のオープンステージを囲む様に3面に観客席が配置され、可動床設備で平土間にも観客席が設置で来、「落語」から実験劇まで幅広く対応できる小劇場。

ホール音響評価点:83点

※関連記事「後悔しないコンサート会場の見分け方」まとめ  はこちら。

内訳

定在波対策評価点:35点/40点満点

残響その1(初期反射)対策評価点:10点/20点満点

残響その2(後期残響)への配慮評価点:18点/20点満点

客席配置 20点/20点満点

映像ホール

(公式施設ガイドはこちら)

AVホール。小さなオープンステージも設備されており、

映画の試写いがいにも、シンポジウム等にも使われている。

コンサート使用は考えていないので、音響的には定在波対策と初期反響低減が主。

ちなみな変形ホール形状で狭い部屋に付きものの定在波を美味く押さえ込んでいる。

壁面は天井も含め客席全周に渡り音響ネットで表装された「吸音壁」となっており極めて「ドライ」な空間となっている。

座席をすり鉢状には位置し「全席千鳥配列」を実現し視認性は極めて良い映像ホールと成っている。

AVルームに対するYAMAHAの理想像を具現化した優秀な「サラウンドAV空間」である。

ホール音響評価点:92点

定在波対策評価点:48点/50点満点

初期反射対策評価点:23点/25点満点。

客席配置 25点/25点満点

彩の国さいたま芸術劇場

Official Website http://www.saf.or.jp/arthall/

彩の国さいたま芸術劇場のあらまし

2006年からは、故蜷川幸雄芸術監督のもと、演劇、ダンス、音楽を中心に芸術性の高い作品を創造・上演するほか、「さいたまゴールド・シアター」や「さいたまネクスト・シアター」など公共劇場ならではの取り組みを実施するなど、「創造する劇場」として埼玉から日本全国、世界に向け芸術文化の発信を行っています。<公式Sサイトより引用>

4つの専門ホールと12の稽古場・練習室を備え演劇・舞踊・音楽の公演または練習など、埼玉県の舞台総合芸術センターとしての役割を持っている。

施設群は1995年には第8回村野藤吾賞、第36回BCS賞(建築業協会)を、1996年には日本建築学会賞(作品賞)をそれぞれ受賞している。

彩の国さいたま芸術劇場のある埼玉県・さいたま市とこれ迄の歩み

さいたま市

埼玉県の南東寄り荒川に面した市。

推計人口、1,290,029人/2018年4月1日。

大宮駅-浦和(駅)約6分/170円/JR湘南新宿ライン/6.1km

大宮-東京 33分/550円/JR上野東京ライン/30.3km

過去には「ださい玉」と呼ばれ、最近では「さいたまポーズ」で売り出している埼玉県の県庁所在地。

彩の国さいたま芸術劇場のロケーション

ところ  さいたま市中央区上峰3丁目15番1号

さいたま市周辺にあるトリップアドバイザーの観光スポット口コミ ナビはこちら。

彩の国さいたま芸術劇場へのアクセス

最寄りの駅

最寄りの駅  JR埼京線与野本町駅西口下車

彩の国さいたま芸術劇場がお得意のジャンル

大ホール

オペラ・バレエ公演以外にもミュージカル、Jポップ関係のコンサートや、往年のアイドル・エンタテイナーのワンマンショウ、ジャズコンサート、歌謡ショー、懐メロ歌手の歌謡ショー、有名タレントの座長ショー、現代演劇、伝統芸能、落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンス・ショー等ジャンルに拘らない幅広い演目でこのエリアの多くの人達に受けいれられている。

音楽ホール

 オーケストラコンサート、ソリストのリサイタル、アンサンブルの演奏会、小編成の室内楽コンサートなどが行われている。

小ホール

主にセミナー、講演会、市民団体の集会、お稽古事の発表会などに用いられ、ジャズコンサート、小編成バンド、のコンサートや落語・演芸寄席、大道芸、パフォーマンスショーなどジャンルに拘らないバラエティーに富んだ催しが行われている。

彩の国さいたま芸術劇場で催されるコンサート・イベントチケット情報

大ホールで催されるイベントのチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

音楽で催されるコンサート・イベントチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

小ホールで催されるコンサート・イベントチケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

施設データ

  1. 所属施設/所有者  彩の国さいたま芸術劇場/埼玉県
  2. 指定管理者/運営団体 (公財)埼玉県芸術文化振興財団/埼玉県
  3. 開館    1994年
  4. 設計  香山壽夫(香山アトリエ + 環境造形研究所)
  5. ゼネコン JV{(株)間組、大成建設(株)、八生建設(株)}
  6. (音響マジック) ヤマハ/大ホール音楽ホール

大ホール

  1. ホール様式 『扇形タイプ』プロセニアム型式舞台芸術ホール。
  2. 客席   収容人員 776席(オーケストラピット使用時/680席)1Fフロアー&桟敷席/610席 2F桟敷席/166席
  3. 舞台設備 可動プロセニアム(間口 約12.7?14.5m)高さ 9.0m、2面舞台(奥行き - 主舞台18.18m  後舞台18.18m)(主舞台)迫り4基・沈下床1基、(後舞台)沈下床3基、スライディングステージ1基、オーケストラ迫り1基、奈落有効深さ - 7.2m
  4. その他の設備 小楽屋x4,中楽屋x2、大部屋x2、クローク・ビュッフェがあ
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

小ホール

  1. ホール様式 馬蹄形演劇ホール。
  2. 客席   収容人員 座席数は266席・298席・346席の可変式、可動床、
  3. 舞台設備 オープンステージ、間口 - 7.9m、高さ - 11.5m、奥行き - 約7.3?14.9m、迫り3基
  4. その他の設備 、少楽屋、大部屋x2
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

音楽ホール

  1. ホール様式 『シューボックスタイプ』音楽専用ホール。
  2. 客席   収容人員 604席(1階504席、2階テラス100席)
  3. 舞台設備 オープンステージ、
  4. その他の設備 クロークが、2階ロビー、ビュッフェ
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら

映像ホール

  1. ホール様式 『扇形タイプ』。
  2. 客席   収容人員 150名 客席前列千鳥配列。
  3. 舞台設備 
  4. その他の設備 ドルビーサラウンドシステム、プロジェクタシステム、150インチ透過型スクリーン
  5. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら

付属施設・その他

付属施設 練習室、会議室、舞台芸術資料室、大稽古場、中けいこ場1x2、小けいこ場1x3、大練習室、中練習室、小練習室x4、総合インフォメーション、利用者交流コーナー、託児室、レストランx2、駐車場、舞台芸術資料室、ブッフェラウンジ

彩の国さいたま芸術劇場これまでの歩み

1925年 埼玉女子師範学校が別所に移転した跡地に岡田信一郎の設計で着工。

1926年 11月6日完成。東日本では日本青年館に次いで2例目の公会堂とオープン。

太平洋戦争後は一時進駐軍に接収され、埼玉軍政部が置かれた。

1963年(昭和38年)に新築工事着工。

1966年(昭和41年)落成。

2015年(平成27年)10月1日 大規模改修工事の為休館

2017年(平成29年)3月31日リニューアルオープン。

 

公開:2017年10月17日
更新:2019年2月 6日

投稿者:デジタヌ

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