旅するタヌキ

日産自動車追浜工場 旧試験路 《バンク伝説》

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※ご注意、この施設は非公開施設です!、社外の一般人は特別イベントが開催される時以外は見学できません!

日産自動車追浜工場に併設されたプルービンググラウンド

追浜工場試験路のあらまし

2つの異形オーバルの高速周回路を備えていた。

現在残っている南東角の高速バンクはそのときの名残である。

旧南コース(第1周回路)

1962年の開所当時からあった施設、両端に半径の異なった2つのバンクと直線のメインストレッチ、通奥部が大きなRでくびれた逆への字型のバックストレッチをもって誕生した。

ほぼ中央部に大型のスキッドパッドを備え、東側インフィールドにサーキット走行を想定したワインディングロードが設けられていた。

1965年に北側の第2周回路が完成しインフィールドのウィンディングロードは両端にバンクを持つ小規模周回路にレイアウト変更され、同時にバックストレッチ側に短絡路(ピットレーンが設けられた)

旧北コース(第2周回路)

1965年第1期工事が完成した時点では、南側(第1周回路側)がホームストレッチ、西端に第1周回路と同規模のバンクコーナー、バックストレッチ側に大きな左カーブの中速コーナーそれに続く(バンク付き)第3コーナー短い直線を挟んでバンク付きの第4コーナーのある高速サーキットを模した逆L字型のコースと内周に独立した(バンク付き)第1コーナーを持つサブコースが設営されていた。

その後両コースともにインフィールド施設の改修を続けながらも日産自動車の開発センターの中心的役割を果たし、ブルーバードを初め数かずの名車を誕生させていった。

1988年頃には、第2周回路のインフィールドサブコースがバンクを持たない通常の周回路となり、メイン周回路はバンクを取り去りラフロードの周回路に変更されている。

現在のコースレイアウト

2000年にはもはや高速周回路による連続高速試験は必要なくなり、2007年に第1・2周回路を統合し、大幅にコースレイアウトを変更したた高速コース(ワインディングロード)に生まれ変わった。

このとき旧第1周回路にあった第1コーナー、インフィールドにあったサブ周回路の(バンク付き)第1コーナーも撤去され、バンクは最終コーナーだけに成った。

もと第2周回路の東第3・4・5コーナーのあったインフィールド部分には、衝突試験棟と車両発射カタパルト設備が設けられた。

その後何度かの小変更で現在のレイアウトと成った。

旧コースバックストレッチ側あった短絡路は波状路、往復で4レーンの各種舗装(あれた路面、石畳、コンクリートなど_)に改装された。

同様に旧第2周回路のメインストレッチ部分も各種舗装路に改装された。

旧南コース(旧第1周回路)の施設データ

  1. 所在地  神奈川県横須賀市夏島町
  2. 所属施設/所有者 日産自動車/日産自動車。
  3. 指定管理者/運営団体  日産自動車。
  4. 開設 1965年
  5. 設備概要 一周約2.5Km 幅員約14m(安全帯路側帯含む)異形オーバルコース
  6. 直線部 長さ 約920m
  7. コーナー半径 約65m、約50m 
  8. 曲線部最大バンク角 約?度
  9. バンク設計速度 ?km/h
  10. 舗装 アスファルト、コンクリート、
  11. 付帯コース スキッドパッド、ダートトラック(未舗装路)、各種舗装路(コンクリート、各種アスファルト、煉瓦舗装路、石畳舗装路、など)
  12. 付帯設備 管理棟、パドック(試験路整備場&スタッフ控え室)、整備工場、給油所、

「GRANDRIVE」(現コース)の施設データ

  1. 運営団体/所有者
  2. 開設 2007年9月
  3. 設備概要 、クローズドサーキット
    1. ロードコース 全長 約3.8Km、コース幅約7~14m(安全帯路側帯含む) /セーフティーゾーン約5~50m、コーナー数;13
  1. メインストレッチ直線部 長さ 約920m
  2. 最終コーナー曲線部コーナー半径 約50m
  3. バンク設計速度 ?km/h
  4. 舗装 アスファルト、コンクリート、
  5. 付帯コース スキッドパッド、ダートトラック(未舗装路)、各種舗装路(コンクリート、各種アスファルト、煉瓦舗装路、石畳舗装路、など)
  6. 付帯設備 管理棟、パドック(試験路整備場&スタッフ控え室)、整備工場、屋内実験施設(衝突実験等、)環境実験棟

日産自動車追浜工場 旧試験路のこれまでの歩み

1962年3月の工場完成に先立つ9ヶ月前の1961年6月に旧 追浜テストコースが完成した。

1969年(昭和44年)4月 に 実車風洞実験設備が1975年(昭和50年)10月には全天候実験室(屋内実験施設)が完成し日産自動車の開発試験センターとして機能していた。

1973年に栃木工場・テストコース(高速周回路)が完成し、量産車の開発・試験はそちらに移った。

2007年(平成19年)9月 に現在のワインディングロード主体のレイアウトコース「GRANDRIVE」が完成し、NISMOなどの外部団体も利用できる施設に変化した。

追浜工場の周辺観光ガイド

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

※1 プルービンググラウンドについて

「テストコースは和製英語」なので英語圏ではproving ground が正しい呼び方に成ります。

性能試験場、実験場のことで、動詞のprove(※1)には単なる試験ではなく『証明する・検証する』意味も有り自動車の実験場には最も適している表現になります。

また自動車試験場は運転免許試験場とも紛らわしいので、最近の施設は各メーカーともプルービンググラウンドと呼ぶ傾向にあり、トヨタ、ホンダ、日産などもアメリカの現地施設はproving groundと称しています。

言語は独語のprobe(女性名詞)英語もprobe(名詞)でtestと同義語になり他にtrial,testing(名詞)sampleなどの意味も包括し語尾が変化veに変化し証明する・検証するの意味を持つ「動詞」に変化したモノと考えられます。

小生の様な元超音波探傷器(非破壊検査の一種)屋は「probe」といば日本語の「触手」を真っ先に思い浮かべたりします。

公開:2018年8月11日
更新:2018年8月19日

投稿者:デジタヌ

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