旅するタヌキ

ミューザ川崎シンフォニーホール ってどんなところ? 《 ホール 音響 ナビ 》

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ミューザ川崎シンフォニーホール

Official Website https://www.kawasaki-sym-hall.jp/

ミューザ川崎シンフォニーホールのあらまし

「音楽のまち・かわさき」の誇り「首都圏屈指」の音響を誇る。

毎年数多くの、海外メジャーオケの来日公演もあり。

品川・横浜両駅から共に約9分と至便で、京浜間の音楽ファンの御用達ホールとなっている。

川崎市が川崎駅西口整備事業として東芝跡地に拡がるエリアに「音楽のまち・かわさき」を代表する施設として誕生させた音楽ホール。

世界のマエストロたちが認めた最高の音響空間

首都圏でも数少ないサントリーホールと同じワインヤード形式で何より「響の良さ」が最大の魅力。

このホールを利用した演奏家が口を揃えて「最高の音楽ホール」と絶讃している。

至って便利の良いロケーション

JR川崎駅西口前と言う交通至便のロケーションで京浜エリアの音楽愛好家の「日常のコンサートスポット」として観客にも受けが良い。

リーズナブルな施設利用料金設定

利用料金が比較的リーズナブル事もあり、首都圏エリアのアマチュアオーケストラのメッカとも成っていて、遠くは東京湾アクアラインを使ってはるばる千葉県からも音楽団体がホール利用に訪れている。

ミューザ川崎シンフォニーホールのロケーション

所在地  神奈川県川崎市幸区大宮町1310

川崎駅西口駅前に建設されたコンサートホール。

オフィス棟、ショッピングゾーンなどとあわせた複合施設「ミューザ川崎」の一部にある。


駅に隣接する立地条件を生かすため、オフィスビル(セントラルタワー)と文化・商業施設(シンフォニーホール)として作られた。 川崎駅西口からペデストリアンデッキで繋がっており、これまで拠点となる施設が無かった川崎駅西口の新しい名物となっている。

またペデストリアンデッキで、駅の南東側の川崎日航ホテルや川崎ルフロンとも繋がっている。

ミューザ川崎シンフォニーホールへのアクセス

JR川崎駅 下車徒歩3分、京急川崎駅下車徒歩8分。

品川駅からJR、京急共に9分/¥216(JRICカード利用)¥227( 京急ICカード利用)

横浜駅からJR8分/¥216(JRICカード利用)京急9分¥227( 京急ICカード利用)

ミューザ川崎シンフォニーホールが得意のジャンル

東京交響楽団(公式サイトはこちら)のフランチャイズになっている。

プロ演奏団体、以外にも数多くのアマチュア団体が利用している。

ミューザ川崎シンフォニーホールの公演チケット情報

チケットぴあ該当ページへのリンクはこちら。

※ご注意;以下※印は当サイト内の関連記事リンクです。
但し、その他のリンクは施設運営者・関連団体の公式サイト若しくはWikipediaへリンクされています。

施設面から見たホールの特色

(公式施設ガイドはこちら。

何と言っても「松田平田設計」の独創的な2重スパイラル配列(渦巻き状)の5層フロアー形式の客席配置デザイン。

因みな客席配列で、舞台背面にまで回り込んだ多層(五層)の客席で有りながら、各フロアーで十分な軒先高さと軒(天井)の浅い客席を実現している。

初期反射軽減を配慮した断面形状

10角型五層アリーナと言うセオリー無視の破天荒なデザインにもかかわらず、対抗する並行面を出来るだけ無くす様に全体を変形させた変形多角形とし、且つ巨大なパオプオルガンと僅かに突出(凸)させた壁面とを合わせ、ステージ背後をランダム形状にし、2階席以上の背後の木製壁面も平面で有りながら天井に向かって僅かに拡がる様にスラントさせるなど「正数多角形アリーナ」に付きものの初期反響による「ワンワンエコー」と定在波の影響を見事に抑制している!

さらに2重らせん形状に配置した「テラスと軒先形状」が音響拡散体の役割を果たし、全館・全席に心地良い響きをもたらしている。

凝った作りの逆ドーム天井

ドーム天井という(音響的に)厄介な天井を他分割構造で見事に使い切った秀作!

更に壁とのつなぎ目は籠もり音の原因となる「狭角」わ無くす様に整形空調ダクトをうまく使った心憎いデザイン、醜悪な天井デザインで有名な愛知県芸術劇場コンサートホール(※紹介記事はこちら)と好対照。

パイプオルガン(音楽ホール)

スイス、クーン社製 71ストップ・パイプオルガンリモートコンソール付き を装備

ホール音響評価点:76点

§1,「定在波」対策評価点:50点/50点満点

  • ※各フロアーの配置・形状、壁面形状、をオーディエンス周辺壁面(概ね人の背の高さ:約1.8mの範囲内)の設えで評価する。
  • ※客席側壁がプレーンな垂直壁で 「完全平行・平面」の場合は、持ち点を満点x0.5=25点に減ずる。
  • ※障害エリア客席数/収容人員 の比率で持ち点から算出する。

§2、残響その1 「初期反射」軽減対策評価点:10点/25点満点

  • 木質パネル等持ち点25点から硬質壁在持ち点12点の間5段階持ち点評価。
  • 障害箇所1点/1箇所で持ち点から減点。
  • ※障害エリア客席数/収容人員 の比率で持ち点から算出する

§3,「客席配置」評価点:11点/20点満点

  • ※壁際通路、大向こう通路の有無、天井高さ、バルコニー・テラス部の軒先高さ、平土間部分の見通し(眺望)不良、それぞれ-1点/1箇所で持ち点から減点。
  • ※障害客席数/収容人員 の比率で持ち点から算出する

§4,残響その2「後期残響」への配慮評価点:5点/上限5

  • ※壁面形状、音響拡散体(相当要素)、テラス軒先形状、天井構成、その他の要素で評価。
  • ※上限5点の範囲内で上記1点/1アイテムで加算評価。

※関連記事 「ホール音響評価法についての提案」はこちら。

総評

さすがにコンクリート壁面直前には座席を配置しないようにされてはいるがそれでも1階フロアー1Cの17~34番は座席背後にコンクリート反響板が迫っておりいかがなものか?

特に最上階「下手・上手両バルコニー」席は背後が木質パネルということもあり、背後直近壁のオンパレード!

側壁直近に比べ直接耳障りな初期反響音は飛び込んでこないが、やはりあまり進められた物でもない!

算出に用いた値;

●定在波対策持ち点;50点

想定・定在波障害席数;0席

●初期反射持ち点 12点/素材点18点&障害発生個所6ケ所

初期反射障害1壁面障害 198席(18席/1C、39席/3RA、30席/3RB、54席/3LA、47席/3LB、10席/4C)

初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;198席

●客席配置持ち点 13点/障害発生個所7ケ所

眺望不良席数;20席/1F平土間中央部座席

音響不良席その1;定在波障害席0席

音響不良席その2 ;初期反射障害1壁面障害 198席(18席/1C、39席/3RA、30席/3RB、54席/3LA、47席/3LB、10席/4C)

音響不良席その3 ;初期反射障害2 天井高さ不足 0席

重複カウント ;ー0席

音響障害席総計;218席

詳細データ

  1. 所属施設/所有者 ミューザ川崎シンフォニーホール/川崎市
  2. 指定管理者/運営団体 川崎市文化財団 グループ/川崎市。
  3. 開館   2004年
  1. 設計  松田平田設計
  2. 総事業費 230億円
  3. 音楽ホールの年間日数稼働率 99%(平成19年度)、年間入場者数は約20万人!
  1. ホール様式 5フロアー、変形10角型『ワインヤードタイプ』音楽専用ホール。客席配置図・座席表はこちら
  2. 客席   収容人員 1997名、6フロアー、音響改善席
  3. 舞台設備 オープンステージ、16分割迫り上がりステージ
  4. その他の設備 パイプオルガン
  5. 付属施設 楽屋X12室、オーケストラホワイエ、ロビー、ドリンクコーナー、
    • 各種図面,備品リスト&料金表。
  6. 施設利用(利用料金等)案内 詳しくはこちら。

付属施設・その他 

デジタヌの独り言

イヤ参りました、モダニズム建築の巨匠故前川國男先生以外にもアリーナ(円形体育館)をコンサートホールに変貌させる、奇才がおられたとは....

全く素晴らしいの一言に尽きます。

デジタヌの知っておきたい豆知識

ミューザ川崎シンフォニーホールのある川崎市とこれ迄の歩み

東京都と接する神奈川県最東端に位置する、横浜市に次ぐ規模の政令指定都市。

県内唯一市内全域が旧武蔵国に属していた。

推計人口、1,509,887人/2018年4月1日

川崎-横浜 7分/¥220(JR)¥230( 京急)/10.4km

川崎-品川 9分/¥220(JR)¥230( 京急)/11.8km

維新以前から川崎大師がある町として有名で、日立、東芝、NEC、富士電機、キャノンなどの主力工場がある工業都市であると同時に、川崎競馬、川崎競輪、でもお馴染みのギャンブルタウンとしても有名。

大正モダニズムとともに西洋音楽普及の立役者となった「蓄音機」を国産化した日本蓄音機商会(現・日本コロムビア)が産声を上げた町としても名高い。

川崎市のこれまでの主立った出来事

また江戸幕府が成立したことで東海道や中原街道の重要性が高まり元和9年(1623年)川崎宿が正式な宿場に指定され、以後川崎宿は六郷の渡しの渡河点、及び川崎大師への玄関口として繁栄する。

明治5年6月5日(1872年7月10日) - 日本最初の鉄道開業(現東海道線)に伴い川崎駅が設置される。

1889年(明治22年) - 町村制施行により、後の市域を形成する橘樹郡川崎町が成立。
1899年(明治31年) - 大師電気鉄道(現在の京浜急行電鉄)が大師線の一部を開業する。
1910年(明治43年) - 日本蓄音機商会(現在は日本コロムビア)が川崎町で創業。
1912年(明治45年) - 神奈川県と東京府(現東京都)との境界が多摩川を境に整理される。
1912年(明治45年) - 日本鋼管(後にNKK、現在はJFEスチール)川崎製鉄所が設立。臨海部工業化の始まりとなる。
1924年(大正13年)7月1日 - 2町1村が合併して現在の川崎区西部と幸区東部で)川崎市誕生

1926年(大正15年)2月14日 - 東京横浜電鉄(現在の東急)東横線が小杉町内で開業。
1927年(昭和2年)3月9日 - 南武鉄道(現在のJR南武線)川崎駅 - 登戸駅が開業。
1927年(昭和2年)4月1日 - 小田急小田原線が全線開通、稲田登戸駅(現向ヶ丘遊園駅)が開業。
1927年(昭和2年)7月15日 - 玉川電気鉄道溝ノ口線(現東急田園都市線)開業。

1939年(昭和14年)4月1日 - 都筑郡の分割併合により埋立地を除き現在の市域が確定。
1944年(昭和19年)10月14日 - 川崎市電が開業
1945年(昭和20年)4月15日 - 川崎大空襲。
1966年(昭和41年) - 東急田園都市線溝の口駅 - 長津田駅が開業。

1968年(昭和43年)4月25日 - 東名高速道路が開通し、東名川崎IC(現宮前区)開設。
1969年(昭和44年)4月1日 - 市電が全廃。

1972年(昭和47年)4月1日 - 北九州市に次ぐ県庁所在地以外で全国2例目の政令指定都市になる。
1974年(昭和49年) - 小田急多摩線が開通、新百合ヶ丘駅、五月台駅、栗平駅、黒川駅が開設。
1974年(昭和49年) - 多摩区(現麻生区)で京王相模原線に若葉台駅が開設。
1980年(昭和55年) - 国鉄横須賀線が新川崎駅に移転。
1988年(昭和63年) - 川崎駅西口の再開発を巡ってリクルート事件が発覚、やがて中央政界に影響が波及する。
1997年(平成9年) - 東京湾アクアラインが開通。これにより千葉県とも隣接するようになった。
2004年(平成16年) - 川崎駅西口にミューザ川崎シンフォニーホール開館。


ミューザ川崎シンフォニーホールこれまでの歩み

1983年10月 : 川崎市が川崎駅西口整備事業として起案。
1989年10月 : 川崎市から旧住宅・都市整備公団(現都市再生機構)へ再開発事業の実施を要請
2002年11月 : 東京交響楽団がフランチャイズホールとして使用する協約締結。
2003年12月 : 併設「ミューザ川崎セントラルタワー」が竣工
2004年4月18日 : 「音楽のまち・かわさき」推進協議会発足
2004年7月1日 : 秋山和慶指揮/東京交響楽団 によるマーラー作曲交響曲第8番「千人の交響曲」でこけら落し公演。
2011年3月11日 : 東日本大震災被災、休館。
2013年4月1日 : リニューアルオープン。

ミューザ川崎シンフォニーホール以外の神奈川県のホールガイド

神奈川県下にある公共ホールのまとめ』ページはこちら。

ミューザ川崎シンフォニーホールの周辺観光スポット&イベント情報ガイド

『成田ゆめ牧場』などの『関東エリアの観光スポットまとめ』記事リンクはこちら。

『浅草サンバカーニバル』や鉄道イベントなどの『関東エリアの観光イベント情報』はこちら。

『ベルギービールウィークエンド横浜』などの『関東エリアのお酒イベント情報』はこちら。

『ラ・フォル・ジュルネ・TOKYO』や音楽コンクールなどの『首都圏エリアの音楽イベント情報』はこちら。

全国芸術祭情報はこちら。 

全国お祭りカレンダーはこちら。

トリップアドバイザーの周辺口コミガイドはこちら。

神奈川県の特産品&名物ガイド

『小田原かまぼこ』など神奈川県の名産品ガイドはこちら、『いづみ橋』など神奈川県の銘酒ガイドはこちら、『さがみビール』など関東エリアの地ビールガイドはこちら

公開:2017年9月 2日
更新:2018年8月19日

投稿者:デジタヌ

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